さくらんぼの塗り絵
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さくらんぼの特徴
つやつやの宝石! さくらんぼ!
さくらんぼは、小さくて丸い形と、つやつやした真っ赤な色が特徴的な果物です。枝に2つ仲良くくっついている姿がとても可愛らしく、まるで宝石のようです。甘酸っぱい味が美味しいので、そのまま食べるのはもちろん、ケーキやジャムなど、色々なものに使われます。
さくらんぼの起源
さくらんぼは、もともとトルコやコーカサス地方が原産地だと言われています。今からおよそ2,000年以上前に、ローマ帝国の兵士たちが、このさくらんぼをヨーロッパに広めました。日本には、明治時代になってから、外国から持ち込まれ、栽培が始まったと言われています。
どんなところにできるの?
さくらんぼは、涼しい気候の地域で育ちます。日本では、山形県や青森県、北海道などが、さくらんぼがたくさん作られている場所として有名です。太陽の光をたくさん浴びて、風通しの良い場所で育つと、美味しくて甘いさくらんぼになります。
さくらんぼができるまで
さくらんぼは、春になると桜に似た白い花をたくさん咲かせます。この花が、ミツバチなどの昆虫によって受粉すると、だんだんと小さな実に変わっていきます。最初は緑色ですが、太陽の光を浴びて、だんだんと赤色に熟していきます。
さくらんぼの色々な種類
日本には、たくさんの種類のさくらんぼがあります。
- 佐藤錦:日本で一番多く作られているさくらんぼです。甘みが強く、さくらんぼの王様と呼ばれています。
- 紅秀峰:佐藤錦よりも粒が大きく、果肉がしっかりしていて、甘みが強いのが特徴です。
- 月山錦:珍しい黄色いさくらんぼです。とても甘くて、さくらんぼの女王と呼ばれています。
栄養満点!
さくらんぼには、体に良い栄養がたくさん入っています。
- アントシアニン:目の疲れをとったり、体を元気にする働きがあります。
- カリウム:体の中のいらないものを出して、血圧を下げるのを助けるカリウムも含まれています。
さくらんぼの色を塗るコツ
色の選び方:つやつやした宝石を表現しよう!
さくらんぼのぬりえでは、その美味しそうな色と、つるつるした光沢を表現することがポイントです。赤色や黄色を使いながら、光が当たっているところや、影になっているところを工夫して塗ると、もっと本物らしくなります。
- さくらんぼの色の種類:
- 赤色:さくらんぼといえば、真っ赤なさくらんぼが思い浮かびます。赤色を基本に塗ります。少しだけピンク色やオレンジ色を混ぜて塗ると、優しい感じが出ます。
- 黄色:黄色いさくらんぼ(月山錦など)を塗る場合は、黄色を基本に塗ります。
- つるつるした光沢:
- さくらんぼの皮は、つるつるしていて光っています。光が当たっているところは、少しだけ白や薄い色を残しておきましょう。
- 濃い赤色を塗った上から、白い色鉛筆でスッと線を引いてみるのも、つやを出す方法です。
- 影の色:
- さくらんぼが重なっている部分や、ヘタの下側は、影になります。
- こういったところに、少し濃い赤色や茶色を重ねて塗ると、立体的に見えます。
- ヘタとつるの色:
- さくらんぼに付いているヘタとつるは、緑色や茶色で、葉っぱは緑色で塗りましょう。
- 背景の色:
- さくらんぼがなっているのは、さくらんぼ園です。緑色や水色などを組み合わせて、自然の中で育っているさくらんぼを表現してみましょう。
立体感を出す塗り方:「濃淡」と「影」を意識しよう!
さくらんぼの形は、丸くて可愛らしいです。この「濃淡」と「影」を上手に表現すると、ぬりえがもっと生き生きして見えます。
- 濃淡を出す場所:
- さくらんぼの丸い部分に、光が当たっているところを想像して、少し薄い色を残しておきましょう。
- 濃い色を塗った上から、白い色鉛筆でスッと線を引いてみるのも、つやを出す方法です。
- 影を出す場所:
- さくらんぼが重なっている部分や、ヘタの下側は、影になります。
- こういったところに、少し濃い色や茶色を塗ると、本物らしくなります。
絵の具や色鉛筆、画材のコツ!
- 色鉛筆:
- 力を入れて濃く塗ったり、力を抜いて薄く塗ったりすることで、濃淡を表現しやすいです。
- 赤色の上に、他の色(ピンクや茶色など)を重ねて塗ると、深みのある色になります。
- クレヨン:
- クレヨンで塗ると、つるつるした感じを出しやすいです。指でこすって色をぼかすこともできます。
- 絵の具:
- 赤色に少しだけ水を混ぜて、薄いピンク色を作り、光が当たっている部分に塗ってみましょう。乾いてから、もう一度濃い赤色を重ねて塗ると、深みが出ます。
きみの想像力と、自由な発想で、世界に一つだけの素敵なさくらんぼのぬりえを完成させてください!
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