ぶどうの塗り絵
難易度:
~

ぶどうの特徴
つぶつぶがたくさん! 甘くておいしいブドウ!
ブドウは、小さな実がたくさん集まって、ひとつの大きな房になっている果物です。紫色や緑色の色鮮やかな見た目と、甘くてジューシーな味が特徴です。そのまま食べるのはもちろん、ジュースやワイン、レーズンなど、いろいろなものに加工されて、世界中で親しまれています。
ブドウの起源
ブドウは、今からおよそ8,000年前に、コーカサス地方で、ワインを作るために栽培が始まったとされています。その後、メソポタミアやエジプト、ギリシャなどの古代文明に広まりました。シルクロードを通ってアジアに伝わり、日本には、中国からおよそ1,300年前に伝わったと言われています。
どんなところにできるの?
ブドウは、温かい地域で育ちます。日本では、山梨県や長野県、岡山県などが、ブドウがたくさん作られている場所として有名です。太陽の光をたくさん浴びて、風通しの良い場所で育つと、美味しくて甘いブドウになります。
ブドウができるまで
ブドウは、春になるとブドウの木に小さな白い花をたくさん咲かせます。この花が、だんだんと膨らんで、小さなブドウの実になっていきます。最初はとても小さくて硬いですが、夏から秋にかけて、太陽の光を浴びて、だんだんと大きくなり、美味しそうな色に熟していきます。
ブドウの色々な種類
日本には、たくさんの種類のブドウがあります。
- デラウェア:少し小さめの粒で、とても甘みが強いブドウです。皮をむくのが簡単なので、子供にも人気です。
- 巨峰:粒が大きくて、濃厚な甘みが特徴です。「ブドウの王様」とも呼ばれています。
- シャインマスカット:皮ごと食べられるブドウで、さわやかな甘さと、パリッとした食感が人気です。種がないので、食べやすいです。
- ピオーネ:巨峰と同じように粒が大きいブドウです。甘みが強く、ほどよい酸味があります。
- マスカット:きれいな緑色で、独特の爽やかな香りが特徴です。
- 甲斐路:赤紫色のきれいなブドウです。上品な甘みと香りが楽しめます。
栄養満点!
ブドウには、体に良い栄養がたくさん入っています。
- ポリフェノール:体の疲れをとったり、体を元気にする働きがあります。
- ブドウ糖:すぐにエネルギーになる糖分で、疲れた時に食べると、元気になります。
ぶどうの色を塗るコツ
色の選び方:つぶつぶした房を表現しよう!
ブドウのぬりえでは、その美味しそうな色と、つぶつぶした房を表現することがポイントです。紫や緑色を使いながら、光が当たっているところや、影になっているところを工夫して塗ると、もっと本物らしくなります。
- ブドウの色の種類:
- 紫色のブドウ:ブドウといえば、紫色のブドウが思い浮かびます。紫色を基本に塗ります。巨峰やピオーネを塗る時は、少し濃い紫で、デラウェアを塗る時は、少し明るい紫にすると、本物らしくなります。
- 緑色のブドウ:シャインマスカットなどの緑色のブドウを塗る場合は、緑色を基本に塗ります。黄緑色や、少しだけ黄色を混ぜると、爽やかな感じが出ます。
- つるつるした光沢:
- ブドウの皮は、つるつるしていて光っています。光が当たっているところは、少しだけ白や薄い色を残しておきましょう。
- 濃い紫色を塗った上から、白い色鉛筆でスッと線を引いてみるのも、つやを出す方法です。
- 影の色:
- ブドウの粒と粒の間や、房の下の部分は、影になります。
- こういったところに、少し濃い紫色や黒色を重ねて塗ると、立体的に見えます。
- ヘタとつるの色:
- ブドウの上についているヘタやつるは、茶色で、葉っぱは緑色で塗りましょう。
- 背景の色:
- ブドウがなっているのは、ブドウ畑です。緑色や水色などを組み合わせて、自然の中で育っているブドウを表現してみましょう。
立体感を出す塗り方:「濃淡」と「影」を意識しよう!
ブドウの粒は、丸くて可愛らしいです。この「濃淡」と「影」を上手に表現すると、ぬりえがもっと生き生きして見えます。
- 濃淡を出す場所:
- ブドウの粒の丸い部分に、光が当たっているところを想像して、少し薄い色を残しておきましょう。
- 濃い色を塗った上から、白い色鉛筆でスッと線を引いてみるのも、つやを出す方法です。
- 影を出す場所:
- ブドウの粒が重なっている部分や、下の部分は、影になります。
- こういったところに、少し濃い色や黒色を塗ると、本物らしくなります。
絵の具や色鉛筆、画材のコツ!
- 色鉛筆:
- 力を入れて濃く塗ったり、力を抜いて薄く塗ったりすることで、濃淡を表現しやすいです。
- 紫色の上に、他の色(ピンクや茶色など)を重ねて塗ると、深みのある色になります。
- クレヨン:
- クレヨンで塗ると、つるつるした感じを出しやすいです。指でこすって色をぼかすこともできます。
- 絵の具:
- 紫色に少しだけ水を混ぜて、薄い紫色を作り、光が当たっている部分に塗ってみましょう。乾いてから、もう一度濃い紫色を重ねて塗ると、深みが出ます。
きみの想像力と、自由な発想で、世界に一つだけの素敵なブドウのぬりえを完成させてください!
-
ぶどう
-
ぶどう2