スイカの塗り絵

難易度：

果物

最終更新日：2025.8.18

スイカの特徴とくちょう

大おおきくて丸まるい！夏なつの王様スイカ！

スイカは、大おおきくて丸まるい形かたちと、緑色みどりいろと黒色くろいろの縞模様しまもようが特徴的な果物くだものです。真っ赤あかな果肉かにくは甘あまくて、水分すいぶんがたっぷりなので、暑あつい夏なつに食たべると、とても美味おいしくて涼すずしい気持ちになります。「夏なつの王様」とも呼よばれ、みんなに人気にんきがあります。

スイカの起源きげん

スイカは、今いまから4,000年以上前に、アフリカ大陸の乾燥かんそうした場所ばしょで生いまれたと言われています。古代エジプトでは、すでに栽培さいばいされていて、壁画へきがにも描かかれています。水分すいぶんが豊富ほうふなので、砂漠さばくを旅たびする人ひとたちの、大切たいせつな飲み物ものでした。その後あと、シルクロードを通とおってアジアに伝つたわり、日本にほんには、中国ちゅうごくからおよそ300年ほど前まえに伝つたわったと言われています。

どんなところにできるの？

スイカは、温あたたかくて太陽たいようの光ひかりをたくさん浴あびる地域ちいきで育そだちます。地面じめんに這はうようにして育そだち、つるの先さきに大おおきな実みをつけます。日本にほんでは、夏なつになるとたくさんのスイカが作つくられます。鳥とりや動物どうぶつに食たべられないように、畑はたけで大切たいせつに育そだてられています。

スイカができるまで

スイカは、春はるから夏なつにかけて、黄色きいろい小ちいさな花はなを咲さかせます。この花はなが、ミツバチなどの昆虫こんちゅうによって受粉じゅふんすると、だんだんと膨ふくらんで、スイカの実みに変かわっていきます。最初さいしょはとても小ちいさな緑色みどりいろの実みですが、太陽たいようの光ひかりをたくさん浴あびて、だんだんと大おおきくなり、美味おいしそうな縞模様しまもようが出だてきます。

スイカの色々いろいろな種類しゅるい

スイカには、色々いろいろな種類しゅるいがあります。

大玉スイカ：一番一般的なスイカで、大おおきくて重かさいです。
小玉スイカ：小ちいさいスイカで、冷蔵庫れいぞうこにも入はいれやすく、食たべきりやすいので人気にんきがあります。
黄色きいろいスイカ：果肉かにくが黄色きいろい珍めずしいスイカです。甘あまみが強つよいのが特徴とくちょうです。
種無しスイカ：種たねがほとんどないスイカで、とても食たべやすいです。
四角しかくいスイカ：四角しかくい入はいれ物ものに入はいれて育そだてる、珍めずしいスイカです。プレゼントなどに使つかわれます。
黒くろいスイカ：真っ黒くろな皮かわのスイカで、とても珍めずしい高級品こうきゅうひんです。

栄養満点！

スイカには、体からだに良よい栄養えいようがたくさん入はいっています。

水分すいぶん：スイカのほとんどは水分すいぶんなので、熱中症ねっちゅうしょうの予防よぼうにとても役立ちます。
カリウム：体からだの中なかのいらないものを出だして、血圧けつあつを下したげるのを助たすけるカリウムが豊富ほうふです。
シトルリン：スイカにしか含ふくまれていない特別とくべつな成分せいぶんで、血ちの流ながれを良よくしたり、体からだを元気げんきにする働はたらきがあります。

スイカの色いろを塗ぬるコツ

色いろの選えび方かた：夏なつの涼すずしさを表現ひょうげんしよう！

スイカのぬりえでは、その美味おいしそうな色いろと、涼すずしい雰囲気ふんいきを表現ひょうげんすることがポイントです。緑色みどりいろや赤色あかいろ、そして黒くろを使つかいながら、光ひかりが当あたっているところや、影かげになっているところを工夫くふうして塗ぬると、もっと本物ほんものらしくなります。

スイカの皮かわの色いろ：
- 緑色みどりいろと黒色くろいろの縞模様しまもよう：緑色みどりいろの部分ぶぶんと、黒色くろいろの部分ぶぶんを丁寧ていねいに塗ぬり分けましょう。緑色みどりいろに少すこしだけ濃こい緑色みどりいろや茶色ちゃいろを混まぜて塗ぬると、本物ほんものらしい深ふかみが出だます。
- 光ひかりが当あたっているところは、少すこしだけ薄うすい緑色みどりいろを残のこしておきましょう。
スイカの果肉かにくの色いろ：
- 真っ赤あかな果肉かにくは、赤色あかいろで塗ぬります。少すこしだけピンク色いろやオレンジ色いろを混まぜて塗ぬると、美味おいしそうな感じが出だます。
- 果肉かにくの白しろい部分ぶぶんは、白しろで残のこしておきます。
種たねの黒色くろいろ：
- 種たねは、黒色くろいろで、少すこし大おおきめに描かき加くわえましょう。
背景はいけいの色いろ：
- スイカは、夏なつに食たべることが多おおいので、背景はいけいは青あおい空そらや太陽たいようなどを描かき加くわえて、夏なつらしい雰囲気ふんいきを表現ひょうげんしてみましょう。

立体感りったいかんを出だす塗ぬり方かた：「濃淡のうたん」と「影かげ」を意識いしきしよう！

スイカの形かたちは、丸まるくて大おおきいです。この「濃淡のうたん」と「影かげ」を上手じょうずに表現ひょうげんすると、ぬりえがもっと生いき生いきして見みえます。

濃淡のうたんを出だす場所ばしょ：
- スイカの丸まるい部分ぶぶんに、光ひかりが当あたっているところを想像そうぞうして、少すこし薄うすい色いろを残のこしておきましょう。
影かげを出だす場所ばしょ：
- スイカの下したの部分ぶぶんや、地面じめんに接せつしているところは、影かげになります。
- こういったところに、濃こい緑色みどりいろや黒色くろいろを塗ぬると、スイカがもっこりした立体的りったいてきな感じになります。

絵えの具ぐや色鉛筆いろえんぴつ、画材がざいのコツ！

色鉛筆いろえんぴつ：
- 力ちからを入はいれて濃こく塗ぬったり、力ちからを抜ぬいて薄うすく塗ぬったりすることで、濃淡のうたんを表現ひょうげんしやすいです。
- 緑色みどりいろの上うえに、他ほかの色いろ（黒くろや茶色ちゃいろなど）を重かさねて塗ぬると、深ふかみのある色いろになります。
クレヨン：
- クレヨンで塗ぬると、つるつるした感じを出だしやすいです。指ゆびでこすって色いろをぼかすこともできます。
絵えの具ぐ：
- 緑色みどりいろに少すこしだけ水みずを混まぜて、薄うすい緑色みどりいろを作つくり、光ひかりが当あたっている部分ぶぶんに塗ぬってみましょう。乾かわいてから、もう一度濃い緑色みどりいろを重かさねて塗ぬると、深ふかみが出だます。