梨の塗り絵

どんな果物くだもの？

梨なしは、シャリシャリとした歯はごたえと、みずみずしい甘あまさが特徴とくちょうの果物くだものだよ。水分すいぶんがたくさん含ふくまれていて、秋あきの暑あつい日ひに食たべると、とてもさっぱりして気持ちいいね。

どんな種類しゅるいがあるの？

梨なしには、たくさんの種類しゅるいがあるんだ。大おおきく分わけると、日本にほんで昔むかしから作つくられている「和梨わざなし」と、海外かいがいから来きた「洋梨ようなし」があるよ。

• 幸水こうすい：和梨わざなしの代表的な種類しゅるいだよ。甘あまみが強つよくて、果汁かじゅうがたっぷりの梨なしだね。
• 豊水ほうすい：幸水こうすいよりも少すこし大おおきくて、甘あまさと酸さんっぱさのバランスがとれているのが特徴とくちょうだよ。
• 二十世紀梨にじゅっせいきなし：さっぱりとした甘あまさと、シャキシャキした歯はごたえが特徴とくちょうだよ。
• 新高にいたか：日本にほんの和梨わざなしの中でも、とくに大おおきい種類しゅるいだよ。
• ラ・フランス：洋梨ようなしの代表的な種類しゅるいだよ。形かたが少すこしごつごつしていて、食たべ頃ごろになると、とろけるようにやわらかくなるんだ。

なぜシャリシャリするの？

梨なしのシャリシャリした食感しょっかんは、果肉かにくの中にふくまれている「石細胞せきさいぼう」というものが理由りゆうだよ。この石細胞せきさいぼうが、梨なしを食たべるときに、あの独特の食感しょっかんを生うみ出だしているんだ。

いつが旬しゅんなの？

梨なしは、夏なつの終おわりから秋あきにかけてが旬しゅんだよ。とくに、8月から10月ごろに、いちばんおいしい梨なしを食たべることができるんだ。

色いろの選えび方ほう：みずみずしい感かんじを表現ひょうげんしよう！

梨なしのぬりえは、みずみずしくておいしそうな感かんじを出だすのがポイントだよ。

• 皮かわの色いろ：梨なしの皮かわは、うすい黄緑色や茶色ちゃいろっぽい黄色きいろをしているね。黄色きいろや緑みどり、茶色ちゃいろを少すこしずつ混まぜて、まだらもようを表現ひょうげんしてみよう。
• 果肉かにく（かな？）：もし、半分はんぶんに切きった梨なしのぬりえなら、果肉かにくをうすい黄色きいろや白色で塗ぬってみよう。

立体感りったいかんを出だす塗ぬり方ほう：「かげ」と「ひかり」を意識いしきしよう！

梨なしの丸まるい形かたを、立体的りったいてきに見みせる工夫くふうをしてみよう。

• かげになる場所ばしょ：梨なしのくぼんでいる部分ぶぶんや、下側したがわに、少すこし濃こい色いろを重かさねて塗ぬると、まるみが感かんじられるようになるよ。
• ひかりが当あたる場所ばしょ：梨なしのもりあがっている部分ぶぶんは、少すこし薄うすい色いろにすると、つやつやして見みえるよ。

ぬりえを楽たのしむためのヒント！

• 背景はいけいを描かき加くわえてみよう！
  • 梨なしは、木きになっているね。背景はいけいに葉はっぱや枝え、空そなどを描かき加くわえてみると、まるで木きからとれたてみたいになるよ！
• 自由じゆうに表現ひょうげんしよう！
  • ぬりえの梨なしを、好きな色いろで自由じゆうに塗ぬってみよう！虹色の梨なしや、水玉みずたまもようの梨なしも、きっとかわいいね！