パイナップルの塗り絵

パイナップルの特徴
ギザギザの葉っぱと甘い香り! パイナップル!
パイナップルは、ゴツゴツとした皮と、上についているギザギザの葉っぱが特徴的な果物です。甘酸っぱい香りと、ジューシーな果肉がとても美味しいので、そのまま食べるだけでなく、ジュースやパイナップルケーキなど、色々なものに使われます。南国のフルーツとして、みんなに人気があります。
パイナップルの起源
パイナップルは、もともとブラジルという南アメリカの国で、何千年も前から作られていました。そこから世界中に広まり、コロンブスがアメリカ大陸を発見した時にヨーロッパに持ち帰られました。パイナップルの形が松ぼっくり(パイン)に似ていて、リンゴのように甘い(アップル)ことから、「パイナップル」と名付けられました。
どんなところにできるの?
パイナップルは、熱帯や亜熱帯の、暖かくて太陽の光をたくさん浴びる地域で育ちます。フィリピンやタイ、コスタリカなどが、パイナップルがたくさん作られている国として有名です。畑の地面に、まるでサボテンのような葉っぱを持つ植物が生えていて、その真ん中からパイナップルの実ができます。
パイナップルができるまで
パイナップルは、とてもユニークな育ち方をします。
- 花が咲く:まず、パイナップルの葉っぱの間から、小さな紫色の花がたくさん咲きます。
- 実がなる:この小さな花一つ一つが、だんだんと膨らんで、パイナップルの実になっていきます。一つ一つの実がくっついて、大きなパイナップルになるのです。
- 収穫:パイナップルは、黄色く熟したら収穫します。まだ青いうちは、酸っぱくて食べられません。
栄養満点!
パイナップルには、体に良い栄養がたくさん入っています。
- ビタミンC:風邪をひきにくくしたり、お肌をきれいにするためのビタミンCが豊富です。
- 食物繊維:お腹の調子を整えるための食物繊維もたくさん入っています。
- ブロメライン:パイナップルにしか含まれていない特別な成分で、お肉を柔らかくしたり、消化を助けたりする働きがあります。
パイナップルの葉っぱの秘密
パイナップルの上についている葉っぱは、とても硬くてギザギザしています。この葉っぱは、パイナップルの実を強い太陽の光から守ったり、動物に食べられないようにする役割を持っています。
パイナップルの色を塗るコツ
色の選び方:南国フルーツの色を表現しよう!
パイナップルのぬりえでは、その美味しそうな黄色と、ゴツゴツした皮、そしてギザギザの葉っぱを表現することがポイントです。黄色や茶色、緑色を使いながら、光が当たっているところや、影になっているところを工夫して塗ると、もっと本物らしくなります。
- パイナップルの実の色:
- 実の色は、基本は黄色で塗ります。ゴツゴツした模様の溝の部分は、少し濃い黄色や薄い茶色を重ねて塗ると、立体的に見えます。
- 完熟しているパイナップルは、少しオレンジ色を混ぜて塗ると、より美味しそうに見えます。
- ギザギザの葉っぱの色:
- 葉っぱは、緑色で塗ります。葉っぱの先は、少し薄い黄色や茶色を混ぜて塗ると、本物らしくなります。
- つるつるした光沢:
- パイナップルの実は、つるつるしていて光っています。光が当たっているところは、少しだけ白や薄い黄色を残しておきましょう。
- 黄色で塗った上から、白い色鉛筆でスッと線を引いてみるのも、つやを出す方法です。
- 影の色:
- 実のくぼんでいる部分や、葉っぱの下の部分は、影になります。
- こういったところに、少し濃い色や茶色を塗ると、本物らしくなります。
- 背景の色:
- パイナップルがなっているのは、南国です。青い空、白い雲、ヤシの木などを描き加えて、南国の雰囲気を表現してみましょう。
立体感を出す塗り方:「濃淡」と「影」を意識しよう!
パイナップルの形は、ゴツゴツしていて丸みがあります。この「濃淡」と「影」を上手に表現すると、ぬりえがもっと生き生きして見えます。
- 濃淡を出す場所:
- パイナップルの実の丸い部分に、光が当たっているところを想像して、少し薄い色を残しておきましょう。
- ゴツゴツした模様一つ一つを、濃い色と薄い色で塗り分けると、立体感が出ます。
- 影を出す場所:
- 実の下の部分や、葉っぱの下側は、影になります。
- こういったところに、少し濃い黄色や茶色を塗ると、本物らしくなります。
絵の具や色鉛筆、画材のコツ!
- 色鉛筆:
- 力を入れて濃く塗ったり、力を抜いて薄く塗ったりすることで、濃淡を表現しやすいです。
- 黄色の上に、他の色(茶色やオレンジなど)を重ねて塗ると、深みのある色になります。
- クレヨン:
- クレヨンで塗ると、ゴツゴツした感じを出しやすいです。指でこすって色をぼかすこともできます。
- 絵の具:
- 黄色に少しだけ水を混ぜて、薄い黄色を作り、光が当たっている部分に塗ってみましょう。乾いてから、もう一度濃い黄色を重ねて塗ると、深みが出ます。
きみの想像力と、自由な発想で、世界に一つだけの素敵なパイナップルのぬりえを完成させてください!
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パイナップル