川崎大師の塗り絵
川崎大師の特徴
厄よけで有名なお寺
川崎大師は、神奈川県川崎市にあるお寺だよ。正式な名前は平間寺というんだ。
弘法大師という、むかしのえらいお坊さんをまつっていて、「厄よけのお大師さま」として親しまれているよ。
わざわいをはらって、元気にすごせるようにお願いする人が、一年じゅうたくさんおまいりに来るんだ。
初詣に来る人は、全国でトップクラス
お正月の初詣には、毎年300万人ほどの人がおとずれるよ。
明治神宮や成田山新勝寺とならんで、日本でいちばんにぎわう初詣の場所のひとつなんだ。
門前の仲見世通りには、せきどめのあめを「トントコトン」とリズムよく切るお店がならんでいて、にぎやかな音が聞こえてくるよ。
八角形の五重塔
1枚目の塗り絵は、境内に立つ八角五重塔だよ。
ふつうの五重塔は、上から見ると四角い形をしているね。でも、この塔は八角形なんだ。
屋根のかどが8つあって、どの向きから見ても、まるくおだやかな形に見えるよ。
1984年に、弘法大師がなくなって1150年になるのを記念して建てられたんだ。東寺の五重塔とくらべてみると、形のちがいがよくわかるね。
大山門と大本堂
2枚目は、おまいりの入り口にある大山門。2階建ての大きな門で、1階の左右には大きなちょうちんが下がっているよ。
3枚目は、お寺の中心の大本堂だよ。2段の大きな屋根がそり上がり、手前にはけむりの出る香炉と、石の灯籠がならんでいるんだ。
香炉のけむりを体にあてると、わるいところがよくなると言われているよ。
3枚の塗り絵のちがい
1枚目の五重塔は、背景のない塔だけの絵で、はじめてでもぬりやすいよ。
2枚目の大山門は、門の奥に境内が少し見える、背景のある絵なんだ。
3枚目の大本堂は、屋根の瓦を1まいずつ、軒の下の組み木をはしからはしまで描きこんだ細密画だよ。
香炉や灯籠、石だたみの目地まで描いてあるので、大人の人も時間をかけてじっくりぬれるよ。
お正月の前に、家族でそれぞれ好きな1枚をえらんでぬってみてね。
川崎大師の色を塗るコツ
五重塔は朱色が主役
八角五重塔は、柱と手すりを朱色、屋根をこい灰色でぬると、本物に近くなるよ。
屋根のうら側は、軒のならんだ木を黄土色にすると、あざやかな朱色がひきたつんだ。
てっぺんの相輪は、金色か黄色でぬって、きらりと光らせよう。
大山門は、こげ茶と白
大山門の柱や軒は、こげ茶でぬろう。
かべの白いところは、ぬらずに白く残すと、木の色がひきしまって見えるよ。
ちょうちんは、赤や朱色でぬると、門がぱっと明るくなるんだ。
大本堂は、屋根の色をそろえて
大本堂の大きな屋根は、瓦の線がびっしりならんでいるね。
青みのある灰色で、1本ずつ同じ向きにぬっていくと、きれいにそろうよ。
手前の香炉と灯籠は、緑青色やうすい灰色にすると、石や金物らしくなるんだ。
石だたみは、1まいおきに少しこさをかえてぬると、広い境内らしくなるよ。
空と境内で、季節を出そう
背景のある2枚目と3枚目は、空を水色でぬると、晴れた日のおまいりの景色になるよ。
お正月らしくしたいときは、空をうすい水色、石だたみを明るい灰色にして、ちょうちんの赤をひきたてよう。
夕方の景色にしたいときは、空をオレンジやうすいむらさきにするのも楽しいよ。
同じ絵でも、空の色をかえるだけで、ふんいきががらりとかわるんだ。
川崎大師の豆知識
海からひきあげた木像
川崎大師のはじまりは、900年ほど前の1128年と言われているよ。
漁師の平間兼乗という人が、海で網にかかった弘法大師の木像をひきあげて、小さなお堂にまつったのがはじまりなんだ。
お寺の名前の「平間寺」は、この人の名前から来ているよ。
戦争のあとに建てなおされた
川崎大師のお堂の多くは、戦争のときの空襲で焼けてしまったんだ。
いまの大本堂や大山門は、そのあとに、たくさんの人の力で建てなおされたものだよ。
京急大師線の終点ちかく
川崎大師には、京急大師線の川崎大師駅から歩いて行けるよ。
この線路は、もともと、川崎大師へおまいりする人をはこぶために作られた鉄道なんだ。
八角形は、まるい心
八角形の塔は、日本ではあまり見られない、めずらしい形なんだ。
角が8つある形は、まるに近く、おだやかでまるい心をあらわしているとも言われているよ。
塔の中には、お釈迦さまのほか、いろいろな仏さまがまつられているんだ。
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川崎大師の八角五重塔
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川崎大師の大山門
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川崎大師の大本堂(細密)
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