ひらがな「びゃ」の塗り絵
ひらがな「びゃ」の特徴
「びゃっこ」の「びゃ」
この塗り絵の文字は、ひらがなの「びゃ」だよ。
ことばは「びゃっこ」だよ。漢字では「白虎」と書いて、白いとらのことなんだ。
むかしの中国から伝わったお話では、びゃっこは、方角を守る神さまの生き物とされているよ。
左の絵には、白いとらが1頭、横を向いて堂々と立っているね。
体のしまもようは、線で輪郭だけが描いてあるよ。
2つの字で1つの音
「びゃ」は、「び」と小さい「ゃ」の2つの字を組み合わせて書くよ。
2つの字を書くけれど、読むときは「び」「や」と分けずに、1つの音としていっしょに言うんだ。
このような音を拗音というよ。
大きい「や」で「びや」と書くと、2つの音になって、べつのことばになってしまうこともあるね。
小さい字があるかないかで、音が変わるんだよ。
「びゃ」の成り立ち
「び」は、「ひ」にてんてん(濁点)をつけた字だよ。
ひらがなは、むかしの人が漢字をくずして書いたところから生まれた文字だよ。
「ひ」は、漢字の「比」をくずした形から生まれたんだ。
小さい「ゃ」は、ふつうの大きさの「や」を小さく書いたもので、「や」は漢字の「也」をくずした形がもとになっているよ。
大むかしの漢字が、長い時間をかけて、いまのやさしい形になったんだね。
書き方のポイント
「ひ」は1画で書くよ。
左上から書きはじめて、下へ大きくまるくまわり、右上へ上がったら、最後に少し下へおろすんだ。
まん中のふくらみを、左右つりあうように書くときれいだよ。
てんてんは、字を書き終わってから、右上に2つの短い点を書くんだ。
小さい「ゃ」は、横書きのときはますの左下に小さく書くよ。たて書きのときは、右上に小さく書くんだ。
てんてんと「ゃ」の場所を、まちがえないようにしようね。
「びゃ」が入ることば
「びゃ」で始まることばは、あまり多くないよ。
「びゃっこ」のほかに、夜になっても空が明るい「びゃくや」(白夜)などがあるんだ。
じつは、数の「さんびゃく」(300)にも「びゃ」が入っているよ。
「ひゃく、にひゃく、さんびゃく」と数えてみると、「ひゃ」が「びゃ」に変わるのがわかるね。
声に出して、音のちがいをたしかめてみよう。
ひらがな「びゃ」の色を塗るコツ
大きな「びゃ」は、好きな色で
右上の大きな「びゃ」は、ふちの中を好きな色でぬってみよう。
白いとらが目立つように、青やむらさき、金色など、こい色にするのもいいね。
「び」と「ゃ」、てんてんで色を変えると、字のしくみがよくわかるよ。
白いとらは、白を残して
びゃっこは白いとらなので、体は白のまま残すのがおすすめだよ。
おなかや足のかげになるところに、うすい灰色やうすい水色を少しだけのせると、白い毛がふっくら見えるんだ。
しまもようは、こい灰色や黒でぬると、白い体にくっきりうかぶよ。
目は青や金色、鼻はうすいピンクにしてみてね。
まわりをこい青やむらさきでぬると、白いとらがいっそう光って見えるよ。
雲や風の線をかき足すと、神さまの生き物らしくなるね。
なぞり書きは、えんぴつで
右下のますには、うすい灰色の「びゃ」が4組ならんでいるよ。
えんぴつを正しく持って、灰色の線の上を、はみ出さないようにゆっくりなぞってみてね。
ますの中のたてと横の中心線を目じるしにすると、字の大きさや場所がわかりやすいよ。
てんてんは右上、小さい「ゃ」はますの左下と、場所に気をつけてね。
1組なぞるごとに、声に出して「びゃ」と読んでみよう。
4組ぜんぶなぞれたら、ますの外にも自分で書いてみてね。
ひらがな「びゃ」の豆知識
4つの方角を守る生き物
むかしの中国の考え方では、東・西・南・北の4つの方角を、4ひきの生き物が守っているとされたよ。
東は青い竜の青龍、西は白いとらの白虎、南は赤い鳥の朱雀、北はへびのからみついたかめの玄武なんだ。
この4ひきをまとめて「四神」とよぶよ。
古墳の中の白虎
奈良県のキトラ古墳という古いお墓の中のかべには、四神の絵が描かれているよ。
西のかべには、白虎の絵があるんだ。
1300年ほど前に描かれた絵が、いまも残っているんだよ。
本当にいる白いとら
動物園などで、本物の白いとらを見られることがあるよ。
ふつうのとらと同じなかまだけれど、生まれつき毛の色がうすくなる性質をもっているんだ。
白いとらは、目が青いことが多いよ。
しまもようは、1頭ずつちがう
とらのしまもようは、1頭ずつ、みんなちがう形をしているよ。
人の指もんのように、もようでとらを見分けることができるんだ。
塗り絵のびゃっこのしまも、じっくり見てみてね。
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「びゃ」のなぞり書き(びゃっこ)
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