ランドセルの塗り絵
ランドセルの特徴
6年間の大切な相棒!ランドセル
ランドセルは、日本の小学生が毎日使う特別なカバンだよ。6年間という長い間、雨の日も風の日も、みんなの教科書やノートをしっかり守ってくれるんだ。とても丈夫に作られているから、卒業するまでずっと一緒にいられる、世界に誇れる日本の文化の一つなんだよ。
ランドセルの歴史と進化
ランドセルの始まりは、今から150年くらい前の江戸時代までさかのぼるよ。もともとは軍隊の兵隊さんが荷物を運ぶためのカバンだったんだ。それがどうして今の形になったのか見てみよう。
- オランダからやってきた:江戸時代、オランダから「ランセル」という背負いカバンが伝わったのが始まりだよ。「ランドセル」という名前は、この「ランセル」がなまって聞こえたものなんだ。
- 学習院初等科での採用:明治時代に、今の学習院という学校で「教育の場での平等」を重視して、馬車や人力車での通学を禁止し、「自分の荷物は自分で持つ」というルールを作ったんだ。両手が自由に使えて、持ち運びのしやすさが評価されたんだって。
- 箱型のランドセルへ:最初は布製のリュックのような形だったけど、1887年(明治20年)に後の大正天皇の入学祝いとして、当時の内閣総理大臣・伊藤博文が箱型の革製ランドセルを献上したんだ。これが現在のランドセルの直接の原型と言われているよ。
- 色の変化:昔は男の子は黒、女の子は赤が当たり前だったけど、2000年代に入ってから、ピンク、青、茶色、紫など、たくさんの色のランドセルが作られるようになったよ。
使いやすさのひみつ
ランドセルには、重い荷物を入れても疲れにくくするための、すごい工夫がたくさん隠されているよ。
- 背負いベルト(背カン):ベルトの付け根が左右に動くようになっているよ。これで、体が大きくなっても肩にフィットして、重さを分散してくれるんだ。
- 背中のクッション:背中に当たる部分は、通気性が良くて柔らかいクッションになっているよ。夏でも蒸れにくく、背中が痛くならない工夫だね。
- 丈夫な素材:牛の革や、人工皮革(クラリーノなど)が使われているよ。特に人工皮革は、軽くて水に強いから、雨の日でも安心なんだ。高級なコードバンは馬のお尻の革で、「革のダイヤモンド」と呼ばれる、とっても頑丈な素材だよ。
- 反射材(リフレクター):暗い道でも車からよく見えるように、光をはね返すシールがついているよ。みんなの安全を守る大事なパーツだね。
ランドセルの色を塗るコツ
色の選び方
ランドセルのぬりえを塗るときは、自分の好きな色や、憧れの色を自由に使ってみよう!
- メインの色:最近はネイビーやラベンダー、ミントグリーンなども人気だよ。フチの色を変えて「コンビカラー」にするのもおしゃれだね。
- 金具の部分:かぶせ(フタ)の鍵やベルトの金具は、金色や銀色で塗ると、本物みたいな高級感が出るよ。
- 背中の部分:背中に当たるクッションは、白や薄いピンク、薄い水色で塗ると、柔らかそうな感じが表現できるよ。
- 刺繍:ランドセルにはハートやリボン、ドラゴンのような刺繍が入っているものもあるよ。自由に描いて塗ってみよう。
質感を表現しよう!
ランドセルのピカピカした感じや、使い込んだ感じを出してみよう。
- つや出し:光が当たっている部分を少し白く塗り残すと、革のツヤツヤした質感が出るよ。
- ステッチ(ぬい目):ランドセルのフチにあるぬい目を、本体とは別の色で細かく点々と描くと、とてもリアルに見えるよ。
思い出を描き加えよう
ランドセルの周りに、きみの好きなものを描き足してみよう。キーホルダーをつけてみたり、防犯ブザーを描いたりすると、自分だけのオリジナルランドセルになるね。ランドセルを開けて、中から教科書や筆箱が飛び出している様子を描くのも楽しいよ!
ぬりえを楽しむためのヒント!
虹色のランドセルや、宇宙の模様が描かれたランドセルがあってもいいんだ!「もしこんなランドセルがあったら最高だな」と思うデザインで、自由に色を塗ってみてね。
ランドセルの豆知識
名前の由来はオランダ語
「ランドセル」という言葉は、日本語でも英語でもないんだ。オランダ語でバックパックを意味する「ransel(ランセル)」が、当時の日本人には「ランドセル」と聞こえたことがきっかけだよ。
実は日本にしかない独特な文化
小学生がみんなおそろいの箱型カバンを背負って登校するのは、世界的に見ても珍しい日本の文化なんだ。今ではそのデザイン性と丈夫さが海外でも評価されて、大人用のおしゃれなバッグとして使われることもあるんだよ。
すごい耐久性
ランドセルの中には、強い芯材が入っているよ。これは、もし転んでしまった時にランドセルがクッションになって、子供の頭を打つのを防ぐ役割があるんだ。大人が乗ってもつぶれないくらい丈夫に作られているものもあるんだよ。
自動で閉まる魔法の鍵
最近のランドセルの多くは「ワンタッチロック」という機能がついているよ。フタを閉めて金具を軽く押さえるだけで、自動でカチッと鍵が回るんだ。これで、鍵をかけ忘れてお辞儀をした時に、中身が全部飛び出す心配もなくなったんだね。
6年後は「ミニランドセル」に変身
卒業して使わなくなったランドセルを、手のひらサイズの「ミニランドセル」に作り直してくれるサービスがあるよ。大切な6年間の傷や思い出をそのまま残して、大人になっても飾っておけるんだ。
安全を守る「黄色いカバー」
小学1年生がよくつけている黄色いカバー。これは、交通安全のために目立つ色にしているだけじゃないんだ。ランドセルを傷から守る役割もあるけれど、一番は周りの大人たちに「まだ歩くのが慣れていない1年生だから、優しく見守ってね」というメッセージを伝えているんだよ。
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ランドセル1
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ランドセル2
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