オオスズメバチの塗り絵

難易度:

オオスズメバチの特徴(とくちょう)

名前(なまえ)の 由来(ゆらい)と 英語(えいご)での 呼(よ)び方(かた)

オオスズメバチは、日本(にっぽん)にいるハチの中(なか)で一番(いちばん)大(おお)きくて強(つよ)いハチなんだ。「スズメバチ」っていう名前(なまえ)は、大(おお)きさがスズメくらい大(おお)きいからとか、巣(す)の模様(もよう)がスズメの羽(はね)の模様(もよう)に似(に)ているから、という理由(りゆう)でつけられたと言(い)われているよ。その中(なか)でも一番(いちばん)大(おお)きいから「大(オオ)」がついたんだね。

英語(えいご)では「Asian giant hornet(アジアの 巨大(きょだい)な スズメバチ)」って呼ばれているよ。外国(がいこく)で見(み)つかったときは、その怖(こわ)さから「殺人(さつじん)バチ」なんて呼ばれてニュースになったこともあるんだ。

いつの 時期(じき)に 見れるの?

オオスズメバチが元気(げんき)に動(うご)き回(まわ)るのは、春(はる)から秋(あき)にかけての4月(がつ)から11月(がつ)ごろだよ。 春(はる)になると、冬眠(とうみん)から覚(さ)めた女王蜂(じょおうばち)がたった1匹(ひき)で巣(す)を作(つく)り始(はじ)めるんだ。夏(なつ)に向(む)かって働き蜂(はち)がどんどん増(ふ)えて、新(あたら)しい女王蜂(じょおうばち)やオス蜂(はち)を育(そだ)てる秋(あき)(9月(がつ)から10月(がつ))が一番活発(いちばんかっぱつ)で、怒(おこ)りっぽくなる時期(じき)なんだよ。寒(さむ)くなってくると、新(あたら)しい女王蜂以外(じょおうばちいがい)のハチはみんな死(し)んでしまって、新(あたら)しい女王蜂(じょおうばち)だけが土(つち)の中(なか)などで冬(ふゆ)を越(こ)すんだ。

どこに 住(す)んでいるの? 見れる 地域(ちいき)

日本(にっぽん)では北海道(ほっかいどう)から本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)まで、いろんなところに住(す)んでいるよ。 都会(とかい)よりも、木(き)がたくさんある森(もり)や林(はやし)に多(おお)いんだ。ほかのスズメバチは木(き)や家(いえ)の軒下(のきした)に巣(す)を作るけれど、オオスズメバチはネズミやヘビが掘(ほ)った「土(つち)の中(なか)の穴(あな)」や、木(き)の根元(ねもと)の隙間(すきま)に巣(す)を作るのが特徴(とくちょう)なんだ。だから、山(やま)や森(もり)に遊(あそ)びに行(い)くときは、足元(あしもと)にハチが出入(でい)りする穴(あな)がないか気(き)をつけてね!

何(なん)を 食(た)べているの?

オオスズメバチはお肉(にく)が大好(だいす)きなハンターだけど、大人(おとな)と赤(あか)ちゃんで食(た)べるものが違(ちが)うんだよ。

  • 大人(おとな)のハチ(働き蜂(はち))の ごはん: 大人(おとな)のハチは喉(のど)がとても細(ほそ)くて、お肉(にく)をそのまま飲(の)み込(こ)めないんだ。だから、クヌギの木(き)の樹液(じゅえき)をなめたり、赤(あか)ちゃん(幼虫(ようちゅう))に獲物(えもの)をあげたときに赤(あか)ちゃんが出(だ)してくれる「栄養(えいよう)たっぷりの透明(とうめい)なジュース」をなめてパワーをもらっているんだよ。

  • 赤(あか)ちゃん(幼虫(ようちゅう))の ごはん: 働き蜂(はち)は、カマキリやバッタ、コガネムシ、さらにはミツバチやほかのスズメバチの巣(す)を襲(おそ)って獲物(えもの)を捕(つか)まえるんだ。強(つよ)いアゴでお肉(にく)を噛(か)み砕(くだ)いて「肉団子(にくだんご)」にしてから、巣(す)に持(も)ち帰(かえ)って赤(あか)ちゃんに食(た)べさせるんだよ。

どれくらい 生(い)きるの? 寿命(じゅみょう)

どんな役割(やくわり)を持っているかで、生(い)きられる長(なが)さが全然(ぜんぜん)違(ちが)うんだ。

  • 働き蜂(はち)・オス蜂(はち): 夏(なつ)から秋(あき)にかけて活躍(かつやく)して、寿命(じゅみょう)はだいたい1ヶ月(かげつ)から長(なが)くても2ヶ月(かげつ)くらい。冬(ふゆ)が来(く)る前(まえ)にみんな死(し)んでしまうんだ。

  • 女王蜂(じょおうばち): 秋(あき)に大人(おとな)になった新(あたら)しい女王蜂(じょおうばち)は、土(つち)の中(なか)で厳(きび)しい冬(ふゆ)を越(こ)すよ。次(つぎ)の年(ねん)の春(はる)に目覚(めざ)めて巣(す)を作(つく)り、秋(あき)に一生(いっしょう)を終(お)えるまで、だいたい1年(ねん)くらい生(い)きるんだ。

そのほかの 特徴(とくちょう)

  • 世界最大級(せかいさいだいきゅう)の 大(おお)きさと 強(つよ)い アゴ: 女王蜂(じょおうばち)は4.5センチくらい、働き蜂(はち)でも3センチから4センチくらいある、世界(せかい)でもトップクラスの大(おお)きさのスズメバチなんだ。獲物(えもの)を噛(か)みちぎるための、太(ふと)くて強(つよ)いアゴを持っているよ。

  • 強力(きょうりょく)な 毒(どく)と 性格(せいかく): 毒(どく)の量(りょう)がとても多くて、いろんな成分(せいぶん)が混(ま)ざった強力(きょうりょく)な毒(どく)を持っているんだ。巣(す)に近(ちか)づく相手(あいて)には、仲間(なかま)と一緒(いっしょ)に容赦(ようしゃ)なく襲いかかってくる、とても怒(おこ)りっぽい性格(せいかく)だよ。黒(くろ)い色(しょく)や、急(きゅう)に動(うご)くものに向(む)かっていくから、もし山(やま)で出(で)会(あ)ったら、大声(おおごえ)を出(だ)したり手(て)で払(はら)ったりしないで、静(しず)かにゆっくり後(うし)ろに下(さ)がって逃(に)げようね。

オオスズメバチの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

強そうな お顔(かお)と 背中(せなか)を 塗(ぬ)ろう

オオスズメバチのお顔(かお)は、とても迫力(はくりょく)があるよ。

  • お顔(かお): 全体(ぜんたい)を「鮮(あざ)やかなオレンジ色(しょく)」や「山吹色(やまぶきいろ)」で塗(ぬ)ってみてね。おでこにある3つの小(ちい)さな目(め)と、横(よこ)にある大(おお)きな目(め)は「こげ茶色(ちゃいろ)」や「黒(くろ)」で塗(ぬ)ろう。強(つよ)いアゴの先(さき)っぽを少(すこ)し黒(くろ)っぽくすると、もっと強そうに見えるよ。

  • 背中(せなか)(胸部(きょうぶ)): 羽(はね)が生(は)えている背中(せなか)の部分(ぶぶん)は基本的(きほんてき)に「黒(くろ)」だよ。でも、ただ真っ黒(くろ)にするんじゃなくて、光(ひかり)が当(あ)たって少(すこ)し出(で)っ張っているところに「グレー」や「薄(うす)い青紫色(あおむらさきいろ)」を少(すこ)し塗(ぬ)ってみて。そうすると、昆虫(こんちゅう)の硬(かた)いツルッとした体(からだ)の感(かん)じがリアルに出(で)るんだ。

危険(きけん)を 知(し)らせる しましま模様(もよう)

スズメバチといえば、黄色(きいろ)と黒(くろ)のかっこいい警戒色(けいかいしょく)だね。

  • ベースの色(しょく): お腹(なか)のしましまは、普通(ふつう)の黄色(きいろ)じゃなくて「オレンジ色(しょく)が少(すこ)し混(ま)ざった黄色(きいろ)」をベースにすると、オオスズメバチにそっくりになるよ。

  • しましまの メリハリ: 黒(くろ)いしましまの部分(ぶぶん)は、しっかりと濃(こ)い黒(くろ)で塗(ぬ)って、黄色(きいろ)との境目(さかいめ)をくっきりさせよう。お尻(しり)の先(さき)っぽ(毒針(どくばり)があるところ)に向(む)かって、だんだん色(しょく)を濃くしていくと、立体的(りったいてき)ですごくかっこよくなるよ!

羽(はね)と 足(あし)の リアルな 質感(しつかん)

細(こま)かいところも丁寧(ていねい)に塗(ぬ)ると、絵(え)がグッとレベルアップするよ。

  • 羽(はね): ハチの羽(はね)は少(すこ)し透(す)き通(とお)っているんだ。だから、強く塗(ぬ)りつぶさずに「薄(うす)い茶色(ちゃいろ)」や「べっこう飴(あめ)みたいな色(しょく)」で優(やさ)しく塗(ぬ)ってみよう。羽(はね)の筋(すじ)を少(すこ)し濃(こ)い茶色(ちゃいろ)でなぞると、薄くてきれいな羽(はね)の感(かん)じが出(で)るよ。

  • 足(あし): 足全体(あしぜんたい)は「黒(くろ)」や「こげ茶色(ちゃいろ)」だけど、関節(かんせつ)のところやトゲトゲを意識(いしき)して、少(すこ)し色(しょく)を変(か)えたり細かく影(かげ)を入(い)れたりすると、獲物(えもの)をガッチリつかむ力強(ちからづよ)い足(あし)になるんだ!

オオスズメバチの豆知識(まめちしき)

世界(せかい)で一番(いちばん)大(おお)きなスズメバチ!

オオスズメバチは、日本(にっぽん)だけでなく「世界(せかい)で見ても一番(いちばん)大(おお)きなスズメバチ」だよ。女王(じょおう)バチになると大(おお)きさが5センチメートルを超(こ)えることもあり、羽(はね)を広(ひろ)げてブーンと飛(と)ぶ姿(すがた)は迫力満点(はくりょくまんてん)なんだ。

巣(す)を作るのは「土(つち)の中(なか)」?

スズメバチの巣(す)というと、軒下(のきした)や木(き)の枝(えだ)にぶら下(さ)がっている丸(まる)い形(かたち)をイメージするよね。でもオオスズメバチは、「土(つち)の中(なか)や木(き)の根元(ねもと)のウロ(穴(あな))」といった、外(そと)からは見えにくい隠(かく)れた場所(ばしょ)に大(おお)きな巣(す)を作ることが多(おお)いんだよ。

昆虫界(こんちゅうかい)の無敵(むてき)のハンター

強力(きょうりょく)なアゴと強(つよ)い毒針(どくばり)を持っていて、カマキリや大(おお)きなイモムシ、さらには「他(た)の種類(しゅるい)のスズメバチやミツバチ」まで捕まえてしまうんだ。日本(にっぽん)の自然(しぜん)の中(なか)で、トップクラスの強さを誇(ほこ)る最強(さいきょう)のハンターとして知(し)られているよ。

アゴを「カチカチ」鳴(な)らす危険信号(きけんしんごう)

オオスズメバチの巣(す)にうっかり近づいてしまった時(とき)、ハチが空中(くうちゅう)で「カチカチ!」という音(おと)を鳴(な)らすことがあるよ。これは大(おお)きなアゴを噛(か)み合(あ)わせて出(だ)している音(おと)で、「これ以上(いじょう)近(ちか)づくと刺(さ)すぞ!」という非常(ひじょう)に危険(きけん)な警告(けいこく)のサインなんだ。

パワーの秘密(ひみつ)は幼虫(ようちゅう)からのプレゼント

大人(おとな)のハチは固(かた)いお肉(にく)を食(た)べることができないから、捕まえた虫(むし)は「お肉(にく)のハンバーグ」のように噛(か)み砕(くだ)いて幼虫(ようちゅう)に与(あた)えるんだ。その代(か)わり、幼虫(ようちゅう)から栄養(えいよう)たっぷりな特別(とくべつ)な液(えき)(アミノ酸(さん))をもらって、あんなにパワフルに飛(と)び回(まわ)るためのエネルギーにしているんだよ。