クロオオアリの塗り絵
クロオオアリの特徴
日本でいちばん大きいなかまのアリ
クロオオアリは、公園や校庭、道ばたなど、日当たりのよい地面でよく見かける、黒くて大きなアリだよ。
はたらきアリの長さは7〜12ミリほどで、日本にすむアリの中では、いちばん大きいなかまなんだ。
地面の下に、深さが1メートルをこえることもある大きな巣を作ってくらしているよ。
あたたかい季節に、地面をすばやく歩きまわっている黒いアリがいたら、クロオオアリかもしれないね。
体は3つに分かれている
アリの体は、頭・胸・おなかの3つに分かれているよ。
1枚目の、上から見た塗り絵で、3つの部分をさがしてみよう。
胸とおなかのあいだには、腹柄節という小さなこぶが1つあるんだ。
このこぶのおかげで、アリはおなかを自由に曲げることができるよ。
脚は6本、ぜんぶ胸から出ている
アリは昆虫なので、脚は6本だよ。
6本の脚は、ぜんぶ胸から出ているんだ。
頭やおなかからは、1本も出ていないよ。
塗り絵の脚を1本ずつ指でたどって、どこから出ているかたしかめてみてね。
脚の先には小さなつめがあって、かべや木の幹ものぼれるんだ。
「く」の字に曲がる触角
アリの触角は、とちゅうでひじのように「く」の字に曲がっているよ。
アリは、この触角でにおいをかいだり、ものにさわったりして、まわりのようすを知るんだ。
なかま同士が出会うと、触角でふれ合って、同じ巣のなかまかどうかをたしかめるよ。
2枚目の、横から見た塗り絵では、触角の曲がり方や、大きなあごがよくわかるね。
女王アリとはたらきアリ
クロオオアリの巣には、たまごをうむ女王アリが1ぴきいるよ。
えさを集めたり、幼虫の世話をしたりするはたらきアリは、みんなメスなんだ。
この塗り絵は、はねのない、はたらきアリのすがただよ。
5月から6月ごろには、はねのある新しい女王アリとオスアリが、巣から空へ飛び立っていくんだ。
上からと横から、2つの向きで見よう
1枚目は真上から、2枚目は横から見たすがただよ。
上から見ると、体が3つに分かれていることや、6本の脚の広げ方がよくわかるね。
横から見ると、背中のまるいもり上がりや、腰の小さなこぶの形がわかるよ。
クロオオアリの色を塗るコツ
黒い体は、こい色とうすい色でぬり分けよう
クロオオアリの体は黒だけど、まっ黒にぬりつぶすと、体の区切りが見えなくなってしまうね。
こいグレーやこげ茶を使って、頭・胸・おなかを少しずつちがう色でぬるのがおすすめだよ。
光が当たっているところを白く残すと、つやつやした体に見えるよ。
おなかは、少し金色っぽく
クロオオアリのおなかには、金色っぽい細かい毛が生えているよ。
おなかのしまもようを、グレーとうすい黄土色でかわりばんこにぬると、本物らしくなるね。
2枚目の塗り絵のおなかの毛は、黄土色の色えんぴつで、1本ずつなぞってみよう。
脚と触角は、とがらせた色えんぴつで
細い脚や触角は、色えんぴつの先をとがらせてぬると、はみ出しにくいよ。
脚は体より少しうすいこげ茶にすると、体と見分けやすくなるね。
脚の先の小さな節は、赤茶色にしてもきれいだよ。
地面をかきたしてもいいね
この塗り絵は、背景のない図鑑のような絵だよ。
ぬり終わったら、まわりに土や小石、巣の入り口の穴を自分でかきたすのも楽しいね。
目とあごも、わすれずに
頭の左右にある小さな目は、黒でぬって、白い点を少し残そう。
ぎざぎざの大あごは、赤茶色にすると、頭と見分けやすくなるよ。
2枚目の背中の細かい毛は、ぬらずに白く残してもきれいだね。
クロオオアリの豆知識
女王アリは、とても長生き
クロオオアリの女王アリは、10年以上生きることがあるよ。
昆虫の中では、とても長生きなんだ。
女王アリは、長さが17ミリほどもあって、はたらきアリよりずっと大きいよ。
アリは、ハチのなかま
アリは、じつはハチのなかまなんだ。
どちらも、胸とおなかのあいだが細くくびれているね。
はねのある女王アリやオスアリを見ると、ハチににているのがよくわかるよ。
アブラムシから、あまいしるをもらう
クロオオアリは、草や木についているアブラムシのところへよく集まるよ。
アブラムシがおしりから出す、あまいしるをもらうためなんだ。
そのかわりにアリは、アブラムシを食べにくるテントウムシなどを追いはらうよ。
巣の中は、部屋に分かれている
地面の下の巣は、たくさんの部屋が通路でつながっているよ。
たまごの部屋、幼虫の部屋、えさをためる部屋など、役わりごとに分けて使っているんだ。
力もちのアリ
アリは、自分の体よりずっと重いえさを、あごでくわえて運ぶことができるよ。
大きなえさは、なかまと力を合わせて巣まで運ぶんだ。
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クロオオアリ(上から)
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クロオオアリ(横から)
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