アシナガバチの塗り絵
アシナガバチの特徴
長い後ろ脚が名前のもと
アシナガバチは、庭や公園、家ののき下などで見かけるハチだよ。
名前のとおり脚が長く、飛ぶときに後ろ脚をだらりと下げるのが特ちょうなんだ。
スズメバチににているけれど、体はもっと細く、ゆっくり、ふわふわと飛ぶよ。
日本には、10種類あまりのアシナガバチがすんでいるんだ。
1枚目は、ムモンホソアシナガバチ
1枚目の、上から見た塗り絵は、ムモンホソアシナガバチという種類だよ。
体の長さは15〜20ミリほどで、名前に「ホソ」とつくとおり、体がとても細長いんだ。
胸とおなかをつなぐ腰のところが、細い柄のようにのびているのを見つけてね。
頭の上には、大きな2つの目のほかに、小さな目が3つならんでいるよ。
2枚目は、キアシナガバチ
2枚目の、横から見た塗り絵は、キアシナガバチだよ。
体の長さは20〜26ミリほどで、日本のアシナガバチの中では、いちばん大きいなかまなんだ。
黒い体に、あざやかな黄色のもようがたくさん入っているよ。
1枚目のハチとくらべると、体が太くてがっしりしているね。
体のつくりを見てみよう
ハチは昆虫なので、脚は6本で、ぜんぶ胸から出ているよ。
はねは4枚で、大きな前ばねと、小さな後ろばねが、左右に1枚ずつあるんだ。
はねの中には、翅脈というすじが通っていて、うすいはねをささえているよ。
とまっているときは、はねをたてに細く折りたたんでいるんだ。
ハスの実のような巣を作る
アシナガバチは、木の皮をかじって、だ液とまぜた紙のような材料で巣を作るよ。
巣は、ハスの実のような形で、六角形の部屋が下を向いてならんでいるんだ。
スズメバチの巣とちがって、外がわをつつむカバーがないので、部屋がまる見えだよ。
触角と大あごにも注目
頭からのびる2本の触角は、においをかいだり、ものにさわったりする大事なところだよ。
口には、じょうぶな大あごがあって、木の皮をけずったり、えものをかみくだいたりするんだ。
2枚目の横から見た塗り絵で、大あごと、長くのびた後ろ脚をさがしてみてね。
アシナガバチは、春から秋まで活動して、夏にいちばん数が多くなるよ。
アシナガバチの色を塗るコツ
ムモンホソアシナガバチは、黄色と茶色で
1枚目のムモンホソアシナガバチは、黄色と赤っぽい茶色のハチだよ。
胸の背中のたてじまは、茶色と黄色でかわりばんこにぬろう。
おなかは、節ごとに黄色のもようと茶色をぬり分けると、しまもようになるね。
脚は黄色、触角はオレンジ色がおすすめだよ。
キアシナガバチは、黒と黄色で
2枚目のキアシナガバチは、黒とこい黄色のハチだよ。
線でかこまれたもようの中を黄色に、そのまわりを黒やこげ茶にぬると、はっきりしたもようになるね。
脚は黄色で、つけねに近いところだけ黒っぽくしよう。
触角の先はオレンジ色だよ。
はねは、うすい色ですきとおらせて
アシナガバチのはねは、茶色っぽくすきとおっているよ。
うすい茶色やうすいオレンジで、力を入れずにやさしくぬろう。
はねのすじにそって色を少しこくすると、すきとおった感じが出るね。
大きな目は、白を残して
大きな目は、茶色でぬって、白いところを少し残すと、光って見えるよ。
頭の上の3つの小さな目も、わすれずにぬってあげてね。
2ひきをくらべながらぬろう
1枚目と2枚目は、ちがう種類のハチだよ。
1枚目は茶色が多め、2枚目は黒が多めにぬると、種類のちがいがはっきりするね。
脚の先の小さな節は、どちらも黄色からオレンジへ、少しずつ色を変えてみよう。
アシナガバチの豆知識
はりをもつのはメスだけ
ハチのおしりのはりは、もともと、たまごをうむための管が形を変えたものだよ。
だから、はりをもっているのはメスだけで、オスはささないんだ。
アシナガバチはおとなしいハチだけれど、巣に近づくと、巣を守るためにさすことがあるよ。
巣を見つけたら、近づかないで、おとなの人に知らせよう。
イモムシを肉だんごにする
アシナガバチの成虫は、花のみつなどをなめるよ。
でも幼虫には、イモムシやケムシをつかまえて、あごでかみくだき、肉だんごにしてあたえるんだ。
葉を食べる虫をたくさんとってくれるので、畑や庭では、役に立つ虫でもあるよ。
冬をこすのは、女王バチだけ
秋のおわりになると、はたらきバチやオスは死んでしまうよ。
新しい女王バチだけが、木の皮のすき間などで冬をこすんだ。
春になると、女王バチはたった1ぴきで、新しい巣を作りはじめるよ。
葉のうらに巣を作る種類もいる
ムモンホソアシナガバチは、林の中の葉のうらに、細長い巣を作るよ。
キアシナガバチは、家ののき下や木の枝に、大きな巣を作ることが多いんだ。
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ムモンホソアシナガバチ(上から)
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キアシナガバチ(横から)
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