メダカの塗り絵

難易度:
~

メダカの特徴(とくちょう)

日本(にほん)で一番身近(いちばんみじか)なお魚(さかな)!メダカ

みんなが「小川(おがわ)のお魚(さかな)」って聞(き)いて、一番最初(いちばんさいしょ)に思(おも)い浮(う)かべるのはメダカじゃないかな?日本(にほん)の川(かわ)や田(た)んぼ、用水路(ようすいろ)などの静(しず)かな水辺(みずべ)で暮(く)らしている、とっても小(ちい)さくてかわいいお魚(さかな)だよ。昔(むかし)から童謡(どうよう)で歌(うた)われたり、学校(がっこう)の理科(りか)の授業(じゅぎょう)で観察(かんさつ)されたりと、日本人(にほんじん)にとって一番身近(いちばんみじか)な生(い)き物(もの)の一(ひと)つなんだ。お家の小(ちい)さな鉢(ばち)や水槽(すいそう)でも元気(げんき)に育(そだ)ってくれるから、初(はじ)めてお魚(さかな)を飼(か)う人(ひと)にとっても大人気(だいにんき)のお魚(さかな)なんだよ。

名前(なまえ)の由来(ゆらい)は「目(め)が高(たか)い」から!?

「メダカ」という親(した)しみやすい名前(なまえ)には、体(からだ)の形(かたち)にちなんだ面白(おもし)い由来(ゆらい)が隠(かく)されているんだ。顔(かお)をじっくり観察(かんさつ)してみると、頭(あたま)の一番上(いちばんうえ)の高(たか)い位置(いち)に大(おお)きな目(め)がちょこんとついているのが分(わ)かるよ。「目(め)が高(たか)い位置(いち)にある魚(さかな)」ということから「目高(めだか)(メダカ)」と名付(なづ)けられたと言(い)われているんだ。水面(すいめん)近(ちか)くをスイスイ泳(およ)ぎながら、空(そら)から落(お)ちてくる小(ちい)さなエサをいち早(はや)く見(み)つけられるように、このような目(め)の位置(いち)になったと考(かんが)えられているよ。

英語(えいご)での呼び名は?英名(えいめい)のひみつ!

英語(えいご)での呼び名にも、メダカの特徴(とくちょう)や住(す)んでいる場所(ばしょ)がバッチリ表(あらわ)れているよ。英語(えいご)ではJapanese ricefish(ジャパニーズ・ライスフィッシュ)やMedaka(メダカ)と呼(よ)ばれているんだ。ライスフィッシュという名前(なまえ)は、お米(こめ)を作(つく)る田(た)んぼ(ライスフィールド)の水路(すいろ)や浅瀬(あさせ)にたくさん泳いでいたことから名付(なづ)けられたんだよ。日本(にほん)の豊(ゆた)かな米(こめ)作(づく)りや農村(のうそん)の風景(ふうけい)と深(ふか)いつながりがあるお魚(さかな)として、世界中(せかいじゅう)で知(し)られているんだ。

消(け)しゴム1個(こ)ぶん!?とっても小(ちい)さな体(からだ)

メダカは、日本(にほん)に住(す)んでいるお魚(さかな)の仲間(なかま)の中(なか)で一番(いちばん)小(ちい)さなグループに入(はい)るよ。大人(おとな)の大(おお)きさに成長(せいちょう)しても、体(からだ)の長(なが)さは消(け)しゴム1個(こ)ぶん(約(やく)3センチメートルから4センチメートル)くらいにしかならないんだ。とっても小(ちい)さくて軽(かる)い体(からだ)だから、水草(みずくさ)が生(お)い茂(しげ)る浅瀬(あさせ)でも、天敵(てんてき)から隠れながらすばしっこく泳(およ)ぎ回(まわ)ることができるんだね。

ヒレの形(かたち)でバッチリ!オスとメスの見分け方(かた)

メダカの絵(え)を比(くら)べるとき、オス(男(おとこ)の子(こ))とメス(女(おんな)の子(こ))を見分けるポイントはヒレの形(かたち)にあるんだよ!背中(せなか)の後(うし)ろにある「背(せ)びれ」と、お腹(なか)の下(した)にある「尻(しり)びれ」をよく見てみよう。「メダカ2」の塗(ぬ)り絵(え)画像(がぞう)を見(み)ると、上(うえ)がオスで、下(した)がメスだよ。

  • オス(男(おとこ)の子(こ)):背(せ)びれに深(ふか)いきれこみがあり、尻(しり)びれが大(おお)きくて後(うし)ろまで四角(しかく)く(平行四辺形(へいこうしへんけい)のように)広(ひろ)がっているよ。

  • メス(女(おんな)の子(こ)):背(せ)びれにきれこみがなくて丸(まる)みがあり、尻(しり)びれは後(うし)ろに向(む)かって幅(はば)が狭(せま)くなる台形(だいけい)(三角形(さんかっけい)に近(ちか)い形(かたち))をしているんだ。

お腹(なか)にタマゴを抱(かか)えて泳ぐ!産卵(さんらん)のひみつ

春(はる)から夏(なつ)にかけて水温(すいおん)が上(あ)がって暖(あたた)かくなると、メダカのお母(かあ)さんはタマゴを産(う)む季節(きせつ)を迎(むか)えるよ。メスはお腹(なか)の下(した)にブドウの房(ふさ)のように透明(とうめい)で丸(まる)いタマゴをぶら下(した)げたまま泳(およ)ぎ回(まわ)るんだ。そして、安全(あんぜん)な水草(みずくさ)の葉(は)っぱや茎(くき)を見(み)つけると、体(からだ)をやさしく擦(す)りつけてタマゴを産み付(つ)けるんだよ。タマゴからは約(やく)10日(にち)から2週間(しゅうかん)ほどで、目玉(めだま)のついた小(ちい)さな赤(あか)ちゃん(針子(はりこ))が生(う)まれるんだ!

上(うえ)を向いたお口(くち)とパクパクお食事(しょくじ)

メダカの顔(かお)を横(よこ)から観察(かんさつ)してみると、お口(くち)が少(すこ)し上(うえ)を向いてついているのが分(わ)かるね。水面(すいめん)に浮かんでいる小(ちい)さなプランクトンや、水(みず)に落(お)ちてきた蚊(か)の赤(あか)ちゃん(ボウフラ)をパクッと食(た)べやすくするための工夫(くふう)なんだ。人間(にんげん)の暮(く)らしにおいて血(ち)を吸(す)う蚊(か)の発生(はっせい)を自然(しぜん)に抑(おさ)えてくれるから、水辺(みずべ)の小(ちい)さなヒーローとしても活躍(かつやく)しているよ!

色(しょく)や模様(もよう)がいっぱい!改良(かいりょう)メダカの世界(せかい)

野生(やせい)のメダカは地味(じみ)な黒(くろ)っぽい色(しょく)(黒(くろ)メダカ)をしているけれど、大切(たいせつ)に育てられた結果(けっか)、たくさんの美(うつく)しい仲間(なかま)が生(う)まれたんだ。鮮(あざ)やかなオレンジ色(しょく)に輝(かがや)くヒメダカや、真っ白(しろ)な白(しろ)メダカ、体(からだ)が青(あお)く光(ひか)る青(あお)メダカがいるよ。宝石(ほうせき)のように背中(せなか)がキラキラ輝(かがや)くラメメダカや、ドレスのようにヒレが長(なが)い種類(しゅるい)もいて、見ているだけでワクワクするね!

暑(あつ)さや寒(さむ)さに強(つよ)い!タフな生命力(せいめいりょく)

メダカはとっても小(ちい)さな体(からだ)をしているけれど、日本(にほん)の激(はげ)しい四季(しき)の変化(へんか)にも耐(た)えられるタフな生命力(せいめいりょく)を持(も)っているんだ。夏(なつ)の暑(あつ)い時期(じき)でも元気(げんき)に泳(およ)ぎ、厳(きび)しい冬(ふゆ)になって池(いけ)の表面(ひょうめん)に氷(こおり)が張(は)るような寒(さむ)さになっても耐(た)えられるよ。水底(すいてい)の温(あたた)かい泥(どろ)や枯れ葉のすき間で動(うご)かずにじっと耐(た)えて、春(はる)が来(く)るのを待(ま)つことができる強(つよ)い生(い)き物(もの)なんだね!

みんなで守(まも)ろう!絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)になった野生(やせい)のメダカ

身近(みじか)な存在(そんざい)に思えるメダカだけど、実(じつ)は川工事(かわこうじ)や田(た)んぼの環境変化(かんきょうへんか)などによって、野生(やせい)のメダカは数(すう)が急激(きゅうげき)に減(へ)ってしまっているんだ。現在(げんざい)、野生(やせい)のメダカは環境省(かんきょうしょう)の絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)(絶滅危惧(ぜつめつきぐ)II類(るい))に指定(してい)されているよ。ぬりえを通(つう)じてメダカの生態(せいたい)を学(まな)び、自然環境(しぜんかんきょう)や水辺(みずべ)の緑(みどり)を大切(たいせつ)に守っていく気持(きも)ちがとっても重要(じゅうよう)なんだね!

メダカの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

色(しょく)の選(えら)び方(かた):本物(ほんもの)のカラーと品種別(ひんしゅべつ)のカラフル設定(せってい)

どんな種類(しゅるい)のメダカに仕上(しあ)げたいかをイメージして、色鉛筆(いろえんぴつ)を選んでみよう!

  • 野生(やせい)メダカ(黒(くろ)メダカ):体全体(たいぜんたい)を薄(うす)い黄色(きいろ)やグレー、ベージュで優(やさ)しく塗(ぬ)り、背中(せなか)に沿(そ)って少(すこ)し濃(こ)い茶色(ちゃいろ)や黒色(くろいろ)をうっすら重(かさ)ねてあげよう。

  • ヒメダカ:大人気(だいにんき)のヒメダカにしたいなら、体(からだ)を明(あか)るいオレンジ色(しょく)や朱色(しゅいろ)で塗(ぬ)ってみよう。

  • 白(しろ)メダカ:白(しろ)い紙(かみ)の色(しょく)をそのまま活(い)かしつつ、かげになる部分(ぶぶん)だけに淡(あわ)い水色(みずいろ)やピンク色(しょく)をふんわり塗(ぬ)ると綺麗(きれい)だよ!

細(こま)かいパーツも丁寧(ていねい)に塗(ぬ)り分けてみよう。

  • ウロコの模様(もよう):絵(え)に描(えが)いてあるウロコの網目模様(あみめもよう)を、色鉛筆(いろえんぴつ)の先(さき)を尖(とが)らせて少(すこ)し濃(こ)い茶色(ちゃいろ)やオレンジ色(しょく)で丁寧(ていねい)になぞると、図鑑(ずかん)のような精密(せいみつ)なメダカに仕上がるよ。

  • くりくりの目(め):黒目(くろめ)の真ん中(なか)を真っ黒(くろ)でしっかり塗(ぬ)り、目(め)の周(まわ)りに黄色(きいろ)や銀色(ぎんいろ)を少(すこ)し残(のこ)しておくと、光(ひかり)を反射(はんしゃ)してキラキラ輝(かがや)く目(め)になるよ!

オスとメスの違(ちが)いを塗(ぬ)り分けて図鑑(ずかん)みたいにしよう!

絵(え)の中(なか)に描かれているメダカのオスとメスの特徴(とくちょう)を意識(いしき)してヒレを塗(ぬ)り分けてみよう!

  • オス(男(おとこ)の子(こ)):ギザギザとした切れ込(こ)みのある背(せ)びれや、大(おお)きな四角(しかく)い尻(しり)びれのフチを、少(すこ)し濃(こ)いオレンジ色(しょく)や黄色(きいろ)でキリッと強調(きょうちょう)してあげよう。男(おとこ)の子(こ)らしいカッコよくパワフルなシルエットが際立(きわだ)つよ!

  • メス(女(おんな)の子(こ)):全体的(ぜんたいてき)にやさしいパステルカラーや淡(あわ)いトーンでまとめ、ふっくらとしたお腹(なか)の下側(したがわ)を薄(うす)いピンク色(しょく)やクリーム色(しょく)で塗(ぬ)ってみよう。タマゴを優(やさ)しく育(はぐく)むお母(かあ)さんメダカらしい柔(やわ)らかな雰囲気(ふんいき)が表現(ひょうげん)できるよ!

水(みず)の中(なか)で輝(かがや)くウロコのツヤと立体感(りったいかん)を出(だ)す方法(ほうほう)!

メダカのしなやかな体(からだ)と、水(みず)に濡(ぬ)れてピカピカ光(ひか)るウロコの質感(しつかん)(テクスチャ)を表現(ひょうげん)してみよう。かげとひかりの場所(ばしょ)を意識(いしき)するのがコツだよ。

  • ひかりが当(あ)たる場所(ばしょ)(ハイライト):背中(せなか)の丸(まる)みに沿(そ)ったラインや、お腹(なか)の一番(いちばん)膨(ふく)らんでいる中央部分(ちゅうおうぶぶん)は、あえて何(なん)も塗らずに白(しろ)い紙(かみ)の色(しょく)を細(ほそ)く残(のこ)しておこう!この白(しろ)い塗(ぬ)り残(のこ)しが、太陽(たいよう)の光(ひかり)を浴(あ)びてピカッと輝(かがや)くウロコに見えるんだ。

  • かげになる場所(ばしょ)(シャドウ):お腹(なか)の下(した)のフチやエラの後(うし)ろ、尾(お)びれの付け根などに、メインの色(しょく)よりも少(すこ)し濃(こ)い焦げ茶色(ちゃいろ)やグレーを優(やさ)しく重(かさ)ねてみよう。平面(へいめん)の絵(え)から一気(いっき)に立体的(りったいてき)なメダカが浮き出(で)てくるよ!

色鉛筆(いろえんぴつ)やクレヨン、絵(え)の具(ぐ)での塗(ぬ)り方(かた)アドバイス!

使(つか)う道具(どうぐ)(画材(がざい))の特徴(とくちょう)に合(あ)わせて、色塗(いろぬ)りのやり方(かた)を工夫(くふう)してみよう。

  • 色鉛筆(いろえんぴつ):手(て)の力(ちから)を抜(ぬ)いて優(やさ)しく何度(なんど)も重(かさ)ねて塗(ぬ)ると、メダカ特有(とくゆう)の透(す)き通(とお)るような繊細(せんさい)なグラデーションが綺麗(きれい)に作れるよ。細(ほそ)いウロコやヒレのすじを描(か)くのにも一番(いちばん)ぴったりだね!

  • クレヨン:少(すこ)し厚(あつ)めに塗ったあとに指(ゆび)の腹(はら)でトントンと優(やさ)しくこすってぼかすと、水(みず)の中(なか)に溶(と)け込(こ)むような柔(やわ)らかい色合(いろあ)いになるよ。

  • 水彩絵の具(ぐ):お水(みず)を多(おお)めに含(ふく)ませて淡く塗(ぬ)ることで、水(みず)の中(なか)に揺(ゆ)らめくヒレの透明感(とうめいかん)を完璧(かんぺき)に再現(さいげん)できるよ!乾(かわ)いたあとに色鉛筆(いろえんぴつ)で細(ほそ)いすじを描(か)き足(た)すのもおすすめだよ。

自由(じゆう)なアイデアで楽(たの)しい水辺(みずべ)の世界(せかい)を作ろう!

ぬりえの世界(せかい)には正解(せいかい)なんてないから、きみの「こんなメダカがいたらいいな!」という大好(だいす)きな色(しょく)を自由(じゆう)に使って塗(ぬ)ってみよう!

  • 自由(じゆう)に表現(ひょうげん)しよう!:本物(ほんもの)の色(しょく)にこだわる必要(ひつよう)は全然(ぜんぜん)ないよ!「虹色(にじいろ)のレインボーメダカ」や「宇宙(うちゅう)みたいに金色(きんいろ)のラメが輝(かがや)くメダカ」など、きみの自由(じゆう)な発想(はっそう)でぬりえを楽(たの)しんでね。もっと絵(え)が生(い)き生(い)きするよ!

  • 背景(はいけい)を描(か)き加(くわ)えてみよう!:メダカの周(まわ)りに、ゆらゆら揺れる緑色(みどりいろ)の水草(みずくさ)(ホテイソウやマツモ)や、水面(すいめん)に浮かぶ丸(まる)いウキクサ、水底(すいてい)の小石(こいし)や落(お)ち葉を自分(じぶん)で描(か)き足(あし)してみよう。自分(じぶん)だけの楽(たの)しい水中世界(すいちゅうせかい)が完成(かんせい)するよ!

メダカの豆知識(まめちしき)

名前(なまえ)の 理由(りゆう)を 知ってる?

メダカは、漢字(かんじ)で書(か)くと「目高(めだか)」と書(か)くんだよ。よく見てみると、目(め)が顔(かお)の少(すこ)し上(うえ)のほう(高(たか)い場所(ばしょ))についているよね。水面(すいめん)に近(ちか)いところを泳ぐから、上(うえ)からの光(ひかり)や、落(お)ちてくるエサをすぐに見(み)つけられるように、目(め)が上(うえ)に飛(と)び出(だ)しているんだよ。

体(からだ)の 色(しょく)が 変(か)わる まほう!

メダカは、まわりの色(しょく)に合(あ)わせて自分(じぶん)の体(からだ)の色(しょく)を変えることができるんだ。

いろんな ヒレの 形(かたち)が あるよ!

メダカには、基本(きほん)となる7枚(まい)のヒレがあるんだ。でも、最近(さいきん)はいろんなメダカが生(う)まれていて、ヒレの形(かたち)もそれぞれちがうんだよ。

キラキラ光(ひか)る 種類(しゅるい)も いる!

メダカの中(なか)には、背中(せなか)やお腹(なか)がキラキラと光(ひか)る「幹之(もとゆき)」や、体(からだ)に星(ほし)をちりばめたように光(ひか)る「ラメ」と呼(よ)ばれる種類(しゅるい)もいるんだ。太陽(たいよう)の光(ひかり)に当(あ)たると、宝石(ほうせき)みたいにきれいだよ。

お腹(なか)の中(なか)で タマゴが 育つ早(はや)さは?

メダカのお母(かあ)さんは、水草(みずくさ)などにタマゴを産みつけるよ。タマゴから赤(あか)ちゃんが生(う)まれるまでの時間(じかん)は、水(みず)の温かさによって変(か)わるんだ。温(あたた)かい水(みず)だと早(はや)く生(う)まれて、冷(つめ)たい水(みず)だとゆっくり育つんだよ。