ひらがな「ぜ」の塗り絵

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ひらがな「ぜ」の特徴(とくちょう)

「ぜんまい」の「ぜ」

この塗(ぬ)り絵(え)の文字(もじ)は、ひらがなの「ぜ」だよ。
ことばは「ぜんまい」だよ。春(はる)に山(やま)や野原(のはら)に生(は)えてくる、山菜(さんさい)の1つなんだ。
左(ひだり)の絵(え)には、ぜんまいが3本(ぽん)描(えが)いてあるよ。
くきの先(さき)が、うずまきのようにくるくるまいているのが、ぜんまいの目(め)じるしだね。
ぜんまいは、花(はな)をさかせないシダのなかまの植物(しょくぶつ)で、大(おお)きくなると、まいていた先(さき)がほどけて、葉(は)が広(ひろ)がるんだ。

「ぜ」は「せ」から生(う)まれた字(じ)

「ぜ」は、「せ」にてんてん(濁点(だくてん))をつけた字(じ)だよ。
もとの「せ」は、漢字(かんじ)の「世(よ)」をくずして書(か)いているうちに、今(いま)の形(かたち)になったんだ。
「世(よ)」の字(じ)と「せ」の形(かたち)を、ならべてくらべてみると、にているところが見(み)つかるかもしれないね。
てんてんをつけると、「せ」のすんだ音(おと)が「ぜ」というにごった音(おと)にかわるよ。

書き方(かた)のポイント

「せ」は3画(が)で書(か)くよ。
1画目(かくめ)は、少(すこ)し右上(みぎあ)がりの、長(なが)い横線(おうせん)だよ。
2画目(かくめ)は、横線(おうせん)の右(みぎ)のほうを、上(うえ)から下(した)へ短(みじか)く下(お)ろすんだ。
3画目(かくめ)は、横線(おうせん)の左(ひだり)のほうを上(うえ)から下(した)へ下(した)ろし、下(した)でまるくまがって右(みぎ)へのばしてとめよう。
さいごに、右上(みぎうえ)にてんてんを2つ書(か)くよ。2画目(かくめ)のたて線(せん)と重(かさ)ならないよう、そのさらに右上(みぎうえ)の、あいたところに小(ちい)さく書(か)いてね。

「ぜ」のつくことば

「ぜ」で始(はじ)まることばには、ぜんぶ、ぜったい、ぜりー、ぜっけんなどがあるよ。
かぜ、なぜ、はぜのように、おしりに「ぜ」がつくことばもあるね。
「かぜ」は、ふく風(ふう)のことも、くしゃみや鼻水(はなみず)が出(で)る風邪(かぜ)のことも言(い)うんだ。
「ぜ」のつくことばで、文(ぶん)を作(つく)ってみるのもたのしいよ。

塗(ぬ)り絵(え)の見かた

この塗(ぬ)り絵(え)は、左(ひだり)にぜんまいの絵(え)、右上(みぎうえ)に大(おお)きな「ぜ」と、たて書きの「ぜんまい」ということば、右下(みぎした)になぞり書きのますがならんでいるよ。
3本(ぽん)のぜんまいは、どれも先(さき)がくるくるまいているね。
指(ゆび)で、うずまきの外(そと)から中(ちゅう)へ、くるくるとなぞってみよう。
「ぜんまい」には、「ぜ」のほかに「ん」も入(はい)っているよ。「ん」の塗(ぬ)り絵(え)もいっしょにぬってみてね。
「せ」の塗(ぬ)り絵(え)とならべて、てんてんのあるなしをくらべてみるのもいいよ。

ひらがな「ぜ」の色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

大(おお)きな「ぜ」は3色(いろ)で

大(おお)きな「ぜ」は、3つの画(が)を、それぞれちがう色(いろ)でぬってみよう。
1画目(かくめ)は黄緑(きみどり)、2画目(かくめ)は緑(みどり)、3画目(かくめ)はこい緑(みどり)のように、同(おな)じなかまの色(いろ)でそろえると、ぜんまいの絵(え)ともよくあうよ。
てんてんは、茶色(ちゃいろ)やオレンジにして、ぽつんとかわいく目立(めだ)たせてね。

ぜんまいは、緑(みどり)と茶色(ちゃいろ)で

ぜんまいのくきは、黄緑(きみどり)や緑(みどり)でぬろう。
生(は)えたばかりのぜんまいは、まいた先(さき)に、茶色(ちゃいろ)っぽいわた毛がついているよ。
うずまきの部分(ぶぶん)は、うすい茶色(ちゃいろ)を重(かさ)ねると、本物(ほんもの)らしくなるんだ。
うずの外(そと)がわから中心(ちゅうしん)に向(む)かって、少(すこ)しずつこい色(いろ)にすると、くるくるまいた形(かたち)が引(ひ)き立(た)つよ。
足(あし)もとに、土(つち)や草(くさ)を描(か)きたして、山(やま)の春(はる)の景色(けしき)にしてもいいね。

なぞり書きは横線(おうせん)から

右下(みぎした)のますの「ぜ」を、えんぴつで、書き順(じゅん)どおりになぞろう。
まず横線(おうせん)、それから右(みぎ)のたて線(せん)、さいごに左(ひだり)のまがる線(せん)だよ。
ますの中心(ちゅうしん)の横線(おうせん)を目安(めやす)にして、1画目(かくめ)の横線(おうせん)がまん中(ちゅう)より少(すこ)し上(うえ)にくるようにしてね。
1こずつ、ていねいに書こうね。

春(はる)の山(やま)にしよう

ぜんまいのまわりに、土(つち)やかれ葉(は)を描(か)きたすと、春(はる)の山(やま)の地面(じめん)になるよ。
土(つち)は茶色(ちゃいろ)、かれ葉(は)は黄土色(おうどいろ)やオレンジでぬろう。
小(ちい)さなつくしやたんぽぽをとなりに描(か)くと、春(はる)らしさがぐっと出(で)るね。

ひらがな「ぜ」の豆知識(まめちしき)

ぜんまいじかけの名前(なまえ)のもと

うすい金属(きんぞく)の板(いた)を、うずまきのようにまいたばねのことも「ぜんまい」とよぶよ。
むかしのおもちゃや時計(とけい)を動(うご)かす、ねじをまくと動(うご)くしかけだね。
このばねの形(かたち)が、くるくるまいた山菜(さんさい)のぜんまいの先(さき)ににていることから、同(おな)じ名前(なまえ)でよばれるようになったんだ。

男(おとこ)ぜんまいと女(おんな)ぜんまい

ぜんまいには、胞子(ほうし)をつける葉(は)と、つけない葉(は)の、2つのしゅるいがあるよ。
胞子(ほうし)をつけるほうを男(おとこ)ぜんまい、つけないほうを女(おんな)ぜんまいとよぶことがあるんだ。
山菜(さんさい)としてつむのは、女(おんな)ぜんまいのほうなんだよ。

そのままでは食(た)べられない

ぜんまいには、あくという、にがみやえぐみがあるよ。
だから、ゆでたり水(みず)にさらしたりして、あくをぬいてから食(た)べるんだ。
ゆでてからお日(ひ)さまにほして、干(ほ)しぜんまいにすると、長く取(と)っておけるよ。

ぜんまいと、わらび

春(はる)の山菜(さんさい)には、ぜんまいとよくにたわらびもあるよ。
どちらも、先(さき)がくるんとまいた形(かたち)で出てくる、シダのなかまなんだ。
ぜんまいの先(さき)は、うずまきのようにまるくまいていて、わらびの先(さき)は、にぎりこぶしのような形(かたち)をしているよ。
図鑑(ずかん)で、2つの形(かたち)をくらべてみてね。