七草粥の特徴
お正月明けに 食べる 優しい おかゆ
七草粥は、一月七日の「人日の節句」という大切な日に、七種類の若菜を入れて食べるおかゆのことだよ。お正月の終わりを告げる、日本の伝統的な行事の一つなんだ。
どんな 性質と 象徴?
七草粥には、一年の健康を願う、大切な意味が込められているよ。
- 無病息災:七草の強い生命力を体に取り入れることで、病気にならずに一年間を健康に過ごせるようにという願いが込められているんだ。
- 胃を休める:お正月のごちそうで疲れた胃腸を優しく休ませるために、消化に良いおかゆを食べるという意味もあるよ。
- 生命力の恵み:まだ寒い冬の時期に、いち早く芽を出した七草の生命力をもらうことで、元気になろうという意味も込められているんだ。
七草の 種類と 意味
七草粥に入れる七種類の草は、それぞれ意味と効能があるんだ。
- せり:競り勝つという意味で、勝負運が良くなるように。
- なずな:別名ペンペン草。厄をはらうという意味があるよ。
- ごぎょう:仏様や神様を仏体という意味があり、縁起が良いとされているよ。
- はこべら:繁栄がはびこるという意味で、子孫繁栄を願うよ。
- ほとけのざ:仏様の安座という意味があり、心を穏やかに過ごせるように。
- すずな:別名かぶ。神様を呼ぶ鈴という意味で、縁起を担ぐよ。
- すずしろ:別名だいこん。汚れのない清らかさという意味があるよ。
七草粥を 作る 時の 歌
七草粥を作る前の晩には、七草ばやしという歌を歌いながら、七草をまな板の上で刻むという風習が昔からあったんだよ。
七草粥の色を塗るコツ
色の選び方:体の 中から 元気になる 緑色を使おう!
七草粥のぬりえは、七草の鮮やかな緑色を主役に、温かさが伝わる色を合わせよう。
- お粥の色:お粥は白色をベースに、温かい雰囲気が出るようにごく薄い黄色やクリーム色を混ぜて塗ってみよう。
- 七草の色:七種類の草の葉は、濃い緑、黄緑、薄い緑など、何種類かの緑色を使い分けると、絵に深みが出るよ。
- かぶと大根:すずな(かぶ)とすずしろ(大根)の根っこは、白色や薄いピンク色で塗ろう。
背景のモチーフ:
- 窓やテーブル:茶色や木の色で落ち着いた雰囲気にすると、七草粥の緑色が引き立つよ。
立体感を出す塗り方:温かさと 瑞々しさを!
七草粥の温かさと、七草の生き生きとした瑞々しさを表現しよう。 かげになる場所:
- おかゆの入った器の下や具材の葉っぱの裏側など、へこんでいる部分に濃い色で「かげ」をつけて、器の丸みや葉の立体感を出そう。
ひかりが当たる場所:
- おかゆの表面や葉のてっぺんなど、光が当たる部分に明るい色や白い色を残すと、おかゆの温かい湯気や七草の生き生きとした瑞々しさが表現できるよ。
質感を 出そう!
色鉛筆:七草の葉や根の形をよく見て、葉脈の線や細かい部分を丁寧に塗ると、本物の野菜のような質感が出るよ。 湯気:湯気の線は、白をそのまま残すか、ごく薄い灰色で優しく塗ると、温かさが伝わってくるよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 七草を 覚えよう!
- ぬりえの七草の一つ一つに、名前を書き込んでみよう! 遊びながら七草を覚えられるね。
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七草粥
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