馬の塗り絵
馬の特徴
力強く走る!やさしい目をもつ動物、馬(うま)!
馬は、昔から人間の仕事や移動を助けてくれた、草食動物だよ。長くて力強い足と、ふさふさしたしっぽが特徴だね。とっても賢くて、人間と仲良くなれる動物だよ。
どこに住んでいるの?
馬の仲間は、世界中の平原や牧草地に住んでいるよ。昔は広い草原を群れで走り回っていたんだ。今は、人間と一緒に牧場や農場で暮らしている馬が多いけど、アメリカやモンゴルなどでは、今でも野生の馬の群れを見ることができるよ。日本でも、宮崎県にある都井岬という場所で、御崎馬という野生の馬を見ることができるよ。
どんなものを食べるの?
馬は草や牧草、そして干し草を食べるよ。大きな口で草をムシャムシャと食べるんだ。人間があげるニンジンやリンゴなども、大好きだよ。
どんな馬がいるの?
馬の体の大きさや、得意なことで分けられているよ。
- 乗馬(じょうば)用の馬:サラブレッドなど、速く走るのが得意で、競馬などで活躍する馬だよ。体が細くてかっこいいね。
- 荷物運びや農作業用の馬:ペルシュロンなど、体が大きくて力持ちの馬だよ。重いものを運ぶのが得意なんだ。
- ポニー:シェトランドポニーなど、体が小さくて、子供でも乗りやすい馬だよ。かわいらしいね。
馬の足はすごい!
馬の足の先は、かたい「蹄」でおおわれているよ。この蹄は、地面を力強く蹴って走るのにとても大事なんだ。人間が靴を履くように、馬も蹄を守るために「蹄鉄(ていてつ)」という金具をつけてもらうことがあるよ。
長い歴史をもつ友達!
馬と人間との付き合いは、とっても長くて、約5000年も前から始まったと考えられているんだ。昔の人は馬に乗って遠い場所へ移動したり、畑を耕したり、手紙を運んだり、戦いをしたり、いろいろなことで助けてもらったんだよ。馬がいなかったら、今の世界は全然ちがうものになっていたかもしれないね。
馬の色を塗るコツ
馬のぬりえを塗るコツ!
色の選び方
馬の毛の色(毛色というよ)は、本当にいろいろな種類があるんだ。好きな色を選んで塗ってみよう!
- 茶色の仲間:栗毛(明るい茶色)、鹿毛(濃い茶色やこげ茶色)、青毛(ほとんど黒に近い色)などがあるよ。
- その他の色:芦毛(白っぽい灰色)、白毛(真っ白)などもあるんだ。
- たてがみやしっぽ:たてがみやしっぽは、体の色と同じか、少し濃い色(黒など)、または対照的な色(白など)にすると、かっこよく見えるよ。
- 蹄:黒や濃い灰色、または白やクリーム色に塗ろう。
- 目:やさしい目を濃い茶色や黒で塗るとすてきだね。
毛並みを意識した塗り方
馬の体には、短い毛がたくさん生えているね。色鉛筆やクレヨンで、短い線を重ねるように塗ると、本物みたいな毛並みを感じさせることができるよ。
- 体の丸み:体の丸くなっている部分は明るい色、くぼんでいる部分や足の内側は濃い色(かげ)を塗ると、立体的に見えるよ。
- 足:足は速く力強く走る場所だから、筋肉のラインを意識して塗ると、力強さが出せるね。
- 光が当たっているところ:背中や、おしりの丸いところなど、光が当たっているところは、少し薄い色や、白い部分を残しておくと、ツヤツヤして見えるよ。
背景を工夫しよう!
馬がいる場所も一緒に塗ると、もっと楽しい絵になるよ!
- 草原:明るい緑色や、少し黄色がかった色で、さわやかな草原を表現してみよう。地面には濃い茶色や土の色を塗ろう。
- 空:青色や水色で、お天気の良い空を塗ろう。白い雲をふわふわと描いてもいいね。
ぬりえを楽しむためのヒント!
本物の色にこだわらず、きみの「こんな馬がいたら楽しいな!」と思う色に塗っていいんだよ。カラフルなたてがみの馬も、とっても夢があって素敵だね!君だけのオリジナルの馬を作ってみよう!
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馬
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走っている馬