アルパカの塗り絵
難易度:
~

アルパカの特徴
ふわふわでやさしい ラクダの なかま!
アルパカは、ふわふわの毛がとてもかわいい動物です。大きな目と長い首をしていて、ラクダの仲間です。南アメリカのアンデス山脈の寒い地域でくらしています。とてもおとなしくて、やさしい性格をしています。
どこに 住んでいるの?
アルパカは、南アメリカのアンデス山脈という高い山に住んでいます。
- ペルーやボリビア、チリといった国の、標高が高い場所にいます。
- 朝と夜の気温差が激しい場所に住んでいるから、あのふわふわで分厚い毛が、体を守ってくれているんだよ。
どんなものを 食べるの?
アルパカは、主に植物を食べる草食動物です。
- 草やコケ、木の葉っぱなどを食べています。
- ごはんを食べるときは、前歯がないので、草をちぎるように食べます。
- ラクダの仲間なので、胃が3つあり、食べたものをゆっくり消化します。
とっても ふわふわな 毛!
アルパカのいちばんの特徴は、何といってもふわふわの毛です!
- とても手ざわりが良く、セーターやマフラーなど、いろんなものに使われています。
- 毛の色は、白や茶色、黒色、灰色など、いろんな色があります。 毛がとても密集しているから、寒い場所でもへっちゃらです。
家族で なかよく くらすよ!
アルパカは、だいたい5頭から10頭くらいのグループでくらしています。
- 群れの中では、リーダーはいなくて、みんなでごはんを食べたり、お昼寝をしたり、のんびり過ごしています。
- お友だちとじゃれあったりする、とっても仲良しな動物です。 たまに、いやなことをされると、怒ってつばをはくこともあるけれど、基本的にはおだやかな性格です。
どのくらい 生きるの?
アルパカの寿命は、だいたい15年から20年くらいです。
- ほかの動物と比べると、比較的長生きな動物といえます。
ラマとは どこが 違うの?
アルパカとよく似ている動物に、「ラマ」という動物がいます。
- アルパカは、ラマよりも少し体が小さくて、耳の形が丸いのが特徴です。
- ラマは、耳がバナナのような形をしていて、アルパカより体が大きいです。
- ラマは、昔から荷物を運ぶために人間に飼われていたけれど、アルパカは毛をとるために飼われていました。
アルパカの色を塗るコツ
色の選び方:ふわふわの毛に似合うやさしい色を選ぼう!
基本的な体の色:アルパカの毛は、白や茶色、灰色、黒色など、たくさんの色があります。
- 薄い茶色、クリーム色、うすい灰色などを組み合わせて塗ると、ふわふわした感じが出ます。
- 白のアルパカは、ただ真っ白に塗るのではなく、ごくうすい灰色やうすい黄色を少し混ぜると、立体的に見えるよ。 目:アルパカは目がくりくりしていてとてもかわいいです。黒色をしっかり塗って、目のハイライト(光っている部分)を白く残すと、目がキラキラして見えるよ! 鼻と口:ピンク色やうすい茶色で、やさしい感じに塗ってあげましょう。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
このアルパカの絵は、体や顔の丸みが線で表現されています。この線をヒントに「かげ」をつけてみよう。 かげになる場所
- 首や体の下側(地面に近いところ)
- 顔のふくらんでいる部分(おでこやほっぺたなど)
- 耳の付け根や、足の内側など こういった場所に、基本の色より少し濃い色を塗ってあげると、もこもこした立体感が出て、絵が生き生きするよ!
ふわふわした 毛並みを 表現しよう!
アルパカの一番の魅力は、ふわふわの毛です。
- 色鉛筆で、短い線をたくさん重ねて塗ると、ふわふわの毛並みを出すことができます。
- 毛の向きを意識して、色を塗り重ねると、より本物っぽくなるよ。
- 白のアルパカを塗るときは、灰色や薄い水色などを、毛の流れにそって細かく塗ってあげると、ふわふわした毛が表現できるよ。
ぬりえを 楽しむための ヒント!
- 自由に表現しよう!
- きみの想像する「こんなアルパカがいたらいいな!」と思う色に塗っていいんだよ。たとえば、虹色のアルパカや、ピンク色のアルパカも楽しいね!
- 背景を描き加えてみよう!
- アルパカが草原にいるところ? それともお花畑? 背景を描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!
-
アルパカ
-
アルパカ2
-
アルパカ3