キバネツノトンボの塗り絵
キバネツノトンボの特徴
トンボじゃない!?ふしぎな 仲間
名前に「トンボ」とついていますが、実はウスバカゲロウ(アリジゴク)に近い仲間の昆虫です。トンボは羽を動かす筋肉がとても強いですが、キバネツノトンボはひらひらと優雅に飛ぶのが特徴です。
名前の 由来と 英語の 名前
見た目の特徴がそのまま名前になっています。
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「キバネ」:羽が鮮やかな黄色をしていること。
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「ツノ」:チョウのような長い触角(ツノ)があること。
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「トンボ」:大きな目や形がトンボにそっくりなこと。 英語ではYellow-winged Owlfly(イエロー・ウィングド・アウル・フライ)と呼ばれています。「フクロウのようなハエ」という意味のグループですが、この種類は太陽が大好きで、お昼に元気に活動します。
どこに 住んでいるの?
日当たりの良い、広々とした草原や河原の近くに住んでいます。 どこにでもいる虫ではなく、自然が豊かで住みやすい環境が整っている場所にだけ姿を現します。最近では住める場所が減っていて、とても珍しい昆虫になっている地域もあります。
いつ 会えるの?
大人の姿が見られるのは、1年の中でほんの短い期間だけです。 だいたい4月の終わりから6月ごろの、春から初夏にかけて現れます。オスは草原の上を猛スピードで飛び回り、メスを探します。夏が終わるころには姿を消してしまう、季節を感じさせる昆虫です。
何を 食べて 大きくなるの?
キバネツノトンボは、大人も子供も他の虫を捕まえて食べる肉食のハンターです。
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大人の 姿:飛んでいる小さなハエやアブなどを、空中で器用にキャッチして食べます。
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幼虫(子供):地面や枯れ葉の間に隠れて、近くを通る小さな虫を大きなアゴで捕まえます。
チョウのような 長い 触角
キバネツノトンボの一番の特徴は、なんといってもその長い触角です。 普通のトンボは触角がとても短くて目立ちませんが、この虫は自分の体と同じくらいの長さがあります。先が丸くふくらんでいて、まるでモンシロチョウのような形をしています。
毛が ふさふさの かっこいい体
体をよく見ると、胸やお腹の周りに黒い毛がたくさん生えています。 このふさふさした毛があることで、黄色い羽とのコントラストがはっきりして、とても強そうでかっこいい見た目になっています。
かくれんぼの 天才!幼虫の 姿
幼虫は、親とはまったく違う姿をしています。 アリジゴクを平べったくしたような形をしていて、体にはたくさんのトゲのような突起があります。地面の色にそっくりな茶色や灰色をしていて、枯れ葉の下でじっと獲物を待つ、隠れんぼの天才です。
キバネツノトンボの色を塗るコツ
鮮やかな 黄色と 黒を 塗り分けよう
キバネツノトンボの最大の魅力は、羽の鮮やかな黄色です。
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まずは羽全体を明るい黄色で塗りましょう。
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羽の付け根や、模様がある部分は黒色や濃い茶色でしっかりと塗ると、黄色がパッと引き立ってかっこよくなります。
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体は真っ黒な毛で覆われているので、少し鉛筆を細かく動かして、ふさふさした感じを出してみましょう。
羽の 透け感を 出す テクニック
この虫の羽は、網目のような細かな筋が通っています。
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黄色く塗ったあとに、細いペンや尖らせた色鉛筆で、網目模様を薄く描き込んでみましょう。
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羽の先の方は少し透明に近いので、あえて薄く塗ったり、白っぽく残したりすると、光が透けている感じが出て本物そっくりになります。
宝石のような 目を 表現しよう
キバネツノトンボの目はとても大きくて、不思議な形をしています。
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複眼を、少し光沢のあるグレーや濃い緑色で塗ってみましょう。
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中心を少し濃くして、端の方に白く光る「ハイライト」を少しだけ残すと、宝石のようにキラキラして見えます。
幼虫は 地面の色に なじませよう
幼虫を塗る時は、大人とは逆の地味な色を使うのが正解です。
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茶色、灰色、こげ茶色を混ぜて、土や枯れ葉と同じような色にしましょう。
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体の横にあるトゲトゲや、大きなアゴは、少しだけ濃い色で縁取ると、強そうなハンターの雰囲気が出ます。
背景を 描いて 草原を 再現しよう
キバネツノトンボが草原を飛んでいる様子を想像してみましょう。
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背景に青い空や、緑色の長い草を描き加えると、この虫がどこに住んでいるのかがよく分かる素敵な作品になります。
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草の茎に止まってお休みしている様子を想像して、茎を茶色や薄い緑で丁寧に塗ってみるのも楽しいですね!
キバネツノトンボの豆知識
トンボの仲間じゃない!?
「キバネツノトンボ」という名前だけれど、実はトンボの仲間ではないんだ。ウスバカゲロウやアリジゴクなどと同じ「アミメカゲロウ」というグループの昆虫で、とても珍しい生き物なんだよ。
長ーい「ツノ」がチャームポイント
頭から生えている長い触角が、まるで「立派なツノ」のように見えることから名前が付けられたんだ。触角の先っぽがマッチ棒のように丸く膨らんでいて、少しチョウチョにも似ている不思議な顔をしているね。
黄色と黒のカッコいい羽
普通のトンボのように羽は透明ではなくて、黄色と黒の「トラのような模様」をしているのが大きな特徴だよ。春から初夏にかけての短い期間だけ現れて、明るい草むらの上をものすごいスピードで飛び回るんだ。
幼虫はアリジゴクの親戚だよ
大人になると空を飛ぶけれど、幼虫の時は地面で生活しているよ。顔に大きなアゴがあって「アリジゴク」にそっくりな形をしているんだ。でも、すり鉢のような巣は作らずに、石の下や草の陰でジッと獲物を待ち伏せして暮らしているよ。
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キバネツノトンボ 成虫
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キバネツノトンボ 成虫2
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キバネツノトンボ 幼虫
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