ゲンゴロウの塗り絵
ゲンゴロウの特徴
水の中の ハンター!ゲンゴロウ!
ゲンゴロウは、水の中で暮らす昆虫の中でも、とっても強くてかっこいい「水中の王者」だよ。きれいな池や沼をスイスイと自由に泳ぎ回る姿は、まるで小さな潜水艦みたいなんだ!
名前の由来:どこからきた名前?
「ゲンゴロウ」という名前の由来には、いくつかの説があるよ。
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昔、「源五郎」という名前の人が、この虫を最初に見つけた、あるいはこの虫に姿を変えたという伝説があるんだ。
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泳ぐのがとっても上手だから、「スイスイ泳ぐ(源々)」という言葉からきたという説もあるよ。
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漢字では「源五郎」や、カメの甲羅に似ていることから「亀の子虫」と呼ばれることもあるんだ。
いつ見られるの?
ゲンゴロウが元気に活動するのは、だいたい4月から10月ごろの暖かい時期だよ。
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春から夏にかけて、卵を産んだり、獲物を捕まえたりして活発に動くんだ。
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冬になると、水底の落ち葉の下や泥の中で、じっと静かに眠って冬越しをするよ。
どこに住んでいるの?
ゲンゴロウは、水草がたくさんあって、おだやかな流れの池や沼が大好きだよ。
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昔は田んぼにもたくさんいたけれど、今は水がとってもきれいな場所にしか住めなくなっているんだ。
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自然豊かな里山や、農薬を使っていないきれいな水辺を探すと会えるかもしれないね。
どんなものを食べているの?
ゲンゴロウは、大人も子供も「肉食」なんだ。
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大人のゲンゴロウは、弱った小魚やオタマジャクシ、水の中に落ちた虫などを食べるよ。
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鋭い鼻のような感覚で、水の中の食べ物の匂いを見つけるのがとっても得意なんだ。
泳ぎの達人!後ろ足のひみつ
ゲンゴロウの後ろ足を見てみて。他の足よりもずっと太くて長いよね。
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後ろ足には、細かいたくさんの毛が生えているんだ。
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これがボートの「オール」の役割をして、水を力いっぱいかいて、ものすごいスピードで泳ぐことができるんだよ。
水の中でも息ができる!
ゲンゴロウは昆虫だから、人間と同じように空気を吸って生きているよ。
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おしりの先を水面からちょっと出して、羽の内側に空気をため込んで潜るんだ。
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背中とおなかの間に「空気のボンベ」を背負っているようなものだから、長い間水の中にいられるんだね。
強そうな 幼虫:水中のトラ!
ゲンゴロウの子供(幼虫)は、大人とは全然違う形をしているよ。
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その姿はとっても恐ろしくて、英語では「ウォーター・タイガー(水中のトラ)」と呼ばれているんだ!
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鎌のような鋭い大きなアゴを持っていて、自分より大きな獲物にも勇敢に立ち向かうんだよ。
ゲンゴロウは 今、とても貴重な生き物
実は、昔に比べてゲンゴロウの数はとっても減ってしまっているんだ。
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今では「絶滅危惧種」といって、いなくなってしまうかもしれない心配な生き物として大切に守られているんだよ。
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ゲンゴロウが住めるような、きれいな自然を大切にしていきたいね。
一生の 過ごし方
ゲンゴロウは、卵、幼虫、サナギ、大人(成虫)という順番で大きくなる「完全変態」の仲間だよ。
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幼虫の時期が終わると、一度水から上がって、岸辺の土の中に自分でお部屋を作ってサナギになるんだ。
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土の中でじっくり準備をしてから、立派な大人のゲンゴロウになって水に戻ってくるんだよ。
ゲンゴロウの色を塗るコツ
色の選び方:深みのある 色で かっこよく!
大人のゲンゴロウは、ただの黒ではなくて、とってもきれいな色をしているよ。
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体のメインの色:「深いオリーブ色」や、黒に近い「こげ茶色」で塗ってみよう。少し緑色を混ぜると、本物そっくりになるよ。
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チャームポイントの縁取り:胸と羽の周りには、「きれいな黄色やオレンジ色」の縁取りがあるんだ。ここをはっきりと塗ると、すごく目立ってかっこよくなるよ!
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おなかの色:おなか側は、背中よりも少し明るい茶色や黄色をしているよ。
ツヤツヤした 質感を 出そう!
ゲンゴロウの体は、水の中を滑るように泳ぐために、とってもツルツルしているんだ。
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光の反射を入れよう:背中の一番盛り上がっているところを、白く塗り残したり、薄い色を塗ったりしてみてね。
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ツヤを意識する:色鉛筆で塗る時は、力を入れてしっかり塗ると、プラスチックのようなツヤツヤした感じが出るよ!
幼虫の 模様を 丁寧に!
幼虫のぬりえは、節がたくさんあるのが特徴だね。
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体の色:幼虫は「薄い茶色」や「ベージュ色」をしているよ。泥の色に似ているね。
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点々の模様:絵に描かれている小さな点々や線は、少し濃い茶色でトントンと叩くように塗ると、生き物らしいリアルな質感が出るよ。
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鋭いアゴ:顔についている大きなアゴは、一番強そうに見えるように「濃い茶色」でキリッと塗ろう!
後ろ足の「毛」を 表現しよう!
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泳ぐための毛:後ろ足に描かれている細い毛の線は、シュッシュッと素早く鉛筆を動かして描いてみよう。水の抵抗をしっかり受けて泳いでいる感じが出るよ。
水辺の世界を 描き加えよう!
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水の中の背景:周りに「マツモ」や「ホテイアオイ」などの水草を描いたり、水の泡を描き加えると、ゲンゴロウが気持ちよく泳いでいる場面になるよ!
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水の色:水全体を青く塗るだけでなく、光が差し込んでいるような明るい水色や、少し深い緑色を混ぜると、深みのある池の雰囲気になるよ。
ゲンゴロウの豆知識
お尻に空気を溜めて潜る
ゲンゴロウは水の中で生活するけれど、人間と同じように空気が必要なんだ。成虫は、水に入る前に「お尻(羽の隙間)」に空気の泡をたっぷり溜めて、それを使いながら呼吸をしているよ。だから、水の中からお尻だけをちょこんと出す姿が、とってもかわいいんだよ。
泳ぎの秘密は脚の「毛」
ゲンゴロウは空を飛ぶのも得意だけれど、水の中を泳ぐのはもっと得意なんだ。その秘密は、後ろの脚に生えているびっしりとした「毛」にあるよ。この毛がうちわのような役割をして、水をたくさん後ろに押し出すことができるから、ものすごいスピードで泳ぐことができるんだ。
幼虫は「水中のギャング」
ゲンゴロウの幼虫は、成虫とは全然違う、細長くてカマキリのような姿をしているよ(塗り絵の画像を見てみてね)。とっても食いしん坊で、自分よりも大きな魚やオタマジャクシを捕まえて食べるから、「水中のギャング」という恐ろしいあだ名が付けられているんだ。
絶滅の危機に瀕している
昔は日本の田んぼや池でたくさん見かけることができたけれど、今は水が汚れたり、住む場所がなくなったりして、数がとっても減ってしまったんだ。多くの種類のゲンゴロウが、国から「絶滅危惧種」に指定されている、とっても貴重な昆虫になっているんだよ。
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ゲンゴロウ 成虫
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ゲンゴロウ 幼虫
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