バナナの塗り絵
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バナナの特徴
甘くておいしい果物! バナナ!
バナナは、黄色くて細長い形が特徴的な、みんなが大好きな果物です。皮をむいてすぐに食べられるので、手軽なおやつや朝ごはんとして人気があります。甘くておいしいだけでなく、体に良い栄養がたくさん含まれています。
どんなところにできるの?
バナナは、熱帯や亜熱帯の、暖かくて湿気が多い地域で育ちます。フィリピンやエクアドル、メキシコなどが、バナナがたくさん作られている国として有名です。バナナは木になると思われがちですが、実は「バナナの木」と呼ばれているものは木ではなく、巨大な草の仲間です。
バナナができるまで
バナナは、とてもユニークな育ち方をします。
- 花が咲く:まず、バナナの大きな草から、紫色の大きな花が咲きます。
- 実がなる:この花が、だんだんとバナナの実に変わっていきます。一つの房にたくさんのバナナができて、これが何段にも重なって、大きな束になります。
- 収穫:まだ緑色のうちに、バナナの束を収穫します。緑色のバナナは、まだ硬くて甘くありません。
- 黄色に変わる:収穫されたバナナは、だんだんと黄色に熟していきます。お店に並んでいるバナナは、ちょうど食べごろの黄色いバナナです。
バナナの色々な種類
みんなが知っている黄色いバナナ以外にも、色々な種類のバナナがあります。
- 生食用バナナ:そのまま皮をむいて食べられるバナナです。
- 調理用バナナ:加熱して料理に使うバナナで、緑色のうちに収穫して、じゃがいものように使われます。
- 赤いバナナ:皮が赤くて、少し甘酸っぱい味がする珍しいバナナです。
栄養満点!
バナナには、体に必要な栄養がたくさん入っています。
- エネルギー:ご飯を食べるのと同じくらい、バナナには体を動かすためのエネルギーが入っています。
- ビタミン:風邪をひきにくくしたり、お肌をきれいにするためのビタミンもたくさん入っています。
- 食物繊維:お腹の調子を整えるための食物繊維も豊富です。
バナナの色を塗るコツ
色の選び方:おいしそうなバナナを表現しよう!
バナナのぬりえでは、その美味しそうな黄色と、皮のつるつるした感じを表現することがポイントです。バナナの熟し具合によって色を変えて塗るのも面白いです。
- バナナの熟し具合:
- 緑色のバナナ:まだ硬いバナナは、緑色で塗ります。少し濃い緑と薄い緑を混ぜて塗ると、本物らしくなります。
- 黄色いバナナ:食べごろのバナナは、黄色で塗ります。少しだけ薄い茶色やオレンジ色を混ぜると、より美味しそうに見えます。
- 茶色い斑点:黄色いバナナに、茶色い斑点がついていたら、それは完熟している証拠です。こげ茶色で、小さな点を描き加えてみましょう。
- つるつるした光沢:
- バナナの皮は、つるつるしていて光っています。光が当たっているところは、少しだけ白や薄い黄色を残しておきましょう。
- 黄色で塗った上から、白い色鉛筆でスッと線を引いてみるのも、つやを出す方法です。
- 影の色:
- バナナが何本も重なっている場合、バナナとバナナの間や、下の部分は、影になります。
- こういったところに、少し濃い黄色や薄い茶色を重ねて塗ると、立体的な感じになります。
- 背景の色:
- バナナは、南の暖かい地域にできるので、背景は緑色や水色などを組み合わせて、南国の雰囲気を表現してみましょう。
立体感を出す塗り方:「濃淡」と「影」を意識しよう!
バナナの形は、丸くて細長いです。この「濃淡」と「影」を上手に表現すると、ぬりえがもっと生き生きして見えます。
- 濃淡を出す場所:
- バナナの丸い部分に、光が当たっているところを想像して、少し薄い色を残しておきましょう。
- 影を出す場所:
- バナナとバナナが重なっている部分や、下の部分は、影になります。
- こういったところに、少し濃い色を塗ると、本物らしくなります。
絵の具や色鉛筆、画材のコツ!
- 色鉛筆:
- 力を入れて濃く塗ったり、力を抜いて薄く塗ったりすることで、濃淡を表現しやすいです。
- 黄色の上に、他の色(茶色やオレンジなど)を重ねて塗ると、深みのある色になります。
- クレヨン:
- クレヨンで塗ると、つるつるした感じを出しやすいです。指でこすって色をぼかすこともできます。
- 絵の具:
- 黄色に少しだけ水を混ぜて、薄い黄色を作り、光が当たっている部分に塗ってみましょう。乾いてから、もう一度濃い黄色を重ねて塗ると、深みが出ます。
きみの想像力と、自由な発想で、世界に一つだけの素敵なバナナのぬりえを完成させてください!
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バナナ束
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バナナ1つ