サイの塗り絵
サイの特徴
陸上で2番目に大きい巨大な体!
みんなは動物園でサイを見たことがあるかな?サイは、ゾウの次に体が大きな陸の動物なんだよ。大人になると体長は3メートルから4メートル、重さは2トンから3トン(軽自動車2台から3台ぶん)を超えるくらい巨大になるんだ。その大きくてドッシリとした姿は、まるで歩く要塞のようでとってもカッコいいんだよ。
名前の由来と英名!鼻の角という意味?
「サイ」という言葉は、昔の中国から伝わった漢字の「犀」からきているんだよ。英語ではRhinoceros(ライノセラス)と呼ばれるけれど、短くRhino(ライノ)と親しみを込めて呼ばれることも多いんだ。この言葉はギリシャ語の「鼻(rhino)」と「角(ceros)」が合わさってできたもので、文字通り「鼻の上に角がある生き物」という意味を持っているんだよ。
骨じゃない!?髪の毛や爪と同じ成分でできたツノ
サイの一番のシンボルといえば、鼻の上にドカンと生えた立派な角だね。実はこの角、鹿や牛の角と違って骨ではないんだよ。みんなの髪の毛や爪と同じケラチンという成分がギュッと固まってできているんだ。だから、もし戦って角が折れてしまっても、爪と同じように少しずつ伸びて元通りになるという不思議な性質を持っているんだよ。
鎧のように頑丈で分厚い皮膚のひみつ
サイの体を守っている皮膚は、まるで中世の騎士が着る鎧のように分厚くて頑丈なんだ。皮膚の厚さは約1.5センチメートルから5センチメートルもあって、草むらの鋭いトゲや肉食動物の爪からも体をしっかり守ることができるんだよ。体の節目には深いシワ(折り目)があって、この折り目のおかげで分厚い皮膚を持っていても関節を自由に曲げてスムーズに動くことができるんだね。
お肌のお手入れ!大好きな泥パック
サイの皮膚はとっても頑丈だけど、シワのすき間は柔らかくて虫に刺されやすいという弱点があるんだ。そこでサイは、毎日のように池や沼地に入って全身に泥を塗る泥パックをするんだよ。乾いた泥がバリアの役割を果たして、寄生虫や蚊から皮膚を守ってくれる上に、太陽の強い日差しからお肌を守る日焼け止めの効果もあるんだ。泥浴びはサイにとって最高のお手入れなんだね。
目は少し悪いけれど耳と鼻が超優秀!
サイの顔をよく見ると、巨大な体に対して目がとっても小さいことに気づくよ。実はサイは目が少し悪くて、すぐ近くにあるものしかハッキリ見えないんだ。その代わり、耳と鼻がとっても優れていて、耳をレーダーのようにくるくくる動かして遠くの小さな音を聞きつけたり、風に乗ってきた匂いを嗅ぎ取って天敵や仲間の場所を正確に突き止めたりすることができるんだよ。
アフリカとアジアに住む5種類のサイたち
世界には、アフリカに2種類(シロサイ、クロサイ)、アジアに3種類(インドサイ、ジャワサイ、スマトラサイ)の合計5種類のサイが暮らしているんだよ。アジアに住むインドサイなどは角が1本だけど、アフリカに住むシロサイやクロサイは鼻の上に前後並んで2本の角を持っているんだ。種類によって皮膚のシワの入り方や角の数が違うから、見比べてみると面白いんだよ。
唇の形で食べ分け!シロサイとクロサイのひみつ
アフリカに住むシロサイとクロサイは、体 plenary の色で見分けるのではなく唇の形で見分けることができるんだ。シロサイは地面の背の低い草を食べやすいように「横に広く平らな唇」をしていて、クロサイは木の葉っぱや枝を摘み取りやすいように「前につんと尖った器用な唇」をしているんだよ。ちなみにシロサイという名前は、アフリカーンス語の「広い(weit)」という言葉を英語の「白(white)」と聞き間違えたことからついたという面白い説があるんだ。
巨体なのに速い!自動車と同じスピードで走る
サイは重くてゆっくり歩いているイメージがあるけれど、本気を出して走ると驚くほど素早いんだよ。太くて力強い足を使ってドスンドスンと加速すると、なんと時速50キロメートルを超える速さで走ることができるんだ。これは自動車が街中を走るのと同じくらいのスピードで、短距離なら陸上選手よりもずっと速く駆け抜けることができるんだよ。
ツノを狙う密猟から守ろう!絶滅危惧種のお話
強くて大きなサイだけど、現在地球上にいる5種類のサイはすべて数が減ってしまい、絶滅のピンチ(絶滅危惧種)に瀕しているんだ。薬や飾り物にするためにサイの角を狙う人間(密猟者)や、住み家となる森が削られてしまったことが原因なんだよ。世界中の人々がサイを密猟から守り、安全に暮らせる環境を残すための保護活動を一生懸命行っているんだね。
サイの色を塗るコツ
本物通りのグレーと泥パックのブラウンの色選び
サイの体を塗るときは、野生のリアルな質感をイメージして色を選んでみよう。サイの体の基本色はグレー(灰色)やダークグレー、少しブラウンがかったネガ色がぴったりだよ。全体を灰色で塗ったあとに、大好きな泥パックをした姿を表現するために黄土色や焦げ茶色、薄い茶色を足元や身体のシワの周りに重ねて塗ってみよう。お腹の下側や首のシワのすき間にはうすいピンク色やクリーム色を隠し味として塗ると、柔らかい皮膚の質感が生まれて本物そっくりになるよ。
分厚い皮膚のシワと立体感を出す「ひかり」と「かげ」
サイのぬりえには、体にたくさんのくっきりとしたシワ(折り目)や筋肉のラインが描かれているね。この線を活かして迫力ある立体感を作ってみよう。背中の丸いラインや、太ももの一番盛り上がっている部分には明るいグレーや薄い黄色をふんわり乗せるか、あえて白い紙の色を少し残しておく(ハイライト)のがコツだよ。反対に、シワの溝になっているラインや、お腹の下の影、足のすき間には濃い黒色や焦げ茶色をクッキリ重ねてあげると、ドッシリとした重厚感と立体感が一気に引き立つんだ。
力強いツノと顔立ちをカッコよく仕上げるポイント
サイの顔の中で一番目立つ鼻の上の角(ツノ)は、力強さをアピールする重要パーツだよ。角の先端に向かって明るいベージュや薄いグレーを塗り、角の根元や影になる下側に濃いブラウンや黒色を重ねてグラデーションを作ってみよう。使い込まれて鋭くなったツノのカッコよさが引き立つよ。小さくてつぶらな目は真っ黒でクッキリ塗りつぶし、目の周りのシワに沿って淡いグレーを入れてあげると、優しくも凛々しいサイの表情が完成するよ。
親子サイのぬりえを楽しく塗り分けるコツ
お母さんサイと赤ちゃんサイが一緒に並んでいるぬりえなら、2頭の違いを意識して塗ってみよう。お母さんサイは、厳しい大自然を生き抜いてきた貫禄を出すために濃い目のグレーや泥の焦げ茶色をしっかり塗って力強く仕上げてみよう。手前にいる小さな赤ちゃんサイは、お母さんよりも少し明るい薄いグレーや、ほんのりピンクがかった肌色を混ぜてあげると、肌が柔らかくて可愛い赤ちゃんの雰囲気がバッチリ表現できるんだよ。
サバンナの大地や背景を描き上げて迫力満点の作品にしよう
サイが完成したら、背景にサイが生きるアフリカやアジアの大自然を描き足してみよう。足元の地面をあたたかい黄色や橙色(赤土)で塗り、周りに背の低い緑色の草や大きな岩を描き加えると、サバンナの雰囲気が一気に広がるよ。空には雲ひとつない眩しいスカイブルー(水色)や、夕暮れの鮮やかなオレンジ色を塗り広げてみよう。自分だけの素晴らしいアイデアで力強いサイのぬりえ作品を完成させてね!
サイの豆知識
角の正体は爪や髪と同じ「ケラチン」!
サイのいちばん大きな特徴であるかっこいい角ですが、実は骨ではありません。人間の髪の毛や爪と同じ「ケラチン」という成分が固まってできたものです。そのため、戦いや事故などで折れてしまっても爪と同じようにまた少しずつ伸びてきます。
自動車よりも重い!圧倒的な迫力の体
サイは陸の動物の中でゾウの次に大きい生き物です。体重は車1台分以上(約1トン〜3トン)もあり、まるで動く岩のような迫力を持っています。普段はゆったり動きますが、走ると自動車と同じ時速50キロメートルほどのスピードを出すことができます。
日焼けや虫を防ぐ「全身の泥パック」
サイの皮膚はとても分厚くて丈夫ですが、実は虫に刺されたり強い太陽の光で日焼けしたりするのが苦手です。そのため、水辺で全身にたっぷりと泥を塗る「泥浴び」をして、皮膚を守るパックとして活用しています。
目は良くないけれど鼻と耳がすぐれている!
サイの目はあまり良く見えておらず、近くに立つまで気づかないこともあります。そのかわり嗅覚(鼻)と聴覚(耳)がとても発達しており、風に乗ってくる遠くの匂いや音を敏感に感じ取ることができます。
唇の形で食べ物がちがう「シロサイ」と「クロサイ」
有名なサイの仲間には「シロサイ」と「クロサイ」がいます。シロサイは地面の草を食べやすいように幅の広い平らな唇をしており、クロサイは樹木やかん木の葉っぱをつまみやすいように先が尖った器用な上唇をしています。
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