「塗り絵」は、ひとりで集中して楽しむイメージが強いかもしれません。しかし、塗り絵の楽しみ方はそれだけではありません。
実は、塗り絵はみんなでワイワイ楽しむことができる最高の「塗り絵ゲーム」になります。
この記事では、お子さまの誕生日会やご家族での集まり、保育園や高齢者施設のイベントなどで盛り上がる、ユニークな塗り絵ゲームのアイデアをご紹介します。
さあ、色鉛筆やクレヨンを準備して、みんなで楽しい思い出を作りましょう!
目次
1. 協力して1つの絵を完成させる「巨大塗り絵リレー」
準備するもの:
- 大きな塗り絵用紙(模造紙などに拡大印刷したものがおすすめ)
- 複数色の色鉛筆、クレヨン、マーカー
- 参加者の数に応じたチーム分け
遊び方:
- 参加者をいくつかのチームに分けます。
- 各チームの前に、大きな塗り絵用紙を広げます。
- 「よーいドン!」の合図で、リレー形式でチームメンバーが交代しながら色を塗っていきます。
- 制限時間内に、最もきれいに、または独創的に塗り絵を完成させたチームの勝利です。
このゲームのポイント:
- 協調性とコミュニケーション能力を育む: チーム内で「この部分は〇〇色にしよう」「こっちをお願い!」といった相談が自然と生まれます。
- 達成感の共有: みんなで協力して1つの作品を完成させることで、大きな達成感を味わうことができます。
2. 予想外の色使いが面白い「くじ引きカラー塗り絵」
準備するもの:
- 塗り絵用紙
- たくさんの色鉛筆やマーカー
- 色の名前を書いた紙を小さく切ったもの
遊び方:
- 色を塗る場所ごとに、くじ引きをします。
- 例えば、「お花の色」というお題のくじを引いて、「青」が出たら、お花を青色で塗ります。
- 「葉っぱの色」のくじを引いて「赤」が出たら、葉っぱを赤色で塗ります。
- 全員が色を塗り終えたら、それぞれの作品を見せ合って楽しみます。
このゲームのポイント:
- 固定観念からの解放: 「空は青、草は緑」といった思い込みから離れ、自由な発想で色を組み合わせる楽しさを発見できます。
- 笑いが生まれる: 予想外の色使いに、みんなで笑いながら楽しむことができます。
3. 心理戦と戦略性が楽しい「色かぶり禁止!塗り絵バトル」
準備するもの:
- 同じ絵柄の塗り絵用紙を人数分用意
- 複数色の色鉛筆やマーカー
遊び方:
- 参加者全員に同じ塗り絵用紙を配ります。
- 「色かぶり禁止!」というルールのもと、色を塗り始めます。
- 誰かが「私はこのお花を赤で塗る!」と宣言したら、他の人はそのお花を赤で塗ることができなくなります。
- 塗り絵がすべて埋まるまで、このルールを続けます。
このゲームのポイント:
- 戦略的思考を養う: どの部分をどの色で塗るか、他の人が選びそうな色を先に押さえるかなど、頭を使う要素が満載です。
- 最後まで飽きさせない: 誰もが使いたがる人気色を、いつ使うかという駆け引きが楽しめます。
4. 記憶力と観察力が試される「見て描いて!記憶塗り絵」
準備するもの:
- 塗り絵用紙を人数分用意
- 元となる色を塗った見本の絵
- 色鉛筆やマーカー
遊び方:
- 元となる見本の絵を、参加者全員で10秒間だけ見ます。
- 見本を隠し、記憶を頼りに自分の塗り絵用紙に色を塗っていきます。
- 全員が塗り終えたら、元の見本の絵と、それぞれの作品を見比べます。
このゲームのポイント:
- 記憶力と観察力のトレーニング: 短時間で色や配置を記憶する力、細部まで注意深く見る力が養われます。
- 思い込みとのギャップを楽しむ: 「この部分はこの色だったはず…?」といった、記憶と現実の違いに面白さを見出すことができます。
イベントで塗り絵ゲームを活用するコツ
- 景品を用意する: 最優秀作品や最も面白い作品に、小さなお菓子や塗り絵セットなどをプレゼントすると、さらに盛り上がります。
- 年齢に合わせたルール設定: 小さなお子さまが多い場合は、シンプルで簡単なルールに、大人や高齢者が多い場合は、少し複雑で頭を使うルールにすると良いでしょう。
- BGMを流す: 塗り絵をしている時間に、楽しい音楽やそのテーマに合ったBGMを流すことで、よりイベントが楽しくなります。
まとめ:塗り絵ゲームで最高の思い出を
塗り絵ゲームは、世代や年齢を問わず、みんなで楽しく盛り上がることができます。
ひとりで集中して取り組む塗り絵も素敵ですが、時にはみんなでワイワイ、色を通してコミュニケーションを楽しんでみませんか?
「ぬりえ図鑑」では、様々なテーマの塗り絵を無料で提供しています。イベントの景品や、ゲームの題材としてもご活用いただけますので、ぜひお気に入りの1枚を探してみてください。
さあ、次のパーティーやイベントでは、ぜひ塗り絵ゲームを取り入れて、みんなで最高の思い出を作りましょう!