恐竜好き集まれ!子どもに大人気「恐竜ぬりえ」おすすめランキング10選

恐竜好き集まれ!子どもに大人気「恐竜ぬりえ」おすすめランキング10選

子どもたち、特に男の子の心を掴んで離さない永遠のヒーロー、「恐竜」。 何千万年も前の地球を支配していた巨大な生物たちが、どんな姿で歩き、どんな声を上げていたのか想像するだけで、ワクワクとした冒険心が湧いてきますよね。

「ティラノサウルスは本当に赤かったのかな?」「トリケラトプスは森の中で隠れるために緑色だったかも?」 実は、恐竜の「色」については、最新の研究でもまだ完全には解明されていないことが多いのです。だからこそ、恐竜のぬりえは子どもたちの想像力を無限に広げる最高のキャンバス!図鑑通りの色で塗るのも勉強になりますが、ピンクや水色、虹色など、自由な発想で塗れるのが恐竜ぬりえの醍醐味です。

今回は、ぬりえ図鑑でダウンロードできる数ある恐竜の中から、特にアクセスが多く人気の高いベスト10をランキング形式でご紹介します。それぞれの恐竜の特徴や、かっこよく塗るためのワンポイントアドバイスもまとめました。ぜひお気に入りの恐竜を見つけて、親子で太古の世界へタイムスリップしてみましょう!

第1位 最強の肉食恐竜!ティラノサウルス

恐竜ランキング不動のナンバーワンといえば、やっぱりこの恐竜。「暴君トカゲ」の名を持つ、白亜紀最強のハンター、ティラノサウルス(T-レックス)です。 最大の特徴は、獲物を一撃で仕留める強靭なアゴと、鋭いナイフのようなキバ。そして、巨大な体を支える太くてたくましい後ろ足です。一方で、ちょこんとついた小さな前足が「かわいい」と言われることもありますが、この前足も実は筋肉質で強力だったと言われています。

【塗り方のヒント】 最強の恐竜らしく、強そうで迫力のある色を選んでみましょう。燃えるような「赤」や、重厚感のある「黒」や「焦げ茶」が人気ですが、最近の研究では「羽毛が生えていた」という説もあります。背中の部分だけフサフサした質感をイメージして塗ったり、体にトラのような縞模様を描き足してみたりすると、一味違ったオリジナルのティラノサウルスが完成しますよ!

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第2位 超巨大な首長竜!ブラキオサウルス

第2位は、ジュラ紀を代表する超巨大な草食恐竜、ブラキオサウルスです。 その特徴はなんといっても、ビルの4階にも届くほどの長~い首!高い木の上の葉っぱを独り占めして食べていました。前足が後ろ足よりも長い独特の体型をしており、まるでキリンのようなシルエットが優雅で美しい恐竜です。性格は比較的温厚だったと考えられており、群れでゆったりと移動していたことでしょう。

【塗り方のヒント】 とてつもなく大きな体を塗るので、塗りごたえは抜群です。森の木々に紛れて身を守っていたかもしれないので、深緑やモスグリーン、茶色といった「アースカラー」で塗るとリアルな雰囲気が出ます。広い背中や長い首に、キリンのような網目模様やブチ模様を描いてあげるのも素敵ですね。背景に高い木や雲を描き足すと、その巨大さがより際立ちます。

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第3位 3本の角とフリルがかっこいい!トリケラトプス

ティラノサウルスの永遠のライバルとして描かれることも多い、大人気の角竜トリケラトプスが第3位にランクイン。 鼻の上に1本、目の上に2本、合計3本の鋭い角と、首を守るような大きなエリ飾り(フリル)がトレードマークです。植物食恐竜ですが、肉食恐竜に襲われたときはこの角を使って果敢に戦ったと言われています。ガッチリとした戦車のようなボディは、男の子たちの憧れです。

【塗り方のヒント】 トリケラトプスの最大の見せ場は、やはり頭の「フリル」です。この部分は、敵を威嚇したり、仲間に自分をアピールしたりするために、派手な模様があったかもしれません。体は地味な色でも、フリルの部分だけは赤やオレンジ、黄色を使って目玉模様を描くなど、思いっきり派手にデザインしてみましょう!

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第4位 背中の帆がトレードマーク!スピノサウルス

近年、映画などの影響でティラノサウルスを超える巨大な肉食恐竜として人気急上昇中なのがスピノサウルスです。 最大の特徴は、背中にある骨の突起が皮膚でつながった、大きな扇のような「帆」。そして、ワニのように細長い顔です。実は水辺で暮らしていて、魚を捕まえて食べていたことが分かっています。陸上だけでなく水中でも活動できた、水陸両用のハンターです。

【塗り方のヒント】 水辺の生き物なので、ワニや大型の魚をイメージして、青緑や青、グレーなどの寒色系で塗ると雰囲気がマッチします。背中の大きな帆は、体温調節やディスプレイに使われていたと考えられているので、ここだけは鮮やかな赤や紫など、目立つ色を使ってアクセントをつけてみましょう。

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第5位 背中の板がとってもオシャレ!ステゴサウルス

「屋根に覆われたトカゲ」という意味を持つ、剣竜類の中で最も有名なステゴサウルス。 背中に互い違いに並んだ五角形の骨の板(骨板)と、尻尾の先にある4本の鋭いトゲが特徴的です。頭はとても小さく、脳みそはクルミほどの大きさしかなかったと言われていますが、そのユニークな鎧のような見た目が子どもたちに愛されています。

【塗り方のヒント】 背中の板には血管が通っていて、興奮すると赤く色が変わったという説があります。板を一枚一枚違う色でカラフルに塗ってみたり、赤からオレンジへのグラデーションにしてみたりと、色彩感覚を活かして楽しみましょう。体は硬い皮膚をイメージして、ゴツゴツとした濃い色で塗ると強そうに見えますよ。

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第6位 巨大な目を持つ海の王者!テムノドントサウルス

こちらは陸の恐竜ではなく、海に住んでいた爬虫類「魚竜(ぎょりゅう)」の仲間、テムノドントサウルスです。 イルカによく似た流線型の体をしていますが、特筆すべきはその「目」の大きさ。直径20センチ以上もある巨大な目を持っており、暗い深海でも獲物を見つけることができたと言われています。「切る歯を持つトカゲ」という名の通り、鋭い歯でイカや魚を捕食していました。

【塗り方のヒント】 陸の恐竜とは違い、海の中をスイスイ泳ぐ姿をイメージしましょう。現代のイルカやサメのように、背中側を濃いブルーやグレー、お腹側を白や薄い水色で塗ると、海の中の生き物らしさがグッと増します。周りに泡や小魚を描き足して、海の中の世界を表現してみてください。

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第7位 賢くて素早いスピードスター!ヴェロキラプトル

映画『ジュラシック・パーク』シリーズでの活躍で一躍有名になったヴェロキラプトル。 体はそれほど大きくありませんが、非常に頭が良く、集団で狩りを行っていたとされる恐竜です。足にある鋭いカギ爪が最大の武器。素早い動きで獲物に飛びかかりました。最近の研究では、全身が「羽毛」で覆われていた可能性が高いと言われています。

【塗り方のヒント】 これまでの「トカゲのような肌」のイメージだけでなく、「鳥のような羽毛」を意識して塗ってみましょう。熱帯の鳥のように鮮やかなブルーや黄色を使ったり、猛禽類のようにまだら模様にしてみたり。カラフルな羽毛をイメージすることで、今までとは違う新しいラプトルの姿が生まれるかもしれません。

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第8位 親指のスパイクが武器!イグアノドン

1822年に発見された、恐竜研究の歴史の中でも最初期に見つかった有名な恐竜、イグアノドン。 イグアナの歯に似ていることから名付けられました。特徴はなんといっても、手にある鋭く尖った「親指のスパイク(爪)」です。普段は四足歩行で植物を食べていましたが、敵に襲われると立ち上がり、このスパイクを武器にして戦ったと考えられています。

【塗り方のヒント】 がっしりとした草食恐竜らしい体つきをしています。群れで生活していたと言われているので、仲間同士で見分けがつくような模様があったかもしれません。優しい緑色や茶色をベースにしつつ、背中にはシマウマのような縞模様を入れてみるのはいかがでしょうか?

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第9位 スプーンのような歯が特徴!カマラサウルス

北アメリカで繁栄した、首の長い巨大な草食恐竜カマラサウルス。「空洞を持つトカゲ」という意味の名前で、背骨の中に空洞があり、見た目の大きさの割には体重が軽くなるような構造をしていました。 ブラキオサウルスと似ていますが、首はやや短めで、顔が少しずんぐりと丸みを帯びているのがチャームポイント。スプーンのような形をした丈夫な歯で、硬い植物もバリバリ食べていました。

【塗り方のヒント】 ゾウの皮膚のような、厚くて丈夫な質感をイメージして塗ってみましょう。グレーやベージュなどの落ち着いた色が似合いそうですが、首のあたりに明るい色の斑点などを入れてアクセントをつけるのもおすすめです。どっしりとした重量感を表現できるように、影を濃く塗るのもポイントです。

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第10位 大空の支配者!プテラノドン

ラストを飾るのは、恐竜時代の空を代表する翼竜、プテラノドンです。 厳密には恐竜ではなく「翼竜」というグループに属しますが、子どもたちには恐竜の仲間として大人気。頭の後ろに長く伸びたトサカと、大きなクチバシ、そしてグライダーのように広がる巨大な翼が特徴です。上昇気流に乗って、海の上を優雅に飛び回り、魚を捕まえていました。

【塗り方のヒント】 大きく広げた翼が一番の塗りどころです。翼は皮膚の膜でできていたので、少し薄い色で塗ったり、血管が透けているように赤みを加えたりするのもリアルです。頭のトサカはオスがメスにアピールするためのものだったかもしれないので、赤や黄色で目立たせてみましょう。空を飛んでいるシーンを想像して、背景を爽やかな水色で塗ると完璧です!

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まとめ

子どもたちに大人気の「恐竜ぬりえランキング10選」、いかがでしたでしょうか? 王道のティラノサウルスから、海を泳ぐテムノドントサウルス、空を飛ぶプテラノドンまで、個性豊かな古代の生き物たちが勢揃いしました。

恐竜のぬりえには「正解」がありません。図鑑を見ながらリアルさを追求するのも楽しいですが、「もしもこんな色の恐竜がいたら楽しいな」「強そうに見せるにはどんな色がいいかな?」と、お子さんと会話を楽しみながら、自由な発想で太古の世界を彩ってみてください。

完成したぬりえは、ぜひお部屋に飾って、自分だけの「恐竜博物館」を作ってみてくださいね!