きくらげの塗り絵
きくらげの特徴
かさも柄もない、ふしぎなキノコ
きくらげは、ほかのキノコとはぜんぜんちがう形をしているよ。
かさも柄もなく、うすくてやわらかい耳のような形をしているんだ。
ふちは波うっていて、くるりと巻いたり、折れまがったりしているよ。
さわるとぷるぷるしていて、ゼリーのような手ざわりなんだ。少しすきとおった、こい茶色をしているよ。
名前は「木のくらげ」
きくらげという名前は、食べたときのコリコリした食感が、海のくらげに似ていることからついたんだ。
木に生えるくらげのような食べ物、ということで「木くらげ」なんだよ。
漢字では「木耳」と書くよ。木に生える耳のような形だからなんだ。
名前の由来が、食感と見た目の両方から来ているなんて、おもしろいね。
キノコなのに、海の生き物の名前がついているのは、きくらげくらいかもしれないね。
木の幹に、たくさん生える
山のきくらげは、クワやニワトコ、ブナ、ケヤキなどの広葉樹の、たおれた幹や切り株、枯れた枝に生えるよ。
雨がふったあとは、水をすってぷっくりふくらむんだ。
晴れて乾くと、小さくちぢんで固くなるよ。でも、また雨がふると、もとのぷるぷるにもどるんだよ。
ほとんどが外国から
日本で食べられているきくらげの9割以上は、中国などから輸入されたものなんだ。
多くは、からからに乾かした干しきくらげとして売られているよ。
さいきんは、日本でも育てられるようになって、ぷるぷるの生きくらげを見かけることも増えてきたんだ。
1枚目の塗り絵は、生きくらげの写真を見本にしているよ。秋のキノコの松茸やしめじともくらべてみてね。
中華料理で大かつやく
きくらげは、中華料理によく使われるキノコだよ。
卵といっしょに炒めた「きくらげと卵の炒め物」や、八宝菜、ラーメンや酢のものにも入っているんだ。
味はあまりないけれど、コリコリした歯ごたえがあって、料理の食感を楽しくしてくれるよ。
2枚目の塗り絵は、ふわふわの卵と、ひらひらのきくらげを炒めた料理を描いているんだ。
きくらげの色を塗るコツ
こい茶色に、すきとおった感じを
きくらげは、こい茶色だよ。でも、全部をこい茶色でぬりつぶすと、重たく見えてしまうんだ。
ふちのほうを明るい茶色やオレンジがかった茶色にして、重なっている奥のほうをこくしてみよう。
ふちが明るいと、うすくてすきとおった感じが出るよ。
つやは、白く残す
生きくらげの表面は、ぬれたようにつやつやしているんだ。
しわの山になっているところを、小さく白いまま残してみよう。光が当たっているように見えるよ。
根もとの固いかたまりは、うすいクリーム色や黄土色にすると、本物らしくなるんだ。
卵炒めは、黄色と黒のコントラスト
卵炒めの絵は、ふわふわの卵を明るい黄色、きくらげをこい茶色から黒でぬってみよう。
黄色と黒がとなりあうと、おたがいがくっきり見えるんだ。
青菜は緑、お皿のもようは赤や青。れんげは白いまま残すと、中華料理らしい絵になるよ。
1枚ずつ、色のこさを変えよう
1枚目の生きくらげは、何枚も重なって山になっているね。
いちばん手前の大きな1枚を明るい茶色、そのうしろを少しこく、いちばん奥をこげ茶色にすると、山の奥行きが出るよ。
しわの線にそって、こい色を少し重ねると、ぷるぷるとした立体感が出るんだ。
全部を同じ色にしないで、1枚ずつ少しずつ色を変えてみてね。
お皿のもようも楽しもう
炒め物のお皿には、ふちに中華風のもようが入っているよ。
赤や青、金色などでぬってみよう。うずまきのようなもようは、1つずつ同じ色でぬるときれいだよ。
きくらげの豆知識
干すと、とても小さくなる
干しきくらげは、水にもどすと、何倍もの大きさにふくらむよ。
小さくて固い干しきくらげが、水の中でみるみる大きくなって、ぷるぷるにもどるんだ。
料理に使うときは、少なめに見えても、もどすとたくさんになるから気をつけてね。
ビタミンDがたっぷり
干しきくらげには、骨をじょうぶにするのを助けるビタミンDが、とてもたくさん入っているよ。
食べ物の中でも、ビタミンDの多さはトップクラスなんだ。
おなかの調子を整える食物繊維もたっぷりなんだよ。
毛の生えた、あらげきくらげ
きくらげには、よく似たなかまのあらげきくらげがいるよ。
あらげきくらげは、背中がわに、こまかい毛がたくさん生えているんだ。
きくらげより少し厚くて、コリコリした歯ごたえが強いんだって。お店では、どちらも「きくらげ」として売られていることがあるよ。
雨で生き返るキノコ
山のきくらげは、晴れた日が続くと、からからに乾いて小さくなってしまうよ。
でも、雨がふると水をすって、またぷるぷるにもどるんだ。
乾いても死んでしまわないで、雨を待っているんだね。
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生きくらげ
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きくらげと卵の炒め物
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