椎茸(しいたけ)の塗り絵
椎茸(しいたけ)の特徴
シイの木に生えるから「しいたけ」
しいたけは、日本でいちばんなじみのあるキノコのひとつだよ。
名前は、シイという木のたおれた幹などに生えることからついたと言われているんだ。
山では、クヌギやコナラ、シイなどの木の、たおれた幹や切り株に生えるよ。生えてくるのは春と秋の年2回なんだ。
かさと、うらのひだ
しいたけのかさは、はじめはまるいおまんじゅうのような形で、育つにつれて平らに開いていくよ。
かさの表は茶色で、白いひびわれのようなもようが入ることがあるよ。この白いもようが目立つものは、花どんことよばれて高級品なんだ。
かさのうらをのぞくと、白くてうすいひだが、まん中から外へ向かってびっしりならんでいるよ。
まん中から出ている太い柄は、中までつまっていて、かみごたえがあるんだ。
丸太で育てる? おがくずで育てる?
しいたけの育て方には、2つのやり方があるよ。
1つは原木栽培。クヌギやコナラの丸太に穴をあけて、しいたけのたねになる「こま」を打ちこんで、林の中で育てるんだ。
もう1つは菌床栽培。おがくずに米ぬかなどをまぜて固めたブロックで、建物の中で育てるよ。
いまスーパーで売っている生しいたけは、ほとんどが菌床栽培なんだ。
生しいたけは徳島、干ししいたけは大分
生しいたけをいちばん多く作っているのは徳島県。2025年の調べでは、全国のおよそ1割を作っているよ。
干ししいたけは大分県が1位で、全国の3分の1以上を作っているんだ。
しいたけは、煮物や炒め物、すき焼きなど、いろいろな料理に使われるよ。同じ秋のキノコの松茸とくらべて、形のちがいを見てみてね。
スーパーでの選び方
お店でしいたけを選ぶときは、かさのうらのひだを見てみよう。
ひだが白くて、きれいにそろっているものが、新しくておいしいしいたけなんだ。
かさは、あまり開きすぎず、ふちが内がわへ少し巻きこんでいるものがいいよ。柄が太くて短いものもおすすめなんだ。
反対に、ひだが茶色っぽくなっているものは、とってから時間がたっているしるしだよ。
干ししいたけと生しいたけ
しいたけには、とれたままの生しいたけと、からからに乾かした干ししいたけがあるよ。
干ししいたけは、水につけてもどしてから使うんだ。もどした水には、うまみがたっぷり出ているので、だしとして料理に使うよ。
乾かすと、生のときよりも香りが強くなるんだって。
椎茸(しいたけ)の色を塗るコツ
かさは茶色を重ねて
しいたけのかさは、こげ茶色だよ。まずうすい茶色で全体をぬってから、まん中のほうにこい茶色を重ねてみよう。
かさのふちにいくほど少しうすくすると、まるくふくらんだ形が出るんだ。
ひびわれのような白いもようは、ぬらずに白いまま残すと本物らしくなるよ。
ひだと柄は、白〜クリーム色
かさのうらのひだは、白っぽいクリーム色だよ。
ひだの1本1本のすきまに、ほんの少しだけうすい茶色をのせると、ひだが重なっている感じが出るんだ。
柄も白っぽいけれど、根もとのほうは少し茶色くなっているよ。切り口のところは、うすい茶色にしてみよう。
網焼きの絵は、火の色を楽しむ
網焼きの絵では、しいたけのひだのくぼみにたまったしょうゆを、こげ茶色でぬってみよう。
焼き網は灰色や黒、七輪は土の色のうすいオレンジや茶色がにあうよ。
七輪の窓の中を赤やオレンジにすると、中で炭が燃えているように見えるんだ。ゆげはぬらずに白いまま残そう。
2つのしいたけを、ぬり分けてみよう
1枚目の絵には、しいたけが2つあるね。左はかさの表、右はかさのうらと柄が見えているよ。
左のかさはこい茶色、右のかさのふちは少し明るい茶色にすると、2つのちがいがはっきりするんだ。
同じしいたけでも、見る向きで色の見え方がちがうことを楽しんでみてね。
椎茸(しいたけ)の豆知識
うまみのひみつは「グアニル酸」
しいたけ、とくに干ししいたけには、グアニル酸といううまみのもとがたっぷり入っているよ。
昆布のグルタミン酸、かつおぶしのイノシン酸とならんで、「三大うまみ成分」のひとつなんだ。
昆布といっしょにだしをとると、うまみがぐんと強くなるんだって。
お日さまに当てると、ビタミンDがふえる
しいたけには、日光に当たるとビタミンDに変わるもとが入っているよ。
ビタミンDは、骨をじょうぶにするのを助ける栄養なんだ。
だから、料理する前にしいたけを少しのあいだ日なたに置いておくと、栄養がふえるんだよ。
炭焼きの源兵衛さんの言い伝え
いまの大分県には、しいたけづくりのはじまりについての言い伝えがあるよ。
およそ350年前、炭焼きをしていた源兵衛という人が、炭にする木にしいたけが生えているのを見つけたんだ。
そこで、木になたで傷をつけておくと、しいたけが生えてくることに気づいた、というお話なんだ。
春と秋、2回とれる
山のしいたけは、春と秋の年に2回生えてくるよ。
春にとれるものは「春子」、秋にとれるものは「秋子」とよばれることがあるんだ。
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しいたけ
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しいたけの網焼き
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