大根(ダイコン)の塗り絵
大根(ダイコン)の特徴
冬においしくなる野菜
大根は、日本でむかしから食べられてきた冬の野菜だよ。
日本でいちばん古い書物の1つ「古事記」にも出てくるほど、長いつきあいの野菜なんだ。
いまは1年じゅうお店にならんでいるけれど、いちばんおいしい旬は、寒い冬だよ。
寒くなると、大根は体を守るためにあまみをためるので、あまくておいしくなるんだ。
おでんに入れたり、すりおろしたり、煮物にしたりと、いろいろな食べ方ができるね。
葉から根の先まで、まるごと食べられる野菜なんだよ。
白い根と、緑の葉
1枚目の塗り絵は、畑からぬいた大根を横にねかせたところだよ。
ふだん食べている白くて太いところは、土の中で育つよ。
上のほうが緑色になっている大根は、青首大根というんだ。
土の上に出ている部分が、日光に当たって緑色になるんだよ。
日本でいちばん多く作られているのが、この青首大根だよ。
頭の上には、ぎざぎざした大きな葉がふさふさと広がっているね。
人参やごぼうと同じように、根を大きく育てて食べる野菜なんだ。
うんとこしょ!大根ぬき
2枚目は、冬の畑で、子どもたちが大根ぬきをしているところだよ。
男の子は、足をふんばって葉のつけねを両手でにぎり、ぬこうとしているね。
女の子は、ぬいたばかりの大きな大根を両うでにかかえて、うれしそうだよ。
うしろでは、おじいちゃんが大根の入ったかごを持っているね。
遠くには山と家、柿の木も見えるよ。
大根は土の中に深くのびているので、まっすぐ上に引くのがコツなんだ。
冬の軒先の、干し大根
3枚目は、農家の庭で、たくさんの大根を干しているところだよ。
竹や丸太を組んだやぐらに、2本ずつしばった大根が、ずらりとならんでいるね。
冷たい冬の風にあてて干すと、水分がぬけて、やわらかくしんなりするんだ。
こうして干した大根をつけものにしたものが、たくあんだよ。
庭には、にわとりやおけ、わらのたばがあって、古い農家の冬のけしきが広がっているね。
雪をかぶった山も見えるよ。
大根(ダイコン)の色を塗るコツ
白い大根を、白く見せるコツ
大根の根は、紙の白をたくさん残すときれいに見えるよ。
下がわのふちに、うすい灰色やうすい水色を少し入れると、丸いつつの形に見えてくるんだ。
首のところはうすい黄緑にして、白いところへ少しずつうすくなるようにぬろう。
ひげ根は、うすい茶色でぬると、土から出てきたばかりのようだね。
根の横に入った細い線は、少しこい灰色でなぞるといいよ。
葉は、黄緑と緑を重ねて
大根の葉は、まず黄緑でぜんたいをぬって、葉のつけねやふちにこい緑を重ねよう。
葉のまん中のすじは、白っぽく残すか、うすい黄緑にすると、葉の形がはっきりするよ。
葉がたくさん重なっているところは、下の葉をこくすると、前後の重なりがわかるね。
冬の畑と、農家の色
2枚目の畑の土は、こげ茶とうすい茶色をまぜてぬろう。
子どもの上着やミトンは、赤や黄色、青など好きな色で、元気いっぱいにぬると楽しいよ。
3枚目の干し大根は、少しクリーム色やうすい茶色をまぜると、干してしんなりした感じが出るんだ。
やぐらの竹は黄土色、丸太はこげ茶にして、遠くの山はうすい青にすると、奥行きが出るよ。
軒下の干し柿は、オレンジ色でぬると、冬の景色のアクセントになるね。
大根(ダイコン)の豆知識
春の七草の「すずしろ」
お正月のあとの1月7日に食べる七草がゆを知っているかな。
その七草の1つ「すずしろ」は、大根のことなんだよ。
「すずな」はカブのことで、どちらも七草の仲間に入っているんだ。
世界一の大根が日本にある
日本には、いろいろな形の大根があるよ。
鹿児島県の桜島大根は、丸い形で、世界一重い大根と言われているんだ。
大きなものは、30キログラムくらいになることもあるんだよ。
愛知県や岐阜県で作られる守口大根は、細長くて、世界一長い大根と言われているんだ。
京都の聖護院大根は、丸くてやわらかい大根だよ。
上はあまくて、先はからい
1本の大根でも、場所によって味がちがうよ。
葉に近い上のほうはあまく、先のほうにいくほどからくなるんだ。
だから、上のほうはサラダに、まん中は煮物に、先のほうはからみのある大根おろしに使うといいと言われているよ。
葉にも栄養がたっぷりあるので、すてずにいためて食べるとおいしいんだ。
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大根
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冬の畑の大根ぬき
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農家の干し大根
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