ひらがな「で」の塗り絵
ひらがな「で」の特徴
「でんわ」の「で」
この塗り絵の文字は、ひらがなの「で」だよ。
ことばは「でんわ」だよ。左の絵は、むかしの家によくあった黒電話なんだ。
耳と口にあてる受話器、まるい穴がならんだダイヤル、そして、くるくるまいたコードがあるね。
今のスマートフォンとは、ずいぶんちがう形をしているよ。
おじいちゃんやおばあちゃんに見せたら、なつかしいと言ってくれるかもしれないね。
「で」は「て」から生まれた字
「で」は、「て」にてんてん(濁点)をつけた字だよ。
もとの「て」は、漢字の「天」をくずして書いているうちに、今の形になったんだ。
てんてんをつけると、「て」のすんだ音が「で」というにごった音にかわるよ。
「てんわ」ではなく「でんわ」だよ。てんてんをわすれないようにしようね。
書き方のポイント
「て」は1画で書くよ。
左から右へ、少し右上がりに横線を書き、右のはしでおりかえして、左下へななめにもどるんだ。
そこから、まるく大きくカーブをえがきながら下へ下ろし、右下へやさしくはらうよ。
横線を長めに、下のカーブをふっくらと書くと、形がととのうね。
さいごに、右上にてんてんを2つ書くよ。横線の右はしの、少し下のあいたところに、小さく書いてね。
「で」のつくことば
「で」で始まることばには、でんしゃ、でんき、でぐち、でんでんむしなどがあるよ。
「でんでんむし」は、かたつむりのことなんだ。「で」が2回も出てくるね。
うで、そで、ふでのように、おしりに「で」がつくことばもあるよ。
体のなかまや、服のなかまで、「で」のつくことばをさがしてみよう。
塗り絵の見かた
この塗り絵は、左に電話の絵、右上に大きな「で」と、たて書きの「でんわ」ということば、右下になぞり書きのますがならんでいるよ。
まず絵を見ながら、「でんわ」と声に出して読んでみよう。
それから大きな「で」をぬって、さいごになぞり書きをすると、見て、言って、書いて、3つのやり方で字をおぼえられるんだ。
「て」の塗り絵とならべて、てんてんがあるか、ないかを、くらべてみるのもいいね。
ひらがな「で」の色を塗るコツ
大きな「で」はグラデーションで
大きな「で」は1画の字なので、書きはじめから書きおわりへ、色を少しずつかえてぬってみよう。
たとえば、黄緑から緑、そして青緑へと、だんだんこくしていくと、ひとふでの流れがよくわかるよ。
てんてんは、赤やピンクにすると、目立つね。
黒電話は、黒でなくてもいい
本物の黒電話は、名前のとおり黒だけれど、塗り絵では好きな色にしてもいいよ。
黒でぬるときは、光が当たる上のほうを少し白く残すと、つやつやに見えるんだ。
赤やクリーム色、うすみどりにすると、かわいい電話になるね。
ダイヤルのまるい穴は、白のまま残しておくと、穴がよく目立つよ。
コードはくるくるを楽しく
くるくるまいたコードは、電話の体と同じ色にすると、まとまって見えるよ。
1つおきに、ちがう色をぬって、しましまのコードにするのもたのしいね。
電話をおいている台やテーブルを描きたして、茶色でぬってもいいよ。
なぞり書きは、おりかえしをていねいに
右下のますの「で」を、えんぴつでなぞろう。
横線の右はしでおりかえすところは、えんぴつを紙からはなさずに、くっとむきをかえてね。
ますの中心線を見て、カーブがまん中より左にふくらみすぎないようにすると、形がよくなるよ。
8こ、1こずつ、ていねいに書こうね。
ひらがな「で」の豆知識
ダイヤルを回して電話をかけた
黒電話は、ダイヤルの穴に指を入れて、くるっと回して電話番号を入れるよ。
指をはなすと、ダイヤルがジーッともとにもどるんだ。
1つの番号を入れるたびに回すので、今よりも、電話をかけるのに時間がかかったんだよ。
「もしもし」のはじまり
電話に出るときの「もしもし」は、「申す、申す」ということばから来たといわれているよ。
「これから話しますよ」という、あいずのようなことばなんだ。
電話ができたころから、使われるようになったんだね。
日本の電話のはじまり
日本で、電話でお話しできるようになったのは、明治時代のことだよ。
さいしょは、東京と横浜のあいだで、電話がつながったんだ。
今では、だれもが電話を持ち歩ける時代になったね。
受話器のひみつ
黒電話の受話器は、上のほうを耳に、下のほうを口にあてて使うよ。
耳のほうからは相手の声が聞こえて、口のほうは自分の声をひろうんだ。
塗り絵の受話器で、どっちが耳のほうか、さがしてみてね。
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「で」のなぞり書き(でんわ)
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