ぬりえ図鑑をご利用の皆さま、こんにちは!
お子さんと一緒に塗り絵を楽しんでいる時、こんなお悩みはありませんか?
「木のお家やテーブル、茶色一色で塗るとのっぺりしちゃう……」
「切り株をリアルに塗ってみたいけど、どう描けばいいの?」
実は、色鉛筆一本の塗り方を変えるだけで、ただの「茶色の面」が、温もりのある「木の質感」に劇的に変化するんです。今回は、初心者でも・お子さんでも真似できる「木目の描き方テクニック」を徹底解説します。
塗り絵のクオリティが上がると、お子さんの達成感もぐんとアップしますよ!
目次
準備編:木目を描くための「3色の魔法」
「木=茶色」と思っていませんか? 本物らしい木目を描くには、最低でも3つのトーンの色鉛筆を用意しましょう。
おすすめのカラーセット
| 役割 | 色のイメージ | 具体的な色名の例 |
| ベースカラー | 一番明るい色 | ベージュ、うすだいだい、クリーム色 |
| メインカラー | 木の地の色 | 茶色、キャメル、おうど色 |
| ラインカラー | 木目の筋を描く色 | こげ茶、チョコレート、黒(少量) |

実践!木目を描く4つのステップ
それでは、実際に描いていきましょう。ポイントは「完璧な直線を描こうとしないこと」です。
ステップ1:ベースカラーで下地を塗る
まずは一番明るい色(ベージュ系)で、全体を薄く塗ります。
- コツ: 筆圧は弱めに。後で色を重ねるために、紙の目が少し残るくらいでOKです。
ステップ2:メインカラーで「ムラ」を作る
次に、中間の茶色で塗ります。
- コツ: 全部を均一に塗らず、わざと「濃いところ」と「薄いところ」を作ります。これだけで木特有の個体差が表現できます。
ステップ3:ラインカラーで「筋(木目)」を入れる
いよいよ本番!一番濃い色(こげ茶)をしっかり尖らせて描きます。
- 節(ふし)を描く: 小さな楕円を描き、その周りを囲むように波打つ線を描きます。
- 流れる線を描く: 線は少し震わせながら、不規則に引きます。「定規を使わない」のが最大のコツです。
ステップ4:仕上げのブレンディング
最後にもう一度、ベースカラー(ベージュ)で全体を上から強めに塗ります。
- 効果: 濃い線が下地になじみ、表面にツヤがあるような質感が生まれます。
応用編:いろんな「木」を塗り分けよう!
木の質感をマスターすれば、塗り絵のシチュエーションに合わせて使い分けができます。
① アンティーク風の古びた木
少し「グレー」や「紫」を影の部分に混ぜてみてください。
長い年月を経たような、味わい深い雰囲気になります。
② 白木(パイン材など)の明るい木
黄色や明るいオレンジをベースにします。
北欧風の家具や、新しいお家を塗る時にぴったりです。
③ 切り株の年輪
中心から外側に向かって、円を描くように塗ります。
「中心は細かく、外側に行くほど線と線の間隔を広く」すると、本物の年輪らしく見えますよ!

親子で楽しむための「教え方コラム」
お子さんに教える時は、難しい言葉ではなく「自然のマネっこ」をキーワードにしてみましょう。
パパ・ママへのアドバイス:
「木はね、みんな人間と同じで一人ひとり模様が違うんだよ。だから、線が曲がっちゃっても、それがこの木の『個性』なんだよ」と伝えてあげてください。
上手に描くことよりも、「自由に線を震わせる楽しさ」を共有するのが、塗り絵を好きになってもらう秘訣です。
年齢別のアプローチ
- 3〜5歳: 「ぐるぐる描いてみよう!」と節を描くところから。
- 小学校低学年: 「明るい色と暗い色、どっちを先に塗るかな?」とクイズ形式で。
- 小学校高学年: 消しゴムでハイライト(光)を入れるテクニックに挑戦!
まとめ:木目は「失敗」が「味」になる
木目の描き方の素晴らしいところは、「失敗がない」ことです。
線が歪んでも、色がはみ出しても、それが木材のリアルな凹凸や模様に見えてきます。
色鉛筆で一本一本線を引く時間は、親子での会話を楽しみながら、集中力を養う素晴らしいひとときになります。ぜひ、今日から塗り絵の中に「木のぬくもり」を取り入れてみてくださいね。
皆さんの素敵な作品が完成するのを、ぬりえ図鑑スタッフ一同楽しみにしています!