カブトムシ
お気に入り

カブトムシの特徴
日本にいる大きなカブトムシ!
カブトムシは、その名の通り、日本に住んでいるカブトムシの代表(だいひょう)だよ。日本のカブトムシの中では一番大きくて、力もとっても強いんだ!
その堂々(どうどう)とした体と、オスだけが持つ立派なツノは、昆虫(こんちゅう)の王様(おうさま)と呼ばれるにふさわしい、かっこよさだよね!
体の色は赤茶色~黒色をしているよ。
ツノは何のためにあるの?
オスのカブトムシのツノは、ほかのオスとケンカするときに使うんだ。メスをめぐって戦ったり、エサの場所を取り合ったりするよ。ツノを使って相手を投げ飛ばす様子は、まるで相撲(すもう)みたいで迫力(はくりょく)があるんだ!
どんなものを食べるの?
カブトムシは、主にクヌギやコナラといった木の樹液(じゅえき)が大好き!夜になると、樹液が出ている木に集まってくるよ。甘いスイカやバナナも大好きで、お家で飼うときは昆虫ゼリーをあげると喜んで食べるし、長生きするよ。
どこで捕まえられる?
カブトムシは、主に本州(ほんしゅう)から九州(きゅうしゅう)にかけての山や森に住んでいるよ。昼間は木の葉っぱの陰(かげ)に隠(かく)れていることが多いけど、夜になると樹液を吸いに活発に動き回るんだ。街(まち)の明かりにも集まってくることがあるよ。
生まれてからどんなふうに成長する?
カブトムシは、卵(たまご)から生まれて、幼虫(ようちゅう)、さなぎ、そして成虫(せいちゅう)になるんだ。メスのカブトムシは、腐葉土(ふようど)という、落ち葉が土になった場所に卵を産むよ。卵からかえった幼虫は、その腐葉土を食べてどんどん大きくなるんだ。幼虫の期間は1年くらいあって、まるまると太った幼虫になるよ。
オスとメスのちがい
オスには、頭に大きなツノと、胸(むね)にも小さなツノがあるのが特徴だよ。体も大きくて力強いんだ。メスにはツノがなくて、体もオスより少し小さめ。だけど、土の中に卵を産むために、足がしっかりしているよ。
どれくらい生きるの?
自然の中では、成虫になってからだいたい1ヶ月から2ヶ月くらい生きるよ。卵から成虫になるまでは、2年くらいかけて成長するんだ。短い間だけど、力強く生きるカブトムシの姿はかっこいいね。
カブトムシを塗るコツ
色の選び方:つやつやの体を表現しよう!
- 体の色: カブトムシは、光沢(こうたく)のあるこげ茶色や黒っぽい茶色をしているよ。クレヨンや色鉛筆で、少し濃いめの茶色や、黒に近い茶色を選んでみよう。光が当たると、つやつや光って見えるから、その感じも意識してみるといいね。
- ツノの色: ツノも体と同じように、こげ茶色や黒っぽい色で塗るとかっこいいよ。
- 目: カブトムシの目は、光を反射(はんしゃ)してキラキラしているように見えることがあるから、黒でしっかりと塗って、白い点(ハイライト)を少し残すと、生き生きして見えるよ。
- 足: 足も体と同じような色で塗るといいね。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
カブトムシの体は、まるみがあってごつごつしているから、立体的に塗るとかっこよくなるよ。
- かげになる場所: ツノの下や、体の凹凸(おうとつ)になっている部分(へこんでいるところ)、体の下側(地面に近いところ)などに、メインの色より少し濃い色を塗ってみよう。そうすると、カブトムシの力強い立体感(りったいかん)や体の厚みが表現できるよ。
- ひかりが当たる場所: 逆に、ツノの先や、体の盛り上がっている部分など、光が当たって明るく見える場所は、少し薄い色で塗ったり、メインの色の上に明るい茶色を重ねたりすると、つやつやした質感がよくわかるよ。
つやつやの光沢を出そう!
カブトムシの体は光沢があって、つるつるしているよね。
- 色鉛筆やクレヨンで塗るときに、全体をベタッと均一(きんいつ)に塗るのではなく、一部に白い部分を少し残したり、塗った上から白い色鉛筆で軽く重ねたりすると、光が当たってキラッと光っているように見えるよ。絵の具なら、乾く前に白い絵の具を少し置いてぼかすのもいいね。
塗り絵を楽しむためのヒント!
- 背景を描き加えてみよう!: カブトムシが森のどこにいるか想像して、背景も描いてみよう。夜の森で樹液を吸っているところかな?それとも、草むらの陰に隠れているところかな?木や葉っぱ、夜空などを描くと、もっと物語(ものがたり)が生まれるよ。
- 自由に表現しよう!: 実際のカブトムシの色にこだわらず、きみが「こんなカブトムシがいたら面白いな!」と思う色に塗ってみるのも楽しいよ。宇宙(うちゅう)カブトムシや、レインボーカブトムシも素敵だね!
-
ヤマトカブトムシの成虫(オス)