コクワガタの塗り絵
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コクワガタの特徴
どんな虫?
コクワガタは、クワガタムシの仲間で、日本に昔から住んでいる、とても身近なクワガタだよ。体の色はつやつやした黒やこげ茶色で、クワガタの中では少し小さめだけど、りっぱなアゴを持っているね。
大きさとアゴの形
コクワガタは、大体2センチから5センチくらいの大きさだよ。体の大きさは、生えている場所や、食べたものによって変わるんだ。
オスのアゴは、まるでハサミのように、内側がギザギザしているのが特徴だよ。大きなアゴを持ったオスは、とてもかっこいいけど、力はそれほど強くないんだ。でも、ケンカでは、アゴで相手を投げ飛ばすのが得意なんだって。
どんなところにいるの?
コクワガタは、日本の山や林、公園など、いろいろな場所にいるよ。昼間は、木のうろの中や、落ち葉の下に隠れていて、夜になるとエサを探しに活動するんだ。
とくに、クヌギやコナラという木が好きで、その木の樹液をなめに集まってくるよ。樹液が出ている木を夜に探しに行くと、コクワガタを見つけられるかもしれないね。
なぜかくれるの?
コクワガタは、昼間はあまり活動しないんだ。それは、カラスや、ほかの大きな鳥、カブトムシなどの敵から身を守るためだよ。夜になると、安全にエサを食べることができるから、夜のあいだにこっそり活動するんだね。
コクワガタの色を塗るコツ
色の選び方:つやつやした体色を表現しよう!
コクワガタのぬりえは、つやつやした黒い体を表現するのがポイントだよ。
- 体の色:コクワガタの体は、つやつやした黒色や、少しこげ茶色をしているね。ただの黒一色ではなく、光が当たっている部分を少し灰色や水色で塗ると、つやつやした感じが出るよ。
- アゴの色:アゴも体と同じように、黒色やこげ茶色で、ていねいに塗ってみよう。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
コクワガタの丸い背中や、りっぱなアゴを、立体的に見せる工夫をしてみよう。
- かげになる場所:体の下側や、足の付け根などに、少し濃い黒色を重ねて塗ると、まるみが感じられるようになるよ。
- ひかりが当たる場所:コクワガタの背中や、アゴのてっぺんなど、光が当たっているように見える場所は、少し薄い色にすると、光って見えるよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 背景を描き加えてみよう!
- コクワガタは、木の樹液をなめに集まっているね。背景に木や葉っぱ、星などを描き加えてみると、夏の夜の雰囲気が感じられる、素敵な絵になるよ!
- 自由に表現しよう!
- コクワガタの色に決まりはないから、きみだけのカラフルなクワガタを自由に塗ってみよう!虹色のアゴを持ったクワガタも、きっとかっこいいよ!
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コクワガタ オス
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コクワガタ メス