コオロギの塗り絵
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コオロギの特徴
どんな虫?
コオロギは、秋になると「コロコロ」「リーリー」と美しい声で鳴く、とても身近な昆虫だよ。見た目はバッタに少し似ているね。昔から、日本で秋の音色を知らせてくれる虫として、みんなに親しまれているんだ。
コオロギの種類
コオロギには、いろいろな種類がいるよ。
- エンマコオロギ:いちばんよく知られているコオロギだよ。体が大きくて、黒くつやつやしているのが特徴だね。「コロコロ」という、やさしい声で鳴くよ。
- ツヅレサセコオロギ:エンマコオロギより少し小さくて、茶色い体をしているよ。鳴き声が「ツヅレサセ」と聞こえることから、この名前がついたんだ。
なぜ鳴くの?
コオロギが鳴くのは、オスだけだよ。鳴き声は、メスを呼んだり、自分の場所をほかのオスに知らせるためのものなんだ。コオロギは、つばさをこすり合わせて、音を出しているんだよ。
どんなところにいるの?
コオロギは、日本の畑や草むら、庭などに住んでいるよ。昼間は、草や葉っぱのしげみの下に隠れていて、夜になるとエサを探しに活動するんだ。
コオロギの食べ物
コオロギは、草の葉っぱや、野菜、果物などを食べるよ。雑食性だから、時には小さな昆虫を食べることもあるんだ。
コオロギの色を塗るコツ
色の選び方:本物のコオロギをよく見てみよう!
コオロギのぬりえは、黒や茶色の体を表現するのがポイントだよ。
- 体の色:コオロギの体は、つやつやした黒色や、茶色をしているね。ただの一色ではなく、光が当たっている部分を少し灰色や水色で塗ると、つやつやした感じが出るよ。
- 足と触覚:足や、長くて細い触覚は、こげ茶色や黒で、ていねいに塗ってみよう。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
コオロギの丸い体を、立体的に見せる工夫をしてみよう。
- かげになる場所:体の下側や、足の付け根などに、少し濃い色を重ねて塗ると、まるみが感じられるようになるよ。
- ひかりが当たる場所:コオロギの背中や、頭の丸い部分など、光が当たっているように見える場所は、少し薄い色にすると、光って見えるよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 背景を描き加えてみよう!
- コオロギは、草むらの中にいるね。背景に緑色の草や、月、星などを描き加えてみると、秋の夜の雰囲気が感じられる、素敵な絵になるよ!
- 自由に表現しよう!
- コオロギの色に決まりはないから、きみだけのカラフルなコオロギを自由に塗ってみよう!虹色のコオロギも、きっとかわいいね!
- 鳴き声を表現してみよう!
- コオロギの「コロコロ」という鳴き声を、絵の中に音符や細い波線で描いてみると、絵がもっと楽しくなるよ!
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コオロギ