オオニジュウヤホシテントウの塗り絵
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オオニジュウヤホシテントウの特徴
畑の作物を食べる てんとう虫?
オオニジュウヤホシテントウは、ジャガイモやトマト、ナスといった、みんなが食べる野菜の葉っぱを食べる、ちょっとめずらしいてんとう虫です。ふつうのてんとう虫はアブラムシを食べるけれど、このテントウムシは植物を食べるので、「害虫」とよばれることもあります。
体の 模様は どんな感じ?
オオニジュウヤホシテントウは、その名前の通り、星のような模様が28個もあるのが特徴です。
- 体の色は、茶色やうすいオレンジ色をしています。
- 背中にある28個の黒い点が、まるで夜空の星みたいで、とってもきれいです。
どこに 住んでいるの?
オオニジュウヤホシテントウは、日本のどこにでもいますが、とくに畑や農園でよく見られます。ジャガイモやナスの葉っぱの裏にいることが多いよ。
- 夏から秋にかけて、たくさんのオオニジュウヤホシテントウを見つけることができます。
一生は どのくらい?
オオニジュウヤホシテントウも、ほかのテントウムシと同じように、たまごから幼虫、さなぎ、そして成虫になります。
- 幼虫のときは、黄色っぽくて、全身に黒いトゲトゲが生えています。この幼虫も葉っぱをたくさん食べます。
- 成虫になってからの寿命は、だいたい数か月です。冬になると、落ち葉の下などで冬眠します。
オオニジュウヤホシテントウの色を塗るコツ
色の選び方:本物の色を じっくり見てみよう!
オオニジュウヤホシテントウは、茶色やオレンジ色など、やさしい色合いをしています。
- 体全体:うすい茶色やクリーム色、オレンジ色を混ぜて塗ると、本物らしい色が出ます。
- 黒い点:背中にある28個の黒い点を、じっくり数えながらていねいに塗ってみよう。
丸みを出す 塗り方:「光」と「かげ」を意識しよう!
オオニジュウヤホシテントウの背中は、つるつるしていて丸いね。これを表現するために、「光」と「かげ」を考えてみよう。
- かげになる場所:体の下側や、羽と羽の間、へこんでいる部分に、メインの色より少し濃い色(たとえば、茶色ならこげ茶色)を塗ると、丸みが出て立体的に見えるよ。
- 光が当たる場所:背中の真ん中あたりに、少し薄い色を残しておくと、光が当たっているように見えて、より本物っぽくなるよ。
ぬりえを 楽しむための ヒント!
- 自由に表現しよう!
- 本物の色にこだわらず、きみの「こんなオオニジュウヤホシテントウがいたらいいな!」と思う色に塗っていいんだよ。たとえば、青い体のテントウムシや、レインボーカラーの点々も楽しいね!
- 背景を描き加えてみよう!
- オオニジュウヤホシテントウがとまっているのは、どんな葉っぱかな? ジャガイモの葉っぱや、ナスの葉っぱを描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!
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オオニジュウヤホシテントウ 成虫
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オオニジュウヤホシテントウ さなぎ
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オオニジュウヤホシテントウ 幼虫