カメノコテントウの塗り絵
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カメノコテントウの特徴
日本で いちばん大きい てんとう虫!
カメノコテントウは、日本にいるてんとう虫の中で、いちばん大きい種類として知られています。その大きさは、みんながよく見るナナホシテントウの1.5倍から2倍ほどもあります。まるっこい形と、亀の甲羅のような模様から、この名前がつきました。
体の 模様は どんな感じ?
カメノコテントウは、体全体がつやつやした黒色で、そのまわりに鮮やかなオレンジ色や赤色の模様があるのが特徴です。
- 体長は1.1cmから1.3cmくらいで、ナナホシテントウ(0.7cmから0.8cmくらい)よりもとても大きいです。
- 背中には、くっきりとした黒い線が入っています。
- 幼虫は、黒っぽくてトゲトゲしていて、ちょっぴりこわい見た目をしています。
どこに 住んでいるの?
カメノコテントウは、アブラムシを食べるナミテントウとはちがい、ヤナギやハンノキといった木の葉っぱに住んでいます。
- 幼虫も成虫も、葉っぱを食べる虫です。
- 日本のいろんな場所で見つけることができますが、とくに川の近くや山などで、ヤナギの木を探してみると見つけやすいです。
一生は どのくらい?
カメノコテントウも、たまごから幼虫、さなぎ、そして成虫になります。
- 幼虫のときは、葉っぱの裏にいることが多いです。
- 成虫になってからの寿命は、だいたい数か月です。冬になると、かたまって冬眠します。
カメノコテントウの色を塗るコツ
色の選び方:つやつやした黒色を表現しよう!
カメノコテントウの体は、つやつやした黒色がとってもかっこいいです。
- 体全体:真っ黒に塗るのではなく、濃い灰色やこげ茶色を少し混ぜると、深みのある黒色になります。
- ふちの色:体のまわりの赤いふちを丁寧に塗ってみましょう。赤のほかにも、オレンジ色や黄色で塗ってみるのも面白いよ。
- 光の表現:つやつやした体なので、光が当たっている部分を白く残したり、薄い灰色で塗ると、本物のように光って見えます。
丸みを出す 塗り方:「光」と「かげ」を意識しよう!
カメノコテントウの背中は、つるつるしていて丸いね。これを表現するために、「光」と「かげ」を考えてみよう。
- かげになる場所:体の下側や、羽のへこんでいる部分に、メインの色より少し濃い色(たとえば、黒色ならさらに濃い黒色)を塗ると、丸みが出て立体的に見えるよ。
- 光が当たる場所:背中の真ん中あたりに、少し薄い色を残しておくと、光が当たっているように見えて、より本物っぽくなるよ。
ぬりえを 楽しむための ヒント!
- 自由に表現しよう!
- 本物の色にこだわらず、きみの「こんなカメノコテントウがいたらいいな!」と思う色に塗っていいんだよ。たとえば、青い体のテントウムシや、レインボーカラーのふちも楽しいね!
- 背景を描き加えてみよう!
- カメノコテントウがとまっているのは、どんな葉っぱかな? ヤナギの葉っぱや、ハンノキの葉っぱを描き加えると、もっと絵が生き生きするよ
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カメノコテントウ 成虫
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カメノコテントウ さなぎ
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カメノコテントウ 幼虫