グラントシロカブトの塗り絵

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グラントシロカブトの特徴(とくちょう)

美(うつく)しい白銀(はくぎん)のボディ!名前(なまえ)の由来(ゆらい)と英語(えいご)での呼(よ)び方(かた)

グラントシロカブトは、カブトムシの仲間(なかま)の中(なか)ではとっても珍(めずら)しい、全身(ぜんしん)が綺麗(きれい)な「白(しろ)」や「薄(うす)いクリーム色(いろ)」をした大人気(だいにんき)の昆虫(こんちゅう)なんだ。 名前(なまえ)にある「グラント」は、アメリカの昔(むかし)の大統領(だいとうりょう)であり将軍(しょうぐん)でもあった「グラント将軍(しょうぐん)」や、彼(かれ)にちなんで名付(なづ)けられたアメリカの「グラント砦(とりで)」という場所(ばしょ)が由来(ゆらい)になっていると言(い)われているよ。

英語(えいご)では「Grant’s rhinoceros beetle(グラント・ライノセラス・ビートル)」や、世界最大(せかいさいだい)のヘラクレスオオカブトの親戚(しんせき)であることから「Western Hercules beetle(ウェスタン・ヘラクレス・ビートル)」なんて呼ばれることもあるんだ。

どこに住(す)んでいるの?見(み)られる地域(ちいき)

グラントシロカブトは日本(にっぽん)には住(す)んでいなくて、アメリカ合衆国(がっしゅうこく)(アリゾナ州(しゅう)、ユタ州(しゅう)、ニューメキシコ州(しゅう)など)の山(やま)の中(なか)に住(す)んでいるんだよ。 アメリカの西部(せいぶ)にある、ちょっと乾燥(かんそう)した高(たか)い山(やま)や、トネリコという木(き)がたくさん生(は)えている森林(しんりん)が彼(かれ)らの大好(だいす)きなホームグラウンドなんだ。日本(にっぽん)では、外国(がいこく)の昆虫(こんちゅう)を扱(あつか)っているペットショップなどで出(で)会(あ)うことができるよ。

いつの時期(じき)に見(み)れるの?活動(かつどう)のシーズン

野生(やせい)のアメリカの森(もり)では、主(おも)に8月(がつ)から9月頃(がつころ)の夏(なつ)の終(お)わりにたくさん姿(すがた)を現(あらわ)すんだ。 夜(よる)になると、街灯(がいとう)の光(ひかり)や看板(かんばん)の明(あ)かりに引(ひ)き寄(よ)せられて飛(と)んでくることが多(おお)くて、現地(げんち)ではライトを仕掛(しか)けて採集(さいしゅう)することもある夜行性(やこうせい)の昆虫(こんちゅう)なんだよ。

なにを食(た)べて大(おお)きくなるの?

  • 大人(おとな)のカブトムシ(成虫(せいちゅう)): 森(もり)に生(は)えているトネリコの木(き)を自慢(じまん)の角(かく)でガリガリと削(けず)って、そこから溢(あふ)れてくる「樹液(じゅえき)」を美味(おい)しそうになめるんだ。飼育(しいく)ケースで育(そだ)てるときは、市販(しはん)の昆虫(こんちゅう)ゼリーが大好物(だいこうぶつ)だよ。

  • 赤(あか)ちゃんのとき(幼虫(ようちゅう)): 土(つち)の中(なか)にいる幼虫(ようちゅう)のときは、腐(くさ)った木(き)や葉(は)っぱがボロボロになってできた、栄養(えいよう)たっぷりの「黒(くろ)い土(つち)(マット)」を食(た)べて大(おお)きくなるんだ。幼虫(ようちゅう)の期間(きかん)はだいたい1年前後(ねんぜんご)だよ。

どれくらい生(い)きるの?寿命(じゅみょう)

グラントシロカブトの寿命(じゅみょう)は、卵(たまご)から生(う)まれて全体(ぜんたい)の一生(いっしょう)を合(あ)わせるとだいたい1年半(ねんはん)から2年(ねん)くらいなんだ。 ただし、サナギから脱皮(だっぴ)して大人(おとな)になり、地上(ちじょう)に出(で)て元気(げんき)に動(うご)き回(まわ)ってからの寿命(じゅみょう)はだいたい2ヶ月(かげつ)から4ヶ月(かげつ)くらいだよ。日本(にっぽん)のカブトムシよりは少(すこ)しだけ長生(ながい)きする傾向(けいこう)があるんだね。

湿度(しつど)で色(いろ)が変(か)わる!?驚(おどろ)きの魔法(まほう)

グラントシロカブトの一番(いちばん)信(しん)じられない凄(すご)い秘密(ひみつ)が、「体(からだ)の色(いろ)が変(か)わること」なんだ!

  • 乾燥(かんそう)しているとき: 体(からだ)がしっかり乾(かわ)いているときは、みんながよく知(し)っているツヤツヤした綺麗(きれい)な「白(しろ)い色(いろ)」をしているよ。

  • 湿気(しっけ)が多(おお)いとき: 雨(あめ)が降(ふ)ったり、霧(きり)が出(で)たりしてまわりの水分(すいぶん)が多(おお)くなると、なんと体全体(たいぜんたい)が水分(すいぶん)を吸(す)って「真っ黒(くろ)」や「濃(こ)い焦げ茶色(ちゃいろ)」に変身(へんしん)しちゃうんだ! これは、世界最大(せかいさいだい)のヘラクレスオオカブトなどと同(おな)じ仕組(しく)みで、羽(はね)の表面(ひょうめん)にある細(こま)かな構造(こうぞう)が水分(すいぶん)を吸うことで光(ひかり)の反射(はんしゃ)が変わり、黒(くろ)く見(み)えるんだよ。飼育(しいく)ケースに霧吹(きりふ)きでお水(みず)をかけてあげると、あっという間(ま)に黒(くろ)くなるからびっくりしちゃうんだ。

背中(せなか)の黒(くろ)い点々(てんてん)(斑紋(はんもん))の秘密(ひみつ)

グラントシロカブトの白(しろ)い背中(せなか)をよく見(み)ると、小(ちい)さな黒(くろ)い水玉模様(みずたまもよう)(斑点(はんてん))がいくつか散(ち)らばっているよね。 この模様(もよう)は、人間(にんげん)の指紋(しもん)と同(おな)じで、一匹一匹(いちひきいちひき)すべて形(かたち)や数(かず)が違(ちが)うんだよ。黒(くろ)い点(てん)がたくさんあって派手(はで)な子(こ)もいれば、点(てん)がほとんどなくて真っ白(しろ)で綺麗(きれい)な子(こ)もいるんだ。ぬりえを塗(ぬ)るときも、自分(じぶん)だけのオリジナルの点々(てんてん)を描(えが)いて楽(たの)しめるのがこの虫(むし)の面白(おもし)いところなんだね。

グラントシロカブトの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

美(うつく)しい「白(しろ)」や「クリーム色(いろ)」を表現(あらわ)するベースの塗(ぬ)り方(かた)

グラントシロカブトは「白(しろ)いカブトムシ」だけど、ただ紙(かみ)の白(しろ)のまま残(のこ)すよりも、少(すこ)し色(いろ)を加(くわ)えてあげると一気(いっき)に本物(ほんもの)らしくなるよ。

  • ベースの色使(いろづか)い: まずは体全体(たいぜんたい)に「ごく薄(うす)い黄色(きいろ)(クリーム色(いろ))」や「ライトグレー」をふんわりと優(やさ)しく塗(ぬ)ってみよう。

  • 立体感(りったいかん)を出(だ)す影(かげ): お腹(なか)の横側(よこがわ)や、羽(はね)の合わせ目(め)の線(せん)のまわりに、少(すこ)しだけ「薄(うす)い水色(みずいろ)」や「ラベンダー色(いろ)(薄(うす)い紫(むらさき))」で影(かげ)を入(い)れてみてね。そうすると、白銀(はくぎん)に輝(かがや)くボディの丸(まる)みと高級感(こうきゅうかん)がバッチリ表現(ひょうげん)できるんだ。

湿度(しつど)による色(いろ)の変化(へんか)を再現(さいげん)してみよう

グラントシロカブトの「色(いろ)が変(か)わる秘密(ひみつ)」を、ぬりえの中(なか)で表現(ひょうげん)してみるのも面白(おもし)いよ。

  • 半分(はんぶん)だけ黒(くろ)くしてみる: お水(みず)を浴(あ)びて、半分(はんぶん)だけ体(からだ)が濡(ぬ)れて色(いろ)が変わっていく不思議(ふしぎ)な瞬間(しゅんかん)をイメージして、体(からだ)の半分(はんぶん)を「焦げ茶色(ちゃいろ)」や「黒(くろ)」でグラデーションをつけながら塗(ぬ)ってみよう。お友達(ともだち)に「これ、水(みず)に濡(ぬ)れて色(いろ)が変わっているところなんだよ!」って自慢(じまん)できちゃう特別(とくべつ)な作品(さくひん)になるよ。

背中(せなか)の斑点(はんてん)とツヤツヤ感の出(だ)し方(かた)

カブトムシらしい、硬(かた)くてツルツルした羽(はね)の質感(しつかん)を出(だ)すテクニックだよ。

  • 斑点(はんてん)をくっきり描(か)く: 背中(せなか)にある丸(まる)い点々(てんてん)の模様(もよう)を、尖(とが)らせた「真っ黒(くろ)」や「濃(こ)い焦げ茶色(ちゃいろ)」の色鉛筆(いろえんぴつ)でくっきりと塗(ぬ)りつぶそう。

  • ハイライト(光沢(こうたく))を残(のこ)す: 背中(せなか)の一番(いちばん)盛(も)り上(あ)がっている部分(ぶぶん)を、あえて細(ほそ)く白(しろ)く塗(ぬ)り残してみてね。そのまわりを少(すこ)し濃(こ)い色(いろ)で締(し)めてあげると、太陽(たいよう)の光(ひかり)を反射(はんしゃ)してピカピカに輝(かがや)くカッコいい羽(はね)の質感(しつかん)が完成(かんせい)するんだ。

立派(りっぱ)な角(かく)とゴツゴツした木(き)の幹(みき)の塗(ぬ)り分(わ)け

角(かく)のカッコよさと、止(と)まっている木(き)の質感(しつかん)を分(わ)けて塗(ぬ)ることで、絵全体(えぜんたい)の完成度(かんせいど)がグッと上(うえ)がるよ。

  • 長(なが)い角(かく)の塗(ぬ)り方(かた): 胸(むね)から伸(の)びる長(なが)い角(かく)と、頭(あたま)から伸(の)びる角(かく)の先端(せんたん)は、少(すこ)し「黒(くろ)」を多めに入(い)れてグラデーションをかけよう。ヘラクレスオオカブトのように、胸角(むねかど)の下側(したがわ)には細(こま)かな毛(け)が生(は)えているから、そこを「薄(うす)い茶色(ちゃいろ)」で細(こま)かくシャッシャッと描(えが)いてあげるのもリアルでおすすめだよ。

  • ゴツゴツした木(き)の幹(みき): カブトムシがしがみついている木(き)の樹皮(じゅひ)は、線(せん)の通(とお)りに「茶色(ちゃいろ)」や「焦げ茶色(ちゃいろ)」を縦(たて)に力強(ちからづよ)く動かして塗(ぬ)ろう。手前(てまえ)のカブトムシの体(からだ)が白(しろ)いから、背景(はいけい)の木(き)をあえて濃(こ)いめのダークブラウンでどっしり塗(ぬ)ってあげると、主役(しゅやく)のグラントシロカブトがパッと浮(う)き出(で)て、最高(さいこう)にカッコいい1枚(まい)に仕上(しあ)がるよ!

グラントシロカブトの豆知識(まめちしき)

美(うつく)しい「白(しろ)い体(からだ)」を持(も)つカブトムシ

グラントシロカブトは、アメリカの乾燥(かんそう)した地域(ちいき)に住(す)んでいるとても珍(めずら)しいカブトムシだよ。日本(にっぽん)のカブトムシのような黒(くろ)や茶色(ちゃいろ)ではなく、まるでキレイな白真珠(しろしんじゅ)のように全身(ぜんしん)が上品(じょうひん)な白色(はくしょく)をしているのが一番(いちばん)の特徴(とくちょう)なんだ。

湿度(しつど)で色(いろ)が変(か)わる魔法(まほう)の体(からだ)

この白(しろ)い体(からだ)には、まわりの水分(すいぶん)(湿度(しつど))によって色(いろ)が変(か)わる不思議(ふしぎ)な秘密(ひみつ)があるんだ。空気(くうき)が乾燥(かんそう)しているときは真っ白(しろ)だけれど、雨(あめ)が降(ふ)ったりして湿気(しっけ)が多(おお)くなると、水(みず)を吸い込(こ)んで体(からだ)が黒(くろ)っぽく変化(へんか)するんだよ。

世界最大(せかいさいだい)のカブトムシの親戚(しんせき)!

実(じつ)は、世界(せかい)で一番(いちばん)大(おお)きくなることで有名(ゆうめい)な「ヘラクレスオオカブト」と同(おな)じグループの仲間(なかま)なんだ。大(おお)きさは日本(にっぽん)のカブトムシと同(おな)じくらいだけれど、背中(せなか)にある黒(くろ)い斑点(はんてん)や角(かく)の形(かたち)がヘラクレスにそっくりなんだよ。

卵(たまご)の中(なか)で長(ちょう)〜く眠(ねむ)るのんびり屋(や)さん

多(おお)くのカブトムシの卵(たまご)は1ヶ月(かげつ)くらいで幼虫(ようちゅう)になるけれど、グラントシロカブトの卵(たまご)は半年(はんとし)から1年以上(ねんいじょう)も土(つち)の中(なか)で眠り続(つづ)けることがあるんだ。じっくり時間(じかん)をかけてのんびり生(う)まれてくる、おもしろい特徴(とくちょう)を持っているよ。