ヒグラシの塗り絵

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ヒグラシの特徴(とくちょう)

夕方に 鳴く 切ない 歌声の 主役!ヒグラシ!

みんなが 夏休みの 夕方に、どこからか 「カナカナカナ…」と 寂しげで 綺麗な 鳴き声が 聴こえてきたことは ないかな? その 涼しげな 素晴らしい 歌声を 届けてくれるのが、この ヒグラシだよ! アブラゼミや ミンミンゼミの 賑やかな 声とは 違って、どこか 寂しくて 優しい 気持ちに させてくれる、夏(なつ)の 終暮の アイドルなんだ。

カナカナと 聴こえる 鳴き声の ひみつ

ヒグラシという 名前(なまえ)を 知らなくても、「カナカナゼミ」と 呼ぶ お友達(ともだち)も いるかもしれないね。

  • その 理由(りゆう)は、やっぱり 鳴き声の 聴こえ方 そのまま だからなんだよ。

  • 「キキキキキ…」と 鳴き始めて、すぐに 「カナカナカナ…」と 鈴を 転がしたような 美(うつく)しい 声に 変(か)わるんだ。

  • この 歌声を 響かせるのは オスの セミだけ で、お腹(なか)の 中にある 発音器という 仕組みを 震わせて 仲間を 呼んでいるんだよ。

名前(なまえ)の 由来(ゆらい)は 「日が 暮れる 時間(じかん)」から

ヒグラシという 名前(なまえ)の 「ヒグラシ」は、漢字で 「日暮」と 書(か)くんだよ。

  • その 名前(なまえ)の 通り、太陽(たいよう)が 沈んで 日が 暮れかける 夕方の 時間帯 に 一斉に 鳴き始める ことから 名付けられたんだ。

  • 朝の 日が 昇る 前(まえ)の 涼しい 時間(じかん)や、お天気(てんき)が 悪くて 薄暗(くら)い 曇(くも)りの 日にも、夕方だと 勘違(ちが)いして 「カナカナ」と 鳴き出す ことが ある、とっても おもしろい 特徴(とくちょう)を 持っているんだよ。

いつ 見られるの? 活動の シーズン

ヒグラシは、夏(なつ)の 終(お)わりだけに 鳴いている イメージが あるけれど、実は 意外と 早くから 生(う)まれているんだ。

  • 主に 6月の 終(お)わりから 9月中旬ごろ まで、長(なが)い 間 活動しているよ。

  • 夏(なつ)の 一番 暑い 時期(じき)は、お昼の 太陽(たいよう)が ギラギラしている 間は 暑すぎて 木の 陰で じっと 休んでいて、涼しくなった 夕方に なってから 元気(げんき)に 歌い出すんだね。

どれくらいの 大(おお)きさ? スマートで 小(ちい)さな 体(からだ)

ほかの アブラゼミや クマゼミと 比べると、体(からだ)は ひと回り以上(いじょう) 小(ちい)さくて とっても スマートなんだ。

  • 大人(おとな)の オスの 大(おお)きさは 約(やく)3センチから4センチ くらい。

  • みんなが 使(つか)う 消しゴムの 長さや、ペットボトルの キャップを 2つ 並べたくらい の 小(ちい)さな 体(からだ)なんだよ。

  • 体(からだ)は 小(ちい)さいけれど、とっても すばしっこくて、人間が 近づくと サッと 飛(と)び立って 逃げてしまう 隠れんぼの 名手なんだ。

どこに 住んでいるの? 薄暗(くら)い 森(もり)が 大好(だいす)き

ヒグラシは、都会の 真ん中よりも、自然が たくさんある 場所(ばしょ)に 多く 住んでいるよ。

  • 特に スギや ヒノキなどの 木が たくさん 生い茂る、ちょっと 薄暗くて 涼しい 森(もり)や 林(はやし)の 中 が 大お気に入(はい)りなんだ。

  • 山の 近くの キャンプ場や、緑(みどり)の 多(おお)い 大(おお)きな 神社や お寺の 境内の 木の 幹に、縦向きに ピタッと 止まっているのを よく見つける ことができるよ。

どんなものを 食(た)べて 大(おお)きくなるの?

大人(おとな)の ヒグラシも、土の 中で 暮らす 幼虫(ようちゅう)も、みんな 木の 命を 分けてもらって 生(い)きているんだ。

  • ストローのように 細くて するどい お口(くち)を 木の 幹に グッと 刺して、栄養たっぷりの 樹液(じゅえき) を もぐもぐ 吸うんだよ。

  • 固(かた)い 木の 皮から 上手(じょうず)に 汁を 吸うための、特別なお口(くち)の 仕組みを 持っているんだね。

どれくらい 生(い)きるの? 寿命(じゅみょう)の ひみつ

ヒグラシも、一生の ほとんどの 時間(じかん)を 暗(くら)い 土の 中で 過ごすのが 特徴(とくちょう)だよ。

  • 幼虫(ようちゅう)として 土の 中の 根っこから 汁を 吸いながら、約(やく)1年から数年間 も じっと 準備(じゅんび)をしているんだ。

  • やっと 地上に 出て 羽(はね)を 伸ばし、大人(おとな)の セミになって から お空(そら)を 飛べる 期間は、約(やく)1週間から3週間くらい の 短(みじか)い 時間(じかん)なんだよ。だからこそ、あの 綺麗な 声で 一生懸命に 歌っているんだね。

迷彩服みたい! 体(からだ)の 美(うつく)しい 模様

ヒグラシの 体(からだ)の 色(いろ)は、セミの 仲間の中でも トップクラスに 美(うつく)しい 模様を しているよ。

  • ベースに なる 色(いろ)は 山吹色(あかるい茶色(ちゃいろ))や 赤(あか)茶色(ちゃいろ)。

  • その 上(うえ)に、鮮やかな 緑色(ミントグリーン)や 真っ黒(くろ)な 斑紋(まだら模様) が 複雑に 組み合わさっているんだ。

  • まるで 兵隊さんが 着る 迷彩服(めいさいふく) みたいに、木の 幹や 苔の 色(いろ)に 完全に 溶け込む ことができる、すごい カモフラージュの 術なんだよ。

オスのお腹(なか)は まるで 楽器の スピーカー!

ヒグラシの オスの 体(からだ)を 横(よこ)から 見てみると、ある 面白(おもし)い ひみつに 気がつくよ。

  • メスの お腹(なか)よりも オスの お腹(なか)の ほうが ぷっくりと 大(おお)きくて 長(なが)い んだ。

  • しかも、オスの お腹(なか)の 中は ほとんどが 空(そら)っぽ(空洞(くうどう)) に なっているんだよ!

  • この ガラんどうの お腹(なか)が、太鼓や ギターの 空洞(くうどう)と 同じように、出(だ)した 音を 中で 響かせて 何倍も 大(おお)きくするための 天然の スピーカー の 役割を 果たしているんだ。だから 小(ちい)さな 体(からだ)でも、森中に 響き渡る 大(おお)きな 声で 歌えるんだね。

ヒグラシの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

色(いろ)の 選び方:深(ふか)い グリーンと 赤(あか)茶色(ちゃいろ)の 組み合わせ

ヒグラシの カッコいい 迷彩模様を 本物(ほんもの)そっくりに 表現(ひょうげん)するための、色(いろ)の 選び方の コツだよ。

  • 胸の 模様: まずは ベースとして、全体(ぜんたい)に 明るい 茶色(ちゃいろ)や オレンジ色(いろ) を 薄く 塗(ぬ)ってみよう。その あと、胸の 複雑な 模様の 線(せん)に 沿って 綺麗な 緑色や 黄緑色 を 重(かさ)ねて、最後に 真っ黒(くろ)な 色鉛筆(いろえんぴつ) で カチッと 模様の 線(せん)を なぞって あげてね。緑(みどり)と 黒(くろ)が 混(ま)ざり合(あ)うことで、図鑑の ような リアルな 表情に なるよ!

  • お腹(なか)の グラデーション: オスの 大(おお)きなお腹(なか)を 塗(ぬ)るときは、真ん中の 部分を 薄(うす)い 黄色(きいろ)や クリーム色(いろ) に して、お腹(なか)の 横側を 赤(あか)茶色(ちゃいろ)や グレー で 影(かげ)をつけて みよう。こうすると、お腹(なか)の 中が 空洞(くうどう)に なっている ような ぷっくりとした 丸みが バッチリ 表現(ひょうげん)できるんだ。

スケスケで 美(うつく)しい 「透明な 羽(はね)」を 表現(ひょうげん)する テクニック

ヒグラシの 羽(はね)は ガラスみたいに 透明だから、全部を 塗(ぬ)りつぶさないのが 一番 大事(だいじ)な ひみつの テクニックだよ。

  • 白(しろ)いところを 残(のこ)す: 羽(はね)の 中の 広(ひろ)い スペースは、あえて 何(なに)も 塗らずに 白(しろ)い 紙(かみ)の 色(いろ)を そのまま たくさん 残して おこう。

  • 羽(はね)の すじ(翅脈)を なぞる: 羽(はね)に 描かれている 細かな 線(せん)の すじだけを、薄(うす)い 水色(みずいろ)や 綺麗な エメラルドグリーン を 使って、色鉛筆(いろえんぴつ)の 先で 丁寧(ていねい)になぞって あげるんだ。

  • 黒(くろ)い 点の 模様: 羽(はね)の 先っぽの 方に いくつか ある 小(ちい)さな 三角(さんかく)や 丸の 模様を、濃(こ)い 黒色(くろいろ) で クッキリ 塗(ぬ)って あげてね。これだけで、光(ひかり)を 反射して キラキラと 透き通っている 美(うつく)しい 羽(はね)の 質感(しつかん)が 完成(かんせい)するよ!

お腹(なか)の 丸みと 空洞感を 出す 塗(ぬ)り方

セミの 体(からだ)を まるで 今にも 「カナカナ」と 動き出(だ)しそうな くらい 立体的(りったいてき)に 見せる 塗(ぬ)り方の コツだよ。

  • かげを つける 場所(ばしょ): 頭(あたま)の 下(した)の 首の しわ や、細くて たくましい 足(あし)の 付け根、それから 羽(はね)が 重なり合っている 体(からだ)の 下側(したがわ)の 部分 が 暗くなる 場所(ばしょ)だよ。

  • 薄く 色(いろ)を 重(かさ)ねる: こういった 影(かげ)に なる 場所(ばしょ)に、メインの 色(いろ)よりも 少(すこ)し 濃(こ)い 焦げ茶色(ちゃいろ)や グレーを 優しく 薄く 重(かさ)ねて みよう。これだけで、小(ちい)さな 体(からだ)の 中に ギュッと 詰まった 昆虫(こんちゅう)の ガッシリとした 丸みが 綺麗に 表現(ひょうげん)できるんだ。

複雑な 胸の 模様と するどい 爪(つめ)の 質感(しつかん)

頭(あたま)や 複眼(大(おお)きな目(め))を 丁寧(ていねい)に 塗(ぬ)り分けて あげると、ぬりえの クオリティが グッと 上(うえ)がるよ。

  • 宝石の ような 目(め): 左右に ぽっこり 飛(と)び出(だ)している 大(おお)きな 目(め)は、深(ふか)い 黒色(くろいろ)や ダークグレー に して、真ん中に 少(すこ)しだけ 白(しろ)い 塗(ぬ)り残し(ハイライト)を 作って おこう。

  • 頭(あたま)の 真ん中の 小(ちい)さなおめめ: おでこの 真ん中を よく見(み)ると、小(ちい)さな 3つの 点(単眼)が 描かれているよ。ここを ルビーの ような 鮮やかな 赤色(あかいろ)や オレンジ色(いろ) で チョンと 強く 塗(ぬ)ってあげよう! 命が 吹き込まれた ように カッコよく なるんだ。

  • 木の 皮に つかまる 爪(つめ): 足(あし)の 先にある するどい 爪(つめ)は 真っ黒(くろ) に して、足(あし)の ゴツゴツした トゲの 線(せん)を クッキリ なぞると 力強さが アップするよ。

自由(じゆう)に 表現(ひょうげん)しよう! 背景を 描(か)き加(くわ)えて もっと 楽(たの)しく

ぬりえの 世界(せかい)に 正解は ないから、きみの 好きな 色(いろ)を 自由(じゆう)に 使って 塗(ぬ)ることが 一番 大切(たいせつ)なんだ。

  • きみだけの 妖精セミ: 本物(ほんもの)の 色(いろ)に こだわらず、カラフルな 金色(きんいろ)や 銀色(ぎんいろ)の ヒグラシ に して、世界(せかい)に 一匹だけの おしゃれな セミを 誕生させて あげるのも 最高だね!

  • 夕暮れの 世界(せかい)を 作ろう: セミが 止まっている 木の 皮を 茶色(ちゃいろ)や 灰色(はいいろ) で ゴツゴツ 塗ったり、まわりの 空白の スペースに オレンジ色(いろ)や 紫色の 綺麗な 夕焼け空(そら) を 自分(じぶん)で 描(か)き加(くわ)えたり してみてね。さらに 真っ赤(あか)な 夕焼け赤(あか)トンボ を 飛ばせて みるのも 素敵(すてき)だね。きみの 自由(じゆう)な アイデアで 楽(たの)しく 塗れば、もっと 絵(え)が 生(い)き生(い)きするよ! 最高の 夕暮れの ぬりえを 完成(かんせい)させてね。

ヒグラシの豆知識(まめちしき)

「カナカナ」と鳴く夕暮れの演奏家

ヒグラシの一番の特徴(とくちょう)は、なんといっても「カナカナカナカナ……」という優しくて少(すこ)し切ない鳴き声だよね。この独特な声は、他のセミの激しい鳴き声とは違ってどこか涼しげで、日本(にっぽん)の夏(なつ)の風物詩として古くから愛されているんだよ。

名前(なまえ)の秘密は「日を暮れさせる」から

「ヒグラシ」という名前(なまえ)は、夕方にこのセミが鳴き始めると「今日(きょう)も1日が暮れていくなぁ」と感じさせることからつけられたんだ。漢字では「日暮」と書(か)くけれど、その名の通り夕方がお仕事の時間(じかん)のセミなんだね。

実は「朝」や「曇(くも)りの日」にも鳴くよ

夕方に鳴くイメージが強(つよ)いヒグラシだけれど、実は朝の薄暗(くら)い時間帯にも元気(げんき)に鳴いているんだ。それだけでなく、お天気(てんき)が悪くて昼間でも薄暗(くら)い曇(くも)りや雨(あめ)の日に鳴き出すこともある、ちょっぴり変わった性質を持っているよ。

暑すぎるお日様が苦手なんだ

ヒグラシは、アブラゼミなどのようにジリジリとした強(つよ)い太陽(たいよう)の光(ひかり)や暑さが苦手なんだ。だから、気温が高くなる真昼は大(おお)きな木の葉っぱの裏などでじっと静かに休んでいて、気温が下(した)がって涼しくなった瞬間を狙って一斉に鳴き始めるんだよ。

秋(あき)のセミと思いきや、実は7月からいる!

夏(なつ)の終(お)わりに鳴くイメージがあるかもしれないけれど、実は梅雨が明ける7月の初(はじ)めくらいからすでに森(もり)の中で鳴いているんだ。山の中や涼しい林(はやし)の中にたくさん住んでいるから、ひと足早く夏(なつ)の本番を告げているセミでもあるんだよ。