クマゼミの塗り絵

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クマゼミの特徴(とくちょう)

日本(にっぽん)で一番大(おお)きいセミ!クマゼミ

みんなが夏休みに捕まえるセミの中で、いちばん大(おお)きくて強そうなセミを知っているかな?それがこのクマゼミだよ!

  • 大(おお)きさは約(やく)6センチから7センチもあって、大(おお)きめの消しゴムを2個並べたくらいのビッグサイズなんだ。

  • 捕まえたときのズッシリとした重みは、セミの仲間の中で間違(ちが)いなくナンバーワンだよ。

名前(なまえ)の由来(ゆらい)は「大(おお)きなクマ」

クマゼミという名前(なまえ)には、みんながよく知っている動物(どうぶつ)のヒミツが隠されているんだ。

  • 体(からだ)が大(おお)きくて、全体(ぜんたい)が真っ黒(くろ)な姿が大(おお)きなクマ(熊)に似ていることから、この名前(なまえ)がついたと言われているよ。

  • セミの仲間の中でも、ひときわ強そうでガッシリとした見た目(め)をしているんだ。

どんな声で鳴くの?「ワシワシ」の大合唱

クマゼミの鳴き声は、とっても賑やかで遠くまでよく響くんだよ。

  • 「シャンシャンシャン…」や「ワシワシワシ…」という、お祭りのような激しい音で鳴くんだ。

  • たくさんのクマゼミが一斉に鳴き始めると、まるで大(おお)きな波が押し寄せてくるような大迫力(はくりょく)の大合唱になるんだよ。

朝が大好(だいす)き!午前中の大音楽会

セミたちには、それぞれ元気(げんき)に歌うお気に入(はい)りの時間帯があるんだ。

  • クマゼミは朝の早(はや)い時間(じかん)から午前中にかけて、一番元気(げんき)に鳴くのが特徴(とくちょう)だよ。

  • 太陽(たいよう)が昇って気温がどんどん上(うえ)がるお昼前が一番の大合唱のピークで、午後(ごご)になると静かにお休みすることが多(おお)いんだ。

どこに住んでいるの?暖かい街が大好(だいす)き

クマゼミは、昔(むかし)は日本(にっぽん)の暖かい南の地域(ちいき)にたくさん住んでいたんだ。

  • 主に西日本(にっぽん)(大阪(おおさか)や福岡など)の大(おお)きな公園(こうえん)や街路樹にたくさん住んでいるよ。

  • 最近では、地球の気温が温かくなってきたお陰で、東京(とうきょう)などの東日本(にっぽん)の街でもたくさん見かけるようになってきたんだ。

真っ黒(くろ)でがっしりした強そうな体(からだ)

クマゼミの体(からだ)は、ほかのセミと比べてもすごく特徴的な見た目(め)をしているよ。

  • 頭(あたま)の幅がとっても広くて、体(からだ)全体(ぜんたい)がツヤのある真っ黒(くろ)な色(いろ)をしているんだ。

  • 背中(せなか)の真ん中には、緑色の細(ほそ)いリボンのような綺麗な模様がチョンと入っているのもおしゃれなポイントだよ。

ガラスみたいに透き通った大(おお)きな羽(はね)

クマゼミの自慢は、体(からだ)と同じくらい大(おお)きくて立派(りっぱ)な2組の羽(はね)なんだ。

  • 羽(はね)全体(ぜんたい)がガラスみたいにスケスケで、綺麗に透き通っているんだよ。

  • 羽(はね)のすじ(翅脈)の付け根のほうは、綺麗な薄(うす)い緑色をしていて、太陽(たいよう)の光(ひかり)に当たるとキラキラ輝いて見えるんだ。

オスのお腹(なか)にある「オレンジ色(いろ)の秘密」

鳴いているクマゼミを捕まえて、ひっくり返(かえ)してお腹(なか)をよく見てみると、びっくりするハデなパーツがあるよ。

  • オスのセミのお腹(なか)には、大(おお)きなオレンジ色(いろ)(黄色(きいろ))の丸(まる)い蓋のようなものが2つピタッとついているんだ。

  • これは「腹弁」といって、大(おお)きな鳴き声を響かせるための楽器のスピーカーのような大切(たいせつ)な役割を持っているんだよ。

なにを食(た)べて大(おお)きくなるの?

クマゼミの大人(おとな)も、土の中にいる幼虫(ようちゅう)も、みんな木から大切(たいせつ)な栄養をもらっているんだ。

  • ストローのように細くて鋭(するど)いお口(くち)を木の幹にグッと刺して、栄養たっぷりの樹液(じゅえき)を美味しそうに吸うんだよ。

  • 特にセンダンの木や、公園(こうえん)にあるサクラの木が大好(だいす)きで、よく集まっているんだ。

土の中での長(なが)い準備期間

クマゼミが地上に出て大人(おとな)の姿でいられる時間(じかん)は、とっても短(みじか)いんだよ。

  • 大人(おとな)のセミになってお空(そら)を飛べるのは、だいたい1週間から3週間くらいの間だけなんだ。

  • でも、その前(まえ)の幼虫(ようちゅう)のときは、暗(くら)い土の中で約(やく)3年から5年もの長(なが)い間、根っこの汁を吸いながら一生懸命大(おお)きくなる準備(じゅんび)をしているんだよ。

クマゼミの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

色(いろ)の選び方:真っ黒(くろ)な体(からだ)とオレンジ色(いろ)のお腹(なか)

クマゼミのぬりえを本物(ほんもの)そっくりにカッコよく仕上(しあ)げるための、一番大切(たいせつ)な色(いろ)の組み合わせを説明(せつめい)するよ。 体(からだ)全体(ぜんたい)の基本の色(いろ)には、クマゼミの一番の特徴(とくちょう)である黒(くろ)を上手(じょうず)に使ってみよう。

  • 背中(せなか)と胸の盛り上(うえ)がり: まずは全体(ぜんたい)を真っ黒(くろ)や、濃(こ)い焦げ茶色(ちゃいろ)で力強(ちからづよ)く塗(ぬ)ってみよう。胸の細かい線(せん)の部分に少(すこ)しだけ深緑色を重(かさ)ねてあげると、本物(ほんもの)そっくりの渋いツヤが出るよ。

  • 目(め)(おめめ): 左右にぽっこり飛(と)び出(だ)している大(おお)きな目(め)は、黒(くろ)っぽい色(いろ)や、少(すこ)し緑(みどり)がかったグレーで塗(ぬ)ってみよう。頭(あたま)の真ん中にある3つの小(ちい)さな点は、ルビーのような鮮やかな赤色(あかいろ)でチョンと塗(ぬ)ると、命が吹き込まれたようにカッコよくなるよ!

ひっくり返ったセミの絵(え)やお腹(なか)を塗(ぬ)るときは、ハデな色(いろ)を使って劇的に仕上(しあ)げよう。

  • 自慢の腹弁: オスのお腹(なか)にある大(おお)きな丸(まる)いパーツ(腹弁)は、まばゆいオレンジ色(いろ)や、明るい黄色(きいろ)でクッキリと目立たせて塗(ぬ)るのが一番のコツだよ!

  • お腹(なか)の節: お腹(なか)のギザギザした節の隙間は、薄(うす)い緑色やクリーム色(いろ)を使ってグラデーションにしてあげると、お腹(なか)がぷっくり丸く見えて立体感(りったいかん)がバッチリ出せるんだ。

透明な羽(はね)をきれいに表現(ひょうげん)するテクニック

クマゼミのチャームポイントである、ガラスみたいに透き通った大(おお)きな羽(はね)を表現(ひょうげん)する魔法のテクニックだよ。 羽(はね)の広(ひろ)いスペースを塗(ぬ)るときは、全部を色(いろ)で埋めないように気をつけよう。

  • 白(しろ)いところを残(のこ)す: 羽(はね)の真ん中の広(ひろ)い部分は、あえて何(なに)も塗らずに白(しろ)い紙(かみ)の色(いろ)をそのままたくさん残しておこう。

  • 羽(はね)のすじ(線(せん))をなぞる: 羽(はね)にたくさん描かれている細(ほそ)い線(せん)の部分だけを、色鉛筆(いろえんぴつ)の先をトントンと尖らせて、薄(うす)い水色(みずいろ)や綺麗な黄緑色で丁寧(ていねい)になぞってあげるんだ。これだけで、光(ひかり)を反射してキラキラとスケスケに透き通っている綺麗な羽(はね)の質感(しつかん)が完成(かんせい)するよ!

がっしりした体(からだ)の立体感(りったいかん)を出す「かげ」の付け方

このクマゼミのイラストには、がっしりした体(からだ)の線(せん)がたくさん描かれているから、この線(せん)をヒントに「かげ」をつけてみよう。 体(からだ)の凹んでいる部分や暗くなる場所(ばしょ)をよく見つけてみよう。

  • かげになる場所(ばしょ): 頭(あたま)の下(した)の首のしわや、太くてたくましい足(あし)の付け根、それから羽(はね)が重なり合っている体(からだ)の下側(したがわ)の部分が暗くなる場所(ばしょ)だよ。

  • 濃(こ)い色(いろ)を薄く重(かさ)ねる: こういった影(かげ)になる場所(ばしょ)に、体(からだ)に使った黒(くろ)よりもさらに濃(こ)い黒色(くろいろ)や、焦げ茶色(ちゃいろ)を優しく薄く重(かさ)ねてみよう。これだけで、小(ちい)さな体(からだ)のなかにギュッと詰まった昆虫(こんちゅう)のガッシリとした筋肉のような丸みがきれいに表現(ひょうげん)できるんだ。

色鉛筆(いろえんぴつ)やクレヨンでザラザラした木肌を表現(ひょうげん)しよう

セミがしがみついている木の皮や枝を上手(じょうず)に塗(ぬ)ることで、クマゼミが今にも動き出(だ)しそうなリアルさがアップするよ。 使(つか)う道具(画材(がざい))によって、いろんなものの感じ(質感(しつかん))を出すことができるんだ。

  • 色鉛筆(いろえんぴつ)の重(かさ)ね塗(ぬ)り: 木の幹を塗(ぬ)るときは、茶色(ちゃいろ)だけでなく、黄色(きいろ)や黄土色、グレーを何度(なんど)も重(かさ)ねて塗(ぬ)ってみよう。色鉛筆(いろえんぴつ)のざらざらしたタッチが、本物(ほんもの)のゴツゴツした木の皮みたいに見えてくるよ。

  • クレヨンで力強(ちからづよ)く: クレヨンを使(つか)うときは、少(すこ)し厚めにゴシゴシと力強(ちからづよ)く塗(ぬ)ってみよう。ワニの皮膚のようをごつごつした、力強(ちからづよ)い木の立体感(りったいかん)を出すことができるんだ。

自由(じゆう)に表現(ひょうげん)しよう!背景を書き足(あし)して夏(なつ)の思い出に

ぬりえの世界(せかい)に正解はないから、きみの「夏(なつ)の楽(たの)しい思い出」を込めて、大好(だいす)きな色(いろ)を自由(じゆう)に使って塗(ぬ)ることが一番大切(たいせつ)なんだ。 まわりの空白のスペースを使って、きみだけのオリジナルステージを作ってみよう。

  • 自由(じゆう)に表現(ひょうげん)しよう! 本物(ほんもの)のクマゼミの色(いろ)にとらわれず、金色(きんいろ)や銀色(ぎんいろ)、宇宙(うちゅう)のピカピカカラーのクマゼミにしちゃうのも最高に楽(たの)しいアイデアだね!

  • 背景を描(か)き加(くわ)えてみよう! まわりの空(そら)いているところに、まぶしい太陽(たいよう)や大(おお)きな白(しろ)い入道雲、ひまわりの花(はな)を自分(じぶん)で描(か)き加(くわ)えてみよう。きみの力(ちから)でもっと絵(え)が生(い)き生(い)きするよ!世界(せかい)に一つだけの、最高の夏(なつ)の絵日記のようなぬりえを完成(かんせい)させてね。

クマゼミの豆知識(まめちしき)

日本(にっぽん)で最大級の「巨大なセミ」!

クマゼミは、日本(にっぽん)に住んでいるセミの仲間の中でトップクラスに体(からだ)が大(おお)きいんだ。大人(おとな)の親指よりもずっと大(おお)きくて、捕まえたときのずっしりとした重みはまさにセミの王様。その大(おお)きくてたくましい姿から、強そうな「クマ(熊)」という名前(なまえ)がついたんだよ。

「シャワシャワ」と鳴くのは午前中だけ?

夏(なつ)になると「シャワシャワシャワシャワ……」と、まるでシャワーの水が激しく出ているかのような大音量でお外を賑やかにするよね。クマゼミが鳴くのは、主に朝からお昼前の午前中なんだ。午後(ごご)になるとピタッと鳴き止んで静かになる、規則正しい生活をしているんだよ。

まるで透き通るガラスのような羽(はね)

アブラゼミとは違って、クマゼミの羽(はね)は完全に透き通った透明をしているんだ。でもよく見(み)ると、羽(はね)の根元(ねもと)にある「脈」と呼ばれるすじが、鮮やかな美(うつく)しい緑色をしているんだよ。真っ黒(くろ)くてカッコいい体(からだ)との組み合わせがとっても綺麗だね。

温かい場所(ばしょ)が大好(だいす)きで、どんどん北へ移動中!

もともとは九州(きゅうしゅう)や関西(かんさい)など、西日本(にっぽん)の温かい地域(ちいき)にたくさん住んでいたセミなんだ。でも、地球の気温が上(うえ)がってきたことや、都会のコンクリートで街が温かくなったことで、最近では東京(とうきょう)などの東日本(にっぽん)でもたくさん見つかるようになってきているんだよ。

インターネットの線(せん)を壊しちゃうトラブルメーカー?

クマゼミのメスは、枯れ木に卵(たまご)を産み付ける習性があるんだ。そのため、街の中にあるインターネットの光(ひかり)ファイバーケーブルを枯れ木と勘違(ちが)いして、お尻の鋭(するど)い針を突き刺して傷つけてしまい、お家のネットが繋がらなくなるというユニークな大事件を起こしたこともあるんだよ。