京都・八坂の塔と花見小路の塗り絵
京都・八坂の塔と花見小路の特徴
京都の東山にそびえる八坂の塔
京都の東山のまちなみから、にょきっと空へのびる五重塔。これが八坂の塔だよ。
正式には、法観寺というお寺の五重塔なんだ。
お寺は、聖徳太子が建てたと伝えられているよ。
いまの塔は、1440年に室町幕府の将軍・足利義教が建て直したもので、国の重要文化財になっているんだ。
屋根が5つ重なっていて、てっぺんには相輪という、輪がいくつも重なった柱が立っているよ。
石だたみの坂と町家
八坂の塔のまわりには、石だたみの坂道がのびていて、古い町家がならんでいるよ。
近くには、清水寺へつづく産寧坂や二年坂もあって、このあたりは1976年に国の重要伝統的建造物群保存地区にえらばれたんだ。
坂の上には清水寺があるよ。3枚目の塗り絵は、町家のあいだから八坂の塔が見える坂道を描いているんだ。
祇園の花見小路
八坂の塔から少し北西へ歩いたところに、祇園という町があるよ。
祇園の花見小路には、お茶屋とよばれる、むかしながらの木造の建物がならんでいるんだ。
お茶屋の前には、赤茶色のベンガラ格子や、竹を弓なりに曲げた犬矢来があって、京都らしいふんいきを作っているよ。
道は石だたみで、電線も地面の下にうめられているんだ。2枚目の塗り絵は、この花見小路を描いているよ。
ふたつの町並みは、別の場所
八坂の塔のある東山の坂道と、花見小路のある祇園は、歩いて行ける近さだけれど、別の地区なんだ。
この記事では、京都らしい2つの町並みを、別々の塗り絵にしているよ。
八坂の塔と、東寺の五重塔をくらべてみるのもおもしろいね。どちらも屋根が5つある五重塔なんだ。
京都の町家は「うなぎの寝床」
京都の町家は、道に面した入口のはばがせまく、奥にとても長い家が多いよ。
その形から、「うなぎの寝床」とよばれているんだ。
道ぞいには、格子の窓や、すだれ、ちょうちんがならび、落ちついた京都らしい町並みをつくっているよ。
1枚目の塗り絵は、八坂の塔だけを大きく描いているよ。5つの屋根と、てっぺんの相輪をじっくりぬってみてね。
京都・八坂の塔と花見小路の色を塗るコツ
五重塔は、屋根の色を重ねて
八坂の塔の屋根は、こい灰色の瓦だよ。
屋根の下の組み木や柱は、こげ茶色。白いかべは白いまま残そう。
5つの屋根を、上にいくほど少しずつ明るくぬると、塔が空へのびていく感じが出るよ。
てっぺんの相輪は、金色や黄土色にするときらりと光るんだ。
町家は、こげ茶と白と黄土色
京都の町家は、こげ茶色の木の部分と、黄土色やクリーム色の土かべでできているよ。
格子は赤茶色のベンガラ色にすると、祇園らしくなるんだ。
犬矢来は、竹の色のうすい黄土色や茶色にしてみてね。
石だたみは、1まいずつ
石だたみの道は、うすい灰色をベースに、石1まいずつ少しずつこさを変えてぬってみよう。
手前の石をこく、奥の石をうすくすると、道がずっと遠くまでつづいているように見えるよ。
空で、季節を決めよう
空を青くぬれば晴れの日、オレンジやむらさきにすれば夕方の京都になるよ。
ちょうちんや外灯を黄色くぬると、夕方のあかりがともったような、あたたかい絵になるんだ。
ちょうちんは、赤と白
花見小路のお茶屋の前には、赤いちょうちんが下がっているよ。
こげ茶色の町並みの中で、赤いちょうちんをぬると、ぱっと目をひくアクセントになるんだ。
犬矢来は、竹の色で
お茶屋の前の弓なりの犬矢来は、竹の色のうすい黄土色でぬろう。
京都・八坂の塔と花見小路の豆知識
塔の中に入れる日がある
八坂の塔は、中に入って見学できる日があるよ。
1階の中と、2階まで上がることができるんだ。
ただし、中に入れるのは中学生から。小学生以下は入ることができないので、外からながめて楽しんでね。
「産寧坂」の名前のゆらい
清水寺へつづく産寧坂には、名前のゆらいにいくつかの説があるよ。
そのひとつが、「お産がやすらかでありますように」と、清水寺の子安観音へお参りする人が通った坂だから、という説なんだ。
赤ちゃんが元気に生まれるようにと、ねがいながら歩いた坂なんだね。
舞妓さんに会ったら
祇園では、きれいな着物を着た舞妓さんを見かけることがあるよ。
舞妓さんは、芸妓さんになるために修業中の人たちで、お仕事のとちゅうなんだ。
だから、かってに写真をとったり、追いかけたりしないようにしようね。お店の人しか通れない道(私道)にも入らないのが、祇園でのマナーだよ。
お茶屋さんは、ふつうは入れない
花見小路のお茶屋さんは、なじみのお客さんの紹介がないと入れないお店が多いよ。
外から町並みをながめて、京都らしいふんいきを楽しもうね。
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八坂の塔
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祇園の花見小路
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八坂の塔と石だたみの坂(細密)
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