稲刈りの塗り絵
稲刈りの特徴
お米をとり入れる、秋の大切な仕事
稲刈りは、田んぼで育った稲をかりとって、お米を収穫する仕事だよ。
春に田植えをした稲は、夏のあいだにぐんぐん育ち、秋になると稲穂にお米のつぶがぎっしり実るんだ。
実った稲穂は、重みで頭をたれ、田んぼいちめんが黄金色にかがやくよ。
稲刈りは、だいたい9月から10月ごろに行われるんだ。
3枚の塗り絵
1枚目は、両手を広げたかかしだよ。手の上にはスズメがとまっていて、足もとには実った稲穂がゆれているね。
2枚目は、子どもたちが稲刈りをしている田んぼ。小さな鎌で稲をかる子と、かりとった稲の束をかかえて笑う子がいるよ。
3枚目は、家族みんなで稲刈りをする、秋の里山の景色を細かく描きこんだ細密画なんだ。
わらぶき屋根の家や、柿の木、たくさんの赤とんぼもさがしてみてね。
はざかけで、お日さまにほす
かりとった稲は、木や竹で組んだはざかけにかけて、お日さまと風でほすことがあるよ。
こうしてゆっくりかわかすと、わらの栄養がお米のつぶにうつり、つぶもわれにくくなると言われているんだ。
2枚目と3枚目の右がわに、稲の束がずらりとかかったはざかけが描いてあるね。
いまは機械でかわかすことが多いけれど、はざかけは秋の田んぼの風物詩として親しまれているよ。
学校や幼稚園の稲刈り体験
学校や幼稚園で、田植えから稲刈りまでを体験することがあるよ。
自分たちで育てたお米を、かりとって、ほして、最後にごはんにしていただくんだ。
同じ秋の収穫の行事には、芋掘りや栗拾いもあるよ。
いまの田んぼでは、コンバインという働く車が、かりとりからもみをとるところまで、いっぺんにやってくれるんだ。
新米をいただこう
その年の秋にとれたばかりのお米を新米というよ。
新米は、水分が多くて、つやつやでやわらかく、たきたてのいいかおりがするんだ。
秋に、お店で「新米」と書かれたお米を見かけたら、稲刈りのことを思い出してみてね。
塗り絵をぬりながら、おいしいごはんができるまでの道のりを想像してみよう。
稲刈りの色を塗るコツ
稲穂は、黄色と黄土色で
実った稲穂は、黄色をぬってから、つぶのふちに黄土色を少し重ねよう。
1つぶずつ、少しずつこさをかえると、ふっくらしたお米のつぶらしくなるよ。
葉は、黄緑とうすい茶色をまぜると、秋の色づいた稲になるんだ。
かかしは、好きな色で楽しく
かかしの着物は、赤や青、むらさきなど、田んぼの黄色の中でめだつ色にしてみよう。
麦わら帽子は黄土色、竹の棒はうすい茶色にすると、それらしくなるよ。
手の上のスズメは、茶色と白でぬってね。
空は秋の青で
2枚目と3枚目の空は、水色でぬって、すみきった秋の空にしよう。
3枚目のうろこ雲は、白いまま残すと、空の青がひきたつよ。
赤とんぼは、体を赤、羽をうすい水色にすると、すきとおった羽らしくなるんだ。
赤とんぼの塗り絵で、くわしい色を見てみるのもおすすめだよ。
山と柿の木で、秋らしく
3枚目の奥の山は、赤、オレンジ、黄色、緑をまぜて、紅葉した山にしよう。
柿の実はオレンジ、わらぶき屋根は黄土色と茶色で、わらの筋にそってぬってね。
人の服は、それぞれちがう色にすると、にぎやかな稲刈りの風景になるよ。
鎌は、銀色と茶色で
2枚目の子どもが持っている小さな鎌は、刃を銀色や灰色、持ち手を茶色でぬろう。
本物の鎌は刃がするどいので、稲刈りをするときは、大人といっしょに気をつけて使おうね。
稲刈りの豆知識
「米」の字と八十八
「米」という漢字をよく見ると、八・十・八を組み合わせたような形をしているね。
お米ができるまでには、88回もの手間がかかるから、この字になったという説があるよ。
それだけ、たくさんの人の手をかけて、お米は育てられているんだ。
ごはんを1つぶも残さずに食べようね。
かかしの名前のはじまり
かかしは、田んぼの稲をスズメなどの鳥から守るために立てられているよ。
むかしは、においの強いものを焼いて棒にさし、そのにおいで鳥やけものを追いはらっていたんだ。
「におわせる」という意味の「かがし」が、「かかし」という名前のもとになったと言われているよ。
1つぶのもみから
田植えをする1つぶのもみは、秋には、たくさんのつぶがついた稲穂に育つよ。
1株の稲から、おちゃわんにだいたい1ぱいぶんくらいのお米がとれると言われているんだ。
お米の生まれは、田んぼ
お米は、水をはった田んぼで育てられるよ。
田んぼの水は、稲を寒さや暑さから守り、雑草が生えるのをおさえてくれるんだ。
稲刈りの前には水をぬいて、田んぼの土をかわかしておくよ。
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かかしと稲穂
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みんなで稲刈り
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里山の稲刈り(細密)
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