ひらがな「ざ」の塗り絵
ひらがな「ざ」の特徴
「ざる」の「ざ」
この塗り絵の文字は、ひらがなの「ざ」だよ。
ことばは「ざる」だよ。左の絵は、竹をうすく細く切って、たてよこにあんで作った、まるいざるなんだ。
ざるは、あらった野菜の水を切ったり、ゆでたおそばをのせたりするときに使う、台所の道具だよ。
あみ目のすきまから、水がすっと下にぬけていくんだね。
「ざ」は「さ」から生まれた字
「ざ」は、「さ」にてんてん(濁点)をつけた字だよ。
もとの「さ」は、むかしの人が漢字の「左」をくずして書いているうちに、今の形になったんだ。
てんてんをつけると、「さ」のすんだ音が、「ざ」というにごった音にかわるよ。
「さ」と「ざ」を、声に出してくらべてみてね。口の中で、のどがふるえるのがわかるかな。
書き方のポイント
「さ」は3画で書くよ。1画目の横線は、少し右上がりに書こうね。
2画目は、横線をつきぬけるように、上から左下へななめに下ろしてとめるんだ。
3画目は、2画目から少しはなして書きはじめ、下でまるくまわして右へはらうよ。
さいごに、右上にてんてんを2つ書こうね。字を書きおわってから、左、右の順に、小さく書くのがポイントだよ。
てんてんが大きすぎたり、字にくっつきすぎたりしないように、ますの右上のあいたところに入れてね。
「ざ」のつくことば
「ざ」で始まることばには、ざりがに、ざくろ、ざぶとん、ざっしなどがあるよ。
ざあざあふる雨や、ざくざくと雪をふむ音のように、音をあらわすことばにも「ざ」がよく出てくるんだ。
おうちの人と、「ざ」のつくことばを、じゅんばんに言いあうあそびをしてみよう。
どちらがたくさん見つけられるかな。
塗り絵の見かた
この塗り絵は、左にざるの絵、右上に大きな「ざ」と、たて書きの「ざる」ということば、右下になぞり書きのますがならんでいるよ。
まず、ざるの絵を見ながら「ざ、る」と声に出して読んでみよう。
それから大きな「ざ」をぬって、さいごになぞり書きをすると、見て、言って、書いて、3つのやり方で字をおぼえられるんだ。
「さ」の塗り絵とならべて、てんてんがあるか、ないかを、くらべてみるのもいいね。
ひらがな「ざ」の色を塗るコツ
大きな「ざ」は好きな色で
右上の大きな「ざ」は、ふちどりの中を、好きな色でぬってみよう。
書き順のとおりに、1画目は赤、2画目はオレンジ、3画目は黄色のように、画ごとに色をかえると、書き順もおぼえやすくなるよ。
てんてんは、ちがう色にして目立たせると、「さ」とのちがいがよくわかるね。
ざるは竹の色で
ざるは、うすい黄土色やクリーム色でぬると、竹らしくなるよ。
あみ目の線にそって、ところどころにうすい茶色を重ねると、竹のすじが出て本物らしくなるんだ。
ふちの太いところは、少しこい茶色にすると、ざるの形がはっきりするね。
ざるの中に、トマトやきゅうりを描きたして、色をぬってもたのしいよ。
なぞり書きはゆっくりと
右下のますには、うすい灰色の「ざ」が8こならんでいるよ。
えんぴつで、灰色の線の上をはみださないように、ゆっくりなぞろう。
ますのまん中のたてと横の線を目じるしにすると、字のバランスがとりやすいんだ。
1こ書いたら、お手本の大きな「ざ」とくらべて、てんてんの位置をたしかめてね。
まわりも描いてみよう
ざるのまわりがさびしかったら、テーブルの木目を描きたしてみよう。
テーブルをうすい茶色にすると、ざるのクリーム色がやさしく引き立つよ。
ざるの下に、こい灰色でうすくかげをつけると、ざるがテーブルの上にのっているように見えるね。
ひらがな「ざ」の豆知識
ざるそばのざる
ゆでたおそばを、ざるやすのこにのせて出すのがざるそばだよ。
ざるにのせると、水がよく切れて、おそばがべちゃっとしないんだ。
いまでは、上にのりをのせたものをざるそば、のせないものをもりそばとよぶお店が多いよ。
「ざるで水をくむ」
ざるで水をくもうとしても、あみ目から全部こぼれてしまうね。
そこから、「ざるで水をくむ」は、いくらがんばってもむだになることのたとえとして使われてきたんだ。
ざるのとくいなことと、にがてなことが、よくわかることばだね。
ざるは竹のおくりもの
竹は、まっすぐで、うすくさいてもおれにくく、よくしなる植物だよ。
そのため、むかしから日本では、竹をあんで、ざるやかごなど、くらしの道具をたくさん作ってきたんだ。
今はプラスチックや金属のざるも多いけれど、竹のざるは、水切れがよく、軽いのがいいところだよ。
ざると、かごのちがい
ざるもかごも、竹などをあんで作る入れものだよ。
ざるは、あさくて、水を切ったり、食べものをほしたりするのに使うことが多いんだ。
かごは、もう少し深くて、ものを入れて運んだり、しまっておいたりするのに使うよ。
おうちの台所に、どんなざるがあるか、見てみてね。
-
「ざ」のなぞり書き(ざる)
-