ゴリラの塗り絵
難易度:

ゴリラの特徴
力持ちでやさしい 家族の リーダー!
ゴリラは、とても体が大きくて力持ちなイメージがあるけれど、本当はとってもおだやかでやさしい心の持ち主です。人間と同じ「霊長類」というグループに分けられます。ゴリラのオスは、背中が銀色になるので「シルバーバック」とよばれ、家族を守る頼もしいリーダーになります。
どこに 住んでいるの?
ゴリラは、アフリカ大陸の森の中に住んでいます。
- 「ニシゴリラ」は、主にアフリカの西側(コンゴ民主共和国、カメルーンなど)に住んでいるよ。
- 「ヒガシゴリラ」は、主にアフリカの中央から東側(ウガンダ、ルワンダなど)の山や森に住んでいるよ。 住んでいる場所によって、体の大きさや毛の色が少し違います。
どんなものを 食べるの?
ゴリラは、主に植物を食べる「草食動物」です。
- 葉っぱや木の皮、木の根っこ、果物などをたくさん食べます。
- ときどき、アリなどの昆虫も食べるけれど、ほとんどが植物です。 とても大きな体なのに、のんびり座ってご飯を食べる姿は、なんだかかわいらしくて見ていて楽しいよ!
とっても 大きな 体!
ゴリラは、人間と比べるとすごく大きな体をしています。
- オスは、身長が180センチメートルくらい。体重は180キログラムくらいになることもあります。これは、大人の男性の2倍以上の重さになることもあります。
- メスは、オスより少し小さくて、体重は90キログラムくらいになります。 あんなに大きな体なのに、ジャングルの中をすばやく移動することができます。
家族で なかよく くらすよ!
ゴリラは、だいたい5頭から10頭くらいのグループで家族をつくってくらしています。このグループには、強いオスのリーダー(シルバーバック)と、メス、そして子どもたちがいます。リーダーは、家族を危険から守ったり、どこへ行くかを決めたりする、とても大切な役割をもっています。
手を使って ご飯を 食べるよ!
ゴリラは、人間と同じように手や指をとても上手に使います。
- 葉っぱをむしったり、果物の皮をむいたりするときに、細かく指を動かしているのを見ることができます。
- 人間みたいに、親指をほかの指と反対に動かすことができるから、細かい作業も得意なんだ!
ゴリラの色を塗るコツ
色の選び方:ごつごつした体に似合う色を選ぼう!
基本的な体の色:ゴリラの毛は、黒色やこげ茶色、灰色が基本です。
- 全体を真っ黒に塗りつぶすのではなく、少しずつ違う色を使い分けると、毛のフサフサした感じが出ます。
- 日光が当たっている部分は、少し薄い灰色や濃い青色を使うのも面白いよ! リーダーの背中:おすのゴリラのリーダーは、背中の毛が銀色になります。「シルバーバック」とよばれる、かっこいいしるしです。この部分は、明るい灰色や銀色で、まわりの毛と違う色に塗ってあげると、迫力がでるよ! 顔や手足:毛が生えていない顔や手、足の裏は、黒っぽい肌の色を塗るとリアルになります。こげ茶色や灰色、少しだけ紫色を混ぜると、生き生きと見えるよ。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
このゴリラの絵には、筋肉の線や毛並みの線がたくさん描かれています。この線をヒントに「かげ」をつけてみましょう。 かげになる場所
- お腹の下や、手足の内側、あごの下など、へこんでいる部分。
- 筋肉と筋肉の間にできている溝の部分。 こういったところに、基本の色より少し濃い色を塗ってあげると、体がもっこりして、力強いゴリラに見えるよ!
ふさふさした 毛並みを 表現しよう!
ゴリラの体は、たくさんの毛で覆われています。この絵にも、毛並みをあらわす細い線が描かれているね。
- 色鉛筆を細かく動かして塗ると、毛が一本一本生えているように見えて、より本物っぽくなるよ。
- 黒だけでなく、濃い灰色や茶色を重ねて塗ると、毛に深みが生まれるよ。 少しずつ色を重ねて塗るのが、ふさふさの毛並みを出すコツです!
ぬりえを 楽しむための ヒント!
- 自由に表現しよう!
- きみの想像する「こんなゴリラがいたらいいな!」と思う色に塗っていいんだよ。たとえば、青い毛のゴリラや、カラフルなゴリラも楽しいね!
- 背景を描き加えてみよう!
- ゴリラが森の中にいるところ? 木の上に登っているところ? 背景を描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!
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ゴリラ
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ゴリラ2
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