ジュラマイア
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ジュラマイアの特徴
恐竜時代に生きていた、小さな小さな「始まりのほ乳類」!
ジュラマイアは、今からとってもむかし、恐竜がたくさんいた時代に生きていた、小さな小さな生き物だよ。ネズミくらいの大きさで、今のほ乳類の仲間の中でも、特に古い、ご先祖様のような存在だと考えられているんだ。
いつの時代にいたの?
ジュラマイアは、今から約1億6000万年前の「ジュラ紀」という時代に生きていたんだ。この時代は、大きな恐竜たちが地球上でたくさん活躍していた、とてもにぎやかな時代なんだよ。ジュラマイアは、そんな恐竜たちの足元で、ひっそりと暮らしていたと考えられているんだ。
とっても小さい体!
ジュラマイアは、体がとっても小さかったんだ。
- 体長は、しっぽをのぞくと、だいたい7センチメートルから10センチメートルくらいだったと考えられているよ。これは、今のネズミさんと同じくらいの大きさだね!
- 重さは、わずか15グラムくらいだったんだ。
木の上で生活していた?
ジュラマイアは、手足の骨の形から、木の上で生活していた可能性が高いと考えられているんだ。木の上で、昆虫や小さな生き物、植物の種などを探して食べていたのかもしれないね。大きな恐竜たちから身を守るためにも、木の上は安全な場所だったんだ。
どんなものを食べてたの?
ジュラマイアは、小さな昆虫や、虫のたまご、植物の種などを食べていたと考えられているよ。小さくてするどい歯をもっていたんだ。
夜に活動していた?
ジュラマイアは、昼間は木の上にかくれていて、夜になると食べ物を探しに活動していたのかもしれないね。暗い中で食べ物を探すために、嗅覚や聴覚が優れていたと考えられているよ。
ほ乳類の 大切な一歩!
ジュラマイアは、今わかっている中で、「胎盤(たいばん)」という赤ちゃんを育てるための特別な体をもっていた、一番古いほ乳類の仲間なんだ。胎盤があることで、お母さんのお腹の中で赤ちゃんを大きく育ててから産むことができるようになったんだよ。これは、今のほとんどのほ乳類と同じで、生き物が生き残っていくための、とっても大切な進化だったんだね。
ジュラマイアの 名前は?
ジュラマイアは、英語だと「Juramaia」と書くよ。この名前は、「ジュラ紀」と、ギリシャ語の「マイア」という言葉が合わさってできたんだ。「マイア」は「母」という意味だよ。つまり、「ジュラ紀のお母さん」という意味になるんだね。これは、ジュラマイアが、今のほ乳類にとって、とても大切な一番最初のお母さんのような存在だったことを表しているんだ。
化石は どこで見つかったの?
ジュラマイアの化石は、中国で見つかっているんだ。とてもきれいに骨の形が残っていたから、ジュラマイアがどんな姿をしていたのか、どんな風に生活していたのか、たくさんのことが分かったんだよ。
ジュラマイアを塗るコツ
色の選び方:木の上で隠れる、自然な色を選ぼう!
ジュラマイアは、小さな体で恐竜時代を生き抜いた動物だから、周りの木の幹や葉っぱに隠れるような、自然になじむ色が似合うよ。
- 基本的な体の色:茶色(明るい茶色、少し赤みがかった茶色、こげ茶色など)、灰色(薄い灰色、少し茶色みがかった灰色など)、またはそれらの色が混ざったようなベージュやクリーム色もいいよ。
- おなかの色:おなかは、体よりも少し薄い色(明るいベージュ、クリーム色など)にすると、ふっくらした感じが出て、よりかわいく見えるよ。
- 目:つぶらな瞳は、黒をしっかり塗って、光を入れると生き生きとした目になるよ。
- 鼻:ちょこんと出ている鼻は、ピンク色や薄い茶色にすると、かわいい感じが出るよ。
- 耳:体の色と同じか、少し濃いめの色で塗るといいよ。耳の中は、少しピンク色を混ぜると、やわらかい感じになるね。
- しっぽと手足の先:体と同じ色か、少し濃い色で塗ると、しっかりとした印象になるよ。
ふわふわの毛並みを表現しよう!
ジュラマイアはほ乳類だから、体には毛が生えていたと考えられているよ。この絵には、毛の向きを表す線はあまり描かれていないけれど、ふわふわの毛並みを想像して塗ってみよう。
- 色鉛筆で塗る場合:色を塗る時に、力を入れすぎずに、やさしく短い線を重ねて塗ると、ふわふわした感じが出るよ。何色かの茶色や灰色を重ねて塗ると、深みが出るね。
- クレヨンで塗る場合:やさしく均一に色を置いていくように塗ってみよう。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
ジュラマイアの小さな体にも、光が当たるところと、かげになる場所があるよ。 かげになる場所
- あごの下や、おなかの下側
- 手足の付け根や、体のへこんでいる部分
- こういったところに、メインの色より少し濃い色を塗ると、もっこりした立体感が出るよ!
- 背中や頭のてっぺんなど、光が当たりやすいところは、少し明るい色を残したり、薄い色を塗ったりすると、より立体的に見えるよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 自由に表現しよう!
- 本物の色にこだわらず、きみの「こんなジュラマイアがいたら楽しいな!」と思う色に塗っていいんだよ。カラフルなジュラマイアもかわいいね!
- 背景を描き加えてみよう!
- ジュラマイアが暮らしていた木の枝や葉っぱ、夜の森などを描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!小さな昆虫や、夜空の星を描き加えても楽しいね。
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