カンガルーの塗り絵
カンガルーの特徴
ジャンプの天才!オーストラリアのシンボル
みんなが動物園で大好きなカンガルーは、南半球にある大きな国オーストラリアの大自然に住んでいる特別な動物だよ。大きな後ろ足を使ってぴょんぴょんとお空を飛ぶように跳ねて移動する姿がとっても有名だね。カンガルーは生まれた子供をお腹のポケットで育てる有袋類というグループの代表的な仲間なんだよ。
名前の由来と英名!「分からない」が名前になった!?
カンガルーという面白い名前には、とっても有名な歴史のエピソードがあるんだよ。昔、オーストラリアにやってきたイギリスの探検家キャプテン・クックが、見たこともない不思議な動物を見つけて現地の人に名前を尋ねたんだ。すると現地人が「(言葉が)分からない」という意味で「カンガルー」と答えたのを、動物の名前だと勘違いして広まったという有名な説があるんだよ。英語でもそのままKangaroo(カンガルー)と呼ばれているんだね。
お腹のポケットでお子様を育てる有袋類!
カンガルーの一番の大きな秘密は、お母さんのお腹にある育児嚢という大きなポケットだよ。カンガルーの赤ちゃんは、生まれたときはわずか1グラムから2グラム(一円玉1枚ぶん)という、小さくて赤くて透き通るような姿で生まれてくるんだ。自力でお母さんのお腹を這い上がってポケットに入り、中にあるおっぱいを飲んで数ヶ月間大切に育てられるんだよ。
バネのような後ろ足と時速60キロのスピード!
カンガルーの後ろ足は、とても太くて強い筋肉と、しなやかなアキレス腱でできているんだよ。この足がまるで巨大な強力バネのようになっていて、一跳びで約8メートルから9メートル(大型バス1台ぶん)も遠くへジャンプできるんだ。本気で走ると時速60キロメートルを超えるスピードが出て、自動車と同じくらいの速さで広大な大地をどこまでも駆け抜けることができるんだよ。
体を支える5本目の足!太くて立派なしっぽ
カンガルーの太くて長もしっぽは、ただついているだけではないんだよ。実は「5本目の足」と呼ばれるくらい力強い筋肉の塊なんだ。跳び跳ねて移動するときは空中でのバランスを取る舵の役割を果たし、地面に立ち止まるときは二本の後ろ足としっぽの3点で体を支える頑丈な三脚になるんだよ。ゆっくり歩くときは、しっぽで体を持ち上げて前足を出す不思議な動きをするんだ。
迫力満点のキックボクシング!男の子たちの戦い
男の子(オス)のカンガルー同士は、自分の強さをアピールしたり仲間の中での順位を決めたりするために、まるでボクシングのような喧嘩(ルーティング)をするんだよ。前足で相手の首をつかみ合ったり、パンチを繰り出したりするんだ。さらに凄まじいのは、太いしっぽ1本で体全体を支えて空中に浮き上がり、両後ろ足で相手のお腹をドカンと蹴り飛ばす強力なキックを放つことなんだよ。
カンガルーの仲間たち!アカカンガルーとオオカンガルー
カンガルーには色々な種類がいて、住んでいる場所や体の大きさが違うんだよ。一番大きくて体が赤茶色をしているアカカンガルーや、森林に住んで毛がグレーっぽいオオカンガルーが有名だね。カンガルーよりも体が小さくて可愛らしい仲間はワラビーと呼ばれ、中くらいの大きさの仲間はワラルーと呼ばれて区別されているんだよ。
どんなものを食べるの?草食性の胃のひみつ
カンガルーは、広大な草原に生えている草や木の葉っぱを主食にしている草食動物だよ。硬い草の食物繊維をしっかり消化するために、カンガルーのお腹の中には牛と同じように部屋が分かれた特別な胃があるんだ。一度食べた草を口の中に戻してもう一度よく噛み直す反芻のような仕組みを使って、少ない栄養をムダなく体に取り込んでいるんだね。
暑さをしのぐ賢い生活!腕をなめて体温調節
カンガルーが住むオーストラリアの砂漠や草原は、太陽がギラギラ照りつけてとっても暑くなるんだ。カンガルーは賢いから、一番暑い昼間は木の陰でゴロンと寝そべって体力を温存しているよ。さらに、自分の前足をペロペロとなめて唾液で濡らし、その唾液が風で蒸発するときの冷たさ(気化熱)を利用して、血液を冷やして体温を下げるという素晴らしい生活の知恵を持っているんだよ。
仲間と暮らす群れ「モブ」の社会
カンガルーは、たった1匹で暮らすのではなく、「モブ」と呼ばれる数匹から数十匹のグループ(群れ)を作って仲良く生活しているよ。群れの仲間同士はお互いに鼻と鼻を近づけて挨拶をしたり、毛づくろいをし合ったりして絆を深めるんだ。もし天敵の犬やタカなどの危険が近づくと、足で地面をドンドンと力強く叩いて大きな音を出し、仲間全員に危険を知らせて一斉に逃げるんだよ。
カンガルーの色を塗るコツ
色の選び方:自然に馴染むブラウンとパステルカラー
基本的な体の色:
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アカカンガルーのオス:背中や体を赤茶色(レンガ色)や明るいオレンジ色で塗ると、力強くてカッコいい男の子のカンガルーになるよ。
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オオカンガルーやメス:体全体を落ち着いた灰色(グレー)や薄い茶色、黄土色で塗ると、本物そっくりで優しい雰囲気が出るよ。
お腹やお顔の色:
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お腹のあたりやあごの下、しっぽの内側、脚の間の柔らかい毛の部分は、背中の色よりも少し明るいクリーム色や薄いベージュで塗り分けてみよう。
目や爪のワンポイント:
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くりくりとした大きな目は真っ黒でしっかり塗りつぶし、フチや瞳の中に白い点を少し残しておくと、命が吹き込まれたように輝いて見えるよ。
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前足や後ろ足の先にある鋭いツメは黒色や濃い焦げ茶色で塗りつぶすと、ジャンプやキックをする力強さがアップするね。
お腹の赤ちゃんやボクシングのポーズを塗り分けよう
お母さんと赤ちゃんのぬりえ:
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お母さんカンガルーのお腹のポケット(育児嚢)からひょっこり顔を出している赤ちゃんは、お母さんよりも少し明るい薄茶色や、ほんのりピンクがかった肌色で塗ってあげよう。守られている可愛らしさがバッチリ表現できるよ!
ボクシング(格闘)のぬりえ:
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2匹のカンガルーが立ち上がって取っ組み合いをしているぬりえなら、1匹を赤茶色、もう1匹を灰褐色(グレーブラウン)にして色を変えてみよう。どちらが勝つかワクワクするような迫力満点の対決シーンになるよ!
太い筋肉としっぽの立体感を出す「ひかり」と「かげ」
かげになる場所(シャドウ):
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太ももの内側、お腹の下側、首の下のしわ、しっぽが地面に接している裏側に、メインの色よりも少し濃い茶色やグレーを重ねてみよう。
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カンガルー特有の太い太ももの筋肉や、体を支える重厚なしっぽの立体感がポコッと浮き出て見えるんだよ。
ひかりが当たる場所(ハイライト):
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お日様の光が当たる背中のラインや、肩の盛り上がり、太ももの外側は、少し明るい黄色やクリーム色をふんわり重ねるか、あえて色を薄く残してみよう。ツヤツヤとした綺麗な毛並みが表現できるよ。
毛並みの質感と画材ごとのアドバイス
色鉛筆のテクニック:
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手の力を抜いて優しく何度も塗り重ねることで、カンガルーの柔らかい毛並みが表現できるよ。
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毛の生えている流れに沿って短い線をサッサッと重ねて描くと、本物の動物のようなリアルな毛並みの質感になるね。
クレヨンや絵の具のテクニック:
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クレヨンで塗るときは、少し厚めに塗り伸ばしたあとに指の腹でやさしくトントンとこすってぼかすと、温かみのある毛並みになるよ。
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水彩絵の具を使う場合は、お水を多めにして淡い茶色を作り、乾いてから少し濃い茶色で毛並みの線を描き足すと深みのある仕上がりになるんだ。
自由に楽しくぬりえを完成させよう!
自由に表現しよう!:
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本物の色にこだわらなくて全然OK!「虹色のスーパーカンガルー」や「全身が金色に輝くゴールデンカンガルー」など、きみの自由な発想と大好きな色で楽しく塗ってみよう!
背景を描き加えてみよう!:
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カンガルーの足元にオーストラリアの赤い大地(赤土)や緑の草を描いたり、空に大きな赤い夕陽や爽やかなスカイブルーを描き足してみよう。広大な大自然の中で躍動するカンガルーの絵がもっと生き生きするよ!
カンガルーの豆知識
お腹の袋(育児嚢)で赤ちゃんを育てる!
カンガルーの最大の特徴は、お母さんのお腹に「育児嚢」という大きな袋があることです。生まれたばかりの赤ちゃんはわずか2センチメートル(グミの実ほどの大きさ)しかありませんが、自力でお腹の袋まで這い上がり、袋の中で成長します。
時速60キロメートル!ジャンプ移動の秘密
カンガルーは走るのではなく、太く発達した後ろ足を使ってジャンプして移動します。足の筋肉と健(腱)が強いバネの役割をしており、時速60キロメートル以上のスピードで一気に7〜8メートルも跳ぶことができます。
太くて強いしっぽは「第5の足」!
大きく太いしっぽは、ジャンプするときの舵取り(バランス調整)に欠かせない道具です。さらに、ゆっくり歩くときや立って休むときにはしっぽで体をしっかり支える「第5の足」として大活躍します。
後ろに進めない!「前進」のシンボル
カンガルーは大きな後ろ足としっぽの構造上、後ろ向きに歩いたり下がったりすることができません。オーストラリアでは「決して後退せず前進する」という前向きな象徴として、国のマーク(国章)にも採用されています。
暑い日は前足をペロペロ舐めて涼む!
カンガルーは人間に比べて汗をあまりかかないため、暑い日には自分の前足を唾液でペロペロと舐めます。唾液が蒸発するときに体温を奪ってくれる仕組み(気化熱)を利用して、賢く体を冷やしています。
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カンガルー
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