ヒツジ(羊)の塗り絵

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ヒツジ(羊)の特徴(とくちょう)

ヒツジってどんな動物(どうぶつ)?

ヒツジは、ウシやヤギと同(おな)じなかまの動物(どうぶつ)だよ。体(からだ)じゅうがもこもこの毛(け)でおおわれていて、牧場(ぼくじょう)でのんびり草(くさ)を食(た)べているすがたを思(おも)いうかべる人(ひと)が多(おお)いんじゃないかな。世界(せかい)には1000をこえる品種(ひんしゅ)がいると言(い)われていて、毛(け)の長(なが)さも、顔(かお)の色(いろ)も、角(かど)のあるなしも、品種(ひんしゅ)によってずいぶんちがうんだ。

日本(にっぽん)でくらしているヒツジは、じつはとても少(すく)ないんだよ。2024年(ねん)の調(しら)べでは全国(ぜんこく)でおよそ2万3000頭(あたま)、そのうち半分(はんぶん)ちかくが北海道(ほっかいどう)にいるんだ。

目(め)をよく見(み)てみよう。ひとみが横長(よこなが)なんだ

ヒツジの顔(かお)をよく見(み)ると、おどろくことがあるよ。ひとみが横(よこ)に長(なが)い長方形(ちょうほうけい)をしているんだ。ネコのひとみがたてに細(ほそ)くなるのとは正反対(せいはんたい)だね。

これは、まわりを広(ひろ)く見(み)わたすための形(かたち)なんだよ。ヒツジの見(み)える範囲(はんい)は270度(ど)から320度(ど)もあって、頭(あたま)を動(うご)かさなくても自分(じぶん)のうしろのほうまで見(み)えているんだ。草原(そうげん)でくらす動物(どうぶつ)にとって、てきにいち早く気(き)づくことは命(いのち)にかかわる大切(たいせつ)なことだからね。

草(くさ)をかんで、もどして、またかむ

ヒツジは胃(い)を4つももっているよ。一度(いちど)のみこんだ草(くさ)を口(くち)にもどして、もう一度(いちど)ゆっくりかむんだ。これを反(はん)すうというよ。かたい草(くさ)をじょうずに消化(しょうか)するための、すごいしくみなんだね。

牧場(ぼくじょう)でヒツジがずっと口(くち)をもぐもぐ動かしているのを見(み)かけたら、それは反(はん)すうをしているところかもしれないよ。

毛(け)はのびつづける。だから毛(け)を刈(か)るんだ

野生(やせい)の動物(どうぶつ)の毛(け)は、ある長(なが)さまでのびると生(は)えかわるよね。でも、人(ひと)がそだててきたヒツジの毛(け)はのびつづけるんだ。そのままにしておくと毛(け)が重(おも)くなって、歩(ある)くのも大変(たいへん)になってしまうよ。

だから牧場(ぼくじょう)では、春(はる)になると毛(け)を刈ってあげるんだ。この毛(け)が、セーターやマフラーになる羊毛(ようもう)だよ。きみが冬(ふゆ)に着(き)ているセーターも、もとはヒツジの毛(け)かもしれないね。

なかまの顔(かお)を50頭(あたま)おぼえられる

ヒツジはおっとりして見(み)えるけれど、じつはとても記憶力(きおくりょく)がいいんだよ。イギリスの研究(けんきゅう)では、ヒツジが50頭(あたま)ものなかまの顔(かお)をおぼえられることがわかったんだ。しかも2年(ねん)ぐらいはわすれないというから、おどろきだね。

大好(だいす)きな仲間(なかま)の顔(かお)を見(み)ると気持(きも)ちが落(お)ちつく、ということもわかっているよ。ヒツジは、群(む)れのなかまを一頭(いちとう)ずつちゃんと見(み)分(わ)けているんだね。

ヒツジ(羊)の色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

もこもこの毛(け)は、白(しろ)いところを残(のこ)そう

ヒツジといえば、まっ白(しろ)なもこもこの毛(け)だね。ぜんぶを同(おな)じ色(いろ)でぬりつぶさないで、白(しろ)いところをところどころ残(のこ)すと、ふわふわした感(かん)じが出(で)るよ。

クリーム色(いろ)やうすいベージュを、毛(け)のかたまりのふちにそって軽(かる)くのせてみよう。真ん中(なか)は白(しろ)いままにしておくと、毛(け)がふくらんで見(み)えるんだ。

顔(かお)と足(あし)だけ色(いろ)を変(か)えると、ぐっとそれらしくなるよ

ヒツジのなかまには、顔(かお)と足(あし)だけが黒(くろ)っぽい品種(ひんしゅ)がたくさんいるよ。体(からだ)を白(しろ)っぽくぬって、顔(かお)と足(あし)を茶色(ちゃいろ)や灰色(はいいろ)でぬると、本物(ほんもの)のヒツジらしくなるんだ。

顔(かお)をぬるときは、真っ黒(くろ)にしないほうがいいよ。こい茶色(ちゃいろ)や灰色(はいいろ)にしておくと、目(め)や鼻(はな)の場所(ばしょ)がわかりやすくてかわいく仕上(しあ)がるんだ。

耳(みみ)と角(かど)の向(む)きに気をつけよう

ヒツジの耳(みみ)は、頭(あたま)の横(よこ)から左右(さゆう)にぴんと出ているね。耳(みみ)のうらがわは、表(ひょう)より少(すこ)しこい色(いろ)にしてみよう。それだけで、耳(みみ)が前(まえ)に出ているように見(み)えるよ。

目(め)のまわりをうすくぬっておくと、やさしい表情(ひょうじょう)になるからためしてみてね。

牧草地(ぼくそうち)は、緑(みどり)を何色(なにいろ)か使(つか)ってみよう

背景(はいけい)のある絵(え)では、草原(そうげん)をぜんぶ同(おな)じ緑(みどり)でぬらないほうがきれいだよ。手前(てまえ)をこい緑(みどり)、おくの丘(おか)をうすい緑(みどり)や黄緑(きみどり)にすると、ずっと遠(とお)くまで続(つづ)いているように見(み)えるんだ。

雲(くも)の中(なか)は白(しろ)いままにしておいて、ふちだけうすい水色(みずいろ)でなぞってみよう。空(そら)が広(ひろ)く感(かん)じられるよ。

親(おや)ヒツジと子(こ)ヒツジで毛(け)の色(いろ)を少(すこ)し変(か)えると、2頭(あたま)のちがいがはっきりするからおすすめだよ。

ヒツジ(羊)の豆知識(まめちしき)

ひとみが横長(よこなが)なのは、広(ひろ)く見(み)わたすため

ヒツジのひとみは、横(よこ)に長(なが)い長方形(ちょうほうけい)をしているんだ。この形(かたち)のおかげで見(み)える範囲(はんい)が270度(ど)から320度(ど)まで広がって、頭(あたま)を動(うご)かさなくてもうしろのほうまで見(み)わたせるんだよ。しかも眼球(がんきゅう)そのものをぐるっと回(まわ)すこともできるから、首(くび)を下(さ)げて草(くさ)を食(た)べているあいだも広(ひろ)い視野(しや)をたもてるんだ。草原(そうげん)でてきから身(み)を守(まも)るための、よくできたしくみだね。

おなかの中(なか)に、胃(い)が4つもある

ヒツジはウシやヤギとおなじ反(はん)すう動物(どうぶつ)で、胃(い)を4つももっているんだ。一度(いちど)のみこんだ草(くさ)を口(くち)にもどして、もう一度(いちど)ゆっくりかみ直(なお)すんだよ。そうすることで、人(ひと)には消化(しょうか)できないかたい草(くさ)からも栄養(えいよう)を取(と)り出(だ)せるんだ。牧場(ぼくじょう)でヒツジがずっと口(くち)を動かしているのを見(み)かけたら、それは反(はん)すうのとちゅうなんだね。

なかまの顔(かお)を50頭(あたま)、2年間(ねんかん)おぼえている

イギリスのケンブリッジにある研究所(けんきゅうしょ)の実験(じっけん)で、ヒツジは50頭(あたま)ものなかまの顔(かお)と、見(み)慣(な)れた人(ひと)の顔(かお)を見(み)分(わ)けられることがわかったんだ。しかも2年以上(ねんいじょう)はなれていた相手(あいて)の顔(かお)もおぼえていたというから、おどろきだよね。見(み)慣(な)れた顔(かお)を見(み)せると不安(ふあん)がやわらぐこともわかっていて、群(む)れのなかまを一頭(いちとう)ずつちゃんと見(み)分(わ)けていると考(かんが)えられているんだ。

日本(にっぽん)のヒツジは、思ったよりずっと少(すく)ない

農林水産省(のうりんすいさんしょう)の資料(しりょう)によると、2024年(ねん)に日本(にっぽん)で飼(か)われていたヒツジはおよそ2万3000頭(あたま)、飼っている農家(のうか)はおよそ995戸(こ)なんだ。そのうち約(やく)49パーセントが北海道(ほっかいどう)にいるんだよ。羊毛(ようもう)を国内(こくない)でまかなっていた1950年代(ねんだい)には90万頭をこえていた時期(じき)もあったから、いまの数(かず)はその数十分(すうじゅうぶん)の一(いち)ということになるね。