ひらがな「びゅ」の塗り絵
ひらがな「びゅ」の特徴
「びゅーん」の「びゅ」
この塗り絵の文字は、ひらがなの「びゅ」だよ。
ことばは「びゅーん」だよ。ものがいきおいよく飛んでいくようすを表す音のことばなんだ。
左の絵では、紙ひこうきが1つ、びゅーんとまっすぐ飛んでいるね。
うしろには、風の線が描いてあって、速く飛んでいるのがよくわかるよ。
どこまで飛んでいくのかな。
2つの字で1つの音
「びゅ」は、「び」と小さい「ゅ」の2つの字を組み合わせて書くよ。
2つの字を書くけれど、読むときは「び」「ゆ」と分けずに、1つの音としていっしょに言うんだ。
このような音を拗音というよ。
大きい「ゆ」で「びゆ」と書くと、2つの音になって、べつのことばになってしまうこともあるね。
小さい字があるかないかで、音が変わるんだよ。
「びゅ」の成り立ち
「び」は、「ひ」にてんてん(濁点)をつけた字だよ。
ひらがなは、むかしの人が漢字をくずして書いたところから生まれた文字だよ。
「ひ」は、漢字の「比」をくずした形から生まれたんだ。
小さい「ゅ」は、ふつうの大きさの「ゆ」を小さく書いたもので、「ゆ」は漢字の「由」をくずした形がもとになっているよ。
大むかしの漢字が、長い時間をかけて、いまのやさしい形になったんだね。
書き方のポイント
「ひ」は1画で書くよ。
左上から書きはじめて、下へ大きくまるくまわり、右上へ上がったら、最後に少し下へおろすんだ。
まん中のふくらみを、左右つりあうように書くときれいだよ。
てんてんは、字を書き終わってから、右上に2つの短い点を書くんだ。
小さい「ゅ」は、横書きのときはますの左下に小さく書くよ。たて書きのときは、右上に小さく書くんだ。
てんてんと「ゅ」の場所を、まちがえないようにしようね。
「びゅ」が入ることば
「びゅ」で始まることばは、日本のことばにはとても少ないんだ。
「びゅーん」や、強い風がふく「びゅうびゅう」、すばやく動く「びゅんびゅん」など、音やようすを表すことばによく使われるよ。
外国から来たことばの「デビュー」や「インタビュー」にも、「ビュ」の音が入っているね。
紙ひこうきを飛ばしながら、「びゅーん」と言ってみよう。
速く飛ぶときは「びゅーん」、ゆっくりのときは「ふわー」と、言い分けてみるのも楽しいよ。
ひらがな「びゅ」の色を塗るコツ
大きな「びゅ」は、空の色で
右上の大きな「びゅ」は、ふちの中を好きな色でぬってみよう。
空を飛ぶ紙ひこうきに合わせて、水色や青にすると、さわやかな字になるよ。
「び」と「ゅ」、てんてんで色を変えると、字のしくみがよくわかるね。
紙ひこうきは、折り紙の色で
紙ひこうきは、好きな色の折り紙で作ったつもりで、赤や黄色、ピンクなどでぬってみよう。
つばさの上がわと下がわで色のこさを変えると、折り目がくっきりして、形がよくわかるよ。
たとえば、上がわを黄色、かげになる下がわをオレンジにするんだ。
つばさにしまもようや星のもようを描きこんで、自分だけの紙ひこうきにするのもいいね。
風の線と空
うしろの風の線は、水色やうすい灰色で、線にそってすっとなぞろう。
まわりをうすい水色でぬって空にすると、紙ひこうきが空を飛んでいるように見えるよ。
白い雲をのこしておくと、もっと気持ちのいい空になるね。
なぞり書きは、えんぴつで
右下のますには、うすい灰色の「びゅ」が4組ならんでいるよ。
えんぴつを正しく持って、灰色の線の上を、はみ出さないようにゆっくりなぞってみてね。
ますの中のたてと横の中心線を目じるしにすると、字の大きさや場所がわかりやすいよ。
てんてんは右上、小さい「ゅ」はますの左下と、場所に気をつけてね。
1組なぞるごとに、声に出して「びゅ」と読んでみよう。
4組ぜんぶなぞれたら、ますの外にも自分で書いてみてね。
ひらがな「びゅ」の豆知識
紙ひこうきが飛ぶわけ
紙ひこうきが空を飛べるのは、つばさに当たる空気が、紙ひこうきを下から持ち上げる力を生むからだよ。
本物の飛行機も、同じように、つばさで空気の力を使って飛んでいるんだ。
よく飛ぶ紙ひこうきのコツ
紙ひこうきは、左右のつばさが同じ形になるように、ていねいに折るのが大切だよ。
折り目は、指でしっかりおさえて、ぴしっとつけよう。
投げるときは、力いっぱいより、前へまっすぐ、そっと送り出すように投げると、よく飛ぶことが多いんだ。
いろいろな形の紙ひこうき
紙ひこうきには、先がとがったやりのような形や、つばさの広いグライダーのような形など、いろいろな折り方があるよ。
とがった形は速くまっすぐ、つばさの広い形は、ゆっくり長く飛びやすいんだ。
いろいろな形を作って、くらべてみてね。
飛ばすときのやくそく
紙ひこうきは、人の顔に向けて飛ばさないようにしようね。
先がとがっているので、目に当たるとあぶないんだ。
広い場所で、まわりに人がいないのをたしかめてから飛ばしてね。
-
「びゅ」のなぞり書き(びゅーん)
-