ツキノワグマの塗り絵
ツキノワグマの特徴
日本の森にすむクマ
ツキノワグマは、本州と四国の山や森にすんでいるクマだよ。
体の長さは120〜180センチほどで、体じゅうが黒い毛でおおわれているんだ。
おとなのオスの体重は、50〜120キロほどになるよ。
九州にもむかしはいたけれど、今はいなくなってしまったと考えられているんだ。
名前は、胸の「月の輪」から
ツキノワグマのむねには、白い三日月の形のもようがあるよ。
この月のようなもようから、「月の輪グマ」という名前がついたんだ。
もようの形は、V字に近いものや、太いもの、細いものなど、1頭ずつ少しずつちがうよ。
1枚目の塗り絵で、むねのもようをさがしてみてね。
木登りが得意
ツキノワグマは、木登りがとても上手だよ。
するどいつめを木のみきに引っかけて、高いところまでするすると登るんだ。
2枚目の塗り絵は、木のみきにつかまって、こちらを見ているすがただよ。
木の上で、枝を折りながら実を食べると、折れた枝が鳥の巣のように積み重なることがあって、これを「クマだな」とよぶんだ。
何でも食べる
ツキノワグマは、草や木の芽、木の実、虫など、いろいろなものを食べる雑食の動物だよ。
とくに秋には、どんぐりをたくさん食べて、冬にそなえて体に脂肪をためるんだ。
アリのなかまを食べることもあるよ。
冬は、あなの中でねむる
冬になると、ツキノワグマは木のあなや岩のすきまで、冬ごもりをするよ。
その間、ほとんど何も食べずに、春まですごすんだ。
お母さんグマは、冬ごもりの間に、小さな赤ちゃんを産むよ。
鼻とにおいがするどい
ツキノワグマは、目よりも鼻がとてもよくきくよ。
遠くの食べもののにおいも、かぎつけることができるんだ。
耳も、小さな音をよく聞きとるよ。
1枚目の塗り絵で、丸い耳と、長めの鼻先を見てみてね。
1頭でくらす
ツキノワグマは、ふだんは1頭ずつはなれてくらしているよ。
お母さんと子どもは、1年半ほどいっしょにすごして、子どもはそのあとひとり立ちするんだ。
広い森の中を歩きまわって、食べものをさがしているよ。
ツキノワグマの色を塗るコツ
黒い毛は、こいグレーで
ツキノワグマは黒いクマだよ。
まっ黒にぬりつぶすと、顔や毛の線が見えなくなってしまうね。
こいグレーやこげ茶でぬって、毛のふちを少しこくすると、ふわふわに見えるよ。
胸の月の輪は、白く残そう
むねの三日月のもようは、ぬらずに白のまま残すか、うすいクリーム色でぬろう。
まわりを黒っぽくぬると、月の輪がくっきり目立つよ。
顔と鼻先
鼻先は、体より少し明るい茶色やこげ茶だよ。
目はこい茶色でぬって、白い光を少し残すと、やさしい顔になるね。
口の中はうすいピンクにしてみよう。
木と岩と草
2枚目の木のみきはうすい茶色やグレー、うしろの岩はうすいグレーでぬろう。
1枚目の足もとの草はみどりでぬると、森のクマらしくなるよ。
秋の森にしたいなら、まわりにどんぐりをかきたしてもいいね。
毛の流れを、線にそって
クマの毛は、体のまるみにそって生えているよ。
背中から脚へ、毛の線の向きにそって色えんぴつを動かすと、本物らしくなるね。
ふちのぎざぎざは、少しこい色でなぞると、毛のふわふわ感が出るよ。
つめも、ていねいに
2枚目の前足のつめはこいグレーや黒でぬろう。
つめの先を少し白く残すと、つやが出るよ。
木のみきをつかんでいる手を、じっくりぬってみてね。
ツキノワグマの豆知識
クマに会わないために
山や森に行くときは、クマよけのすずを鳴らしたり、話をしながら歩いたりするよ。
クマは、人の音が聞こえると、自分からはなれていくことが多いんだ。
もし見かけたら、さわいだり走ったりせず、ゆっくりはなれよう。
赤ちゃんはとても小さい
冬ごもりの間に生まれる赤ちゃんは、手のひらにのるくらいの小ささだよ。
お母さんのおっぱいを飲んで、春までに大きくなり、いっしょにあなから出てくるんだ。
赤っぽいツキノワグマもいる
ツキノワグマはふつう黒いけれど、なかには赤茶色の毛のものもいるよ。
同じ種類でも、毛の色がちがうことがあるんだね。
走るのも速い
ツキノワグマは、のっそりしているように見えるけれど、走るのがとても速いよ。
人よりずっと速く走れるんだ。
だから、出会ってしまっても、走ってにげてはいけないよ。
木の実がたくさんの年、少ない年
どんぐりがたくさんなる年と、少ない年があるよ。
少ない年は、食べものをさがして、人の住むところの近くまで出てくることがあるんだ。
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ツキノワグマ
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木につかまるツキノワグマ
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