マンジュウイシモチの塗り絵
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マンジュウイシモチの特徴
口の中で 子どもを 守る 魚!
マンジュウイシモチは、丸くて可愛らしい姿をした熱帯魚です。最大の秘密は、卵を産んだあと、オスが自分の口の中に卵を入れて、かえすまで大切に守り育てることです。この行動を「マウスブリーディング」と呼びます。体が丸っこくて、おまんじゅうのような形をしていることから、この名前がつきました。
体の 模様は どんな感じ?
マンジュウイシモチは、シンプルで可愛らしい模様をしています。
- 体全体:主に白やうすいピンク色の、明るい色をしています。
- 斑点:体には、黒やこげ茶色の丸い斑点が、まばらに入っています。この斑点の数や大きさは、魚によって少しずつ違います。
- 目:目が大きく、頭の先に黒い模様が入っていることもあります。
- ヒレ:ヒレは透明で、ゆったりと泳ぐ姿が可愛らしいです。
どこに 住んでいるの?
マンジュウイシモチは、温かいインド洋から太平洋にかけてのサンゴ礁に住んでいます。
- とくに、日本(沖縄)、フィリピン、インドネシア、オーストラリアなど、サンゴ礁が豊かな場所で見つけることができます。
- サンゴや岩のすきまの、あまり深くないところに、小さな群れでゆらゆらと浮かんでいます。
どんなものを 食べるの?
マンジュウイシモチは、主に水の中をただよう小さな生き物(プランクトンなど)を食べます。
- 泳ぎながら、流れてくるエサをゆっくりと食べます。
一生は どのくらい?
マンジュウイシモチの寿命は、自然の海の中では、だいたい2年から5年くらい生きると言われています。
マンジュウイシモチの色を塗るコツ
色の選び方:ふんわりと 丸い 感じを 表現しよう!
マンジュウイシモチの魅力は、丸くてやさしい色と、黒い斑点の組み合わせです。
- 体全体:うすいピンク色やクリーム色、白をメインに、ふんわりと塗ってみましょう。透明感が出るように、力を入れずに塗るのがポイントです。
- 斑点:体に入っている黒やこげ茶色の斑点を、ポツポツと丸く塗ってみましょう。斑点が多いと目立って、少ないと可愛らしく見えます。
- 目の部分:黒色で目を塗って、目の中に**白い光(ハイライト)**を少し残すと、生き生きして見えるよ。
立体感を出す 塗り方:「光」と「かげ」を意識しよう!
マンジュウイシモチの体は、丸くて厚みがあります。これを表現するために、「光」と「かげ」を考えてみよう。
- かげになる場所:体の下側や、ヒレの付け根など、へこんでいる部分に、メインの色よりごくうすい灰色やピンクを塗ると、体が立体的になるよ。
- 光が当たる場所:背中の丸い部分に、明るい色を残しておくと、水中で光っているように見えるよ。
ぬりえを 楽しむための ヒント!
- 自由に表現しよう!
- 本物の色にこだわらず、きみの「こんなマンジュウイシモチがいたらいいな!」と思う色に塗っていいんだよ。たとえば、カラフルな斑点や、七色に輝く体も楽しいね!
- 背景を描き加えてみよう!
- マンジュウイシモチが泳いでいるのは、どんな場所かな? サンゴやイソギンチャク、小さな泡を描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!
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マンジュウイシモチ