トリバネアゲハの塗り絵
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トリバネアゲハの特徴
世界で 一番 大きな チョウ!
トリバネアゲハは、世界で最も大きなチョウとして知られています。その名前の通り、羽の形が鳥の翼に似ていて、優雅に空を舞う姿はとても美しいです。羽の光沢や色合いも種類によって異なり、コレクションの対象としても非常に人気があります。
トリバネアゲハの英語名は Birdwing butterfly です。この名前は、その大きな羽の形や、鳥のように優雅に飛ぶ姿から名付けられました。また、「トリバネアゲハ」という和名も、同じく鳥の羽(トリバネ)のような形をしたアゲハチョウであることに由来しています。
どこに 住んでいるの?
トリバネアゲハは、東南アジアからオーストラリア、パプアニューギニアにかけての熱帯のジャングルに主に生息しています。
- 生息地:インドネシア(特にモルッカ諸島やスラウェシ島)、パプアニューギニア、ソロモン諸島、オーストラリアの一部など、熱帯の島々が主な生息地です。
- 日本には自然には生息していませんが、小笠原諸島や南西諸島の環境と似たような熱帯の森を好みます。
体の 模様は どんな感じ?
トリバネアゲハには多くの種類があり、色や模様は多様ですが、共通する特徴があります。
- 形:前羽は長く、後羽は短く丸みがあり、全体として鳥の翼のような形をしています。
- オス:黒い羽に、鮮やかな緑、黄色、青といったメタリックな輝きを持つ模様が入ることが多いです。この模様は、光の当たり方で色が変わって見えます。
- メス:オスよりも羽が一回り大きく、色は茶色や黒色がベースで、白やクリーム色の模様が入ります。派手さはありませんが、とても堂々とした大きさです。
- 大きさ:羽を広げた大きさ(開張)は、20センチメートル以上になる種類もあります。
どんなものを 食べるの?
トリバネアゲハは、成長の段階で食べるものが変わります。
- 幼虫:主にウマノスズクサ科という特定の植物の葉っぱを食べます。この植物が、生息地を決める大切な要素になります。
- 成虫:花の蜜を吸って栄養にします。大きな体に見合った、たくさんの蜜を吸います。
一生は どのくらい?
トリバネアゲハは、成虫として生きる期間は数週間から1ヶ月程度です。しかし、たまごから成虫になるまでの期間を含めると、数ヶ月かかります。
トリバネアゲハの色を塗るコツ
色の選び方:豪華で 鮮やかな 輝きを 表現しよう!
トリバネアゲハのぬりえは、メタリックな輝きを出すのがポイントです。
- オスの輝き:黒をベースに、鮮やかな緑や青、黄色を塗り重ねてみましょう。光沢感を出すために、中心を明るい色で塗ったり、黒の線をハッキリと描くと、宝石のように輝いて見えるよ。
- メスの模様:茶色や黒をベースに、白やクリーム色の大きな模様を塗りましょう。オスとは違った、落ち着いた迫力を表現できます。
塗り方の ヒント:大きな 羽に 立体感を 出そう!
- グラデーション:羽の広い面を塗るときは、色の濃い部分と薄い部分を作ってグラデーションにすると、羽が立体的に見えます。
- メタリック感の出し方:濃い色の上に、光沢のある色(金色や銀色)のペンや色鉛筆を少し使うと、より本物らしい輝きが出ます。
ぬりえを 楽しむための ヒント!
- 自由に表現しよう!
- 本物の色にこだわらず、きみの「こんなトリバネアゲハがいたらいいな!」と思う色に塗っていいんだよ。七色の羽や、ピンクと水色の組み合わせも楽しいね!
- 背景を描き加えてみよう!
- トリバネアゲハが飛んでいるのは、どんな場所かな? 熱帯の大きな花やジャングルの深い緑を描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!
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トリバネアゲハ