アンコウの塗り絵

難易度:

アンコウの特徴(とくちょう)

深(ふか)い 海(うみ)の ユニークな 姿(すがた)の 魚(さかな)

アンコウは、深海(しんかい)や海底(かいてい)に住(す)んでいる魚(さかな)だよ。体(からだ)が平(ひら)たくてグロテスクな見(み)た目(め)をしているけれど、冬(ふゆ)の美味(おい)しい鍋(なべ)料理(りょうり)として、日本人(にほんじん)に愛(あい)されている魚(さかな)なんだ。

名前(なまえ)と 英語名(えいごめい)の 由来(ゆらい)

アンコウの名前(なまえ)は、その変(か)わった姿(すがた)や獲物(えもの)の捕(つか)まえ方(かた)に由来(ゆらい)しているよ。

  • 名前(なまえ)の由来(ゆらい):和名(わめい)の「アンコウ」は、そのブヨブヨしてぶかっこうな姿(すがた)から、「あんこう(あなこう)」という、穴(あな)に住(す)む魚(さかな)を表(あらわ)す言葉(ことば)に由来(ゆらい)しているという説(せつ)があるよ。

  • 英語名(えいごめい):英語(えいご)では「Anglerfish」や「Monkfish」などと呼(よ)ばれているよ。

  • 英語(えいご)の由来(ゆらい):

    1. Anglerfish:「Angler」は「釣(つ)り人(ひと)」という意味(いみ)だよ。アンコウは、頭(あたま)の上(うえ)に持(も)っている釣(つ)り竿のような突起(とっき)を使(つか)って獲物(えもの)をおびき寄(よ)せることから、この名前(なまえ)が付(つ)けられたんだ。

    2. Monkfish:「Monk」は「修道僧(しゅうどうそう)」という意味(いみ)だよ。アンコウの頭(あたま)や体(からだ)が、修道僧(しゅうどうそう)が着(き)るローブ(上着(うわぎ))に似(に)ていることから、この名前(なまえ)が付いたと言(い)われているよ。

どんな 性質(せいしつ)と 生態(せいたい)?

アンコウは、海底(かいてい)で待(ま)ち伏(ぶ)せをして獲物(えもの)を捕(つか)まえる、ユニークな習性(しゅうせい)を持(も)っているよ。

  • 体(からだ)の特徴(とくちょう):

    • 平(ひら)たい体(からだ):普段(ふだん)は海底(かいてい)の砂(すな)や泥(どろ)の中(なか)に潜(もぐ)って隠(かく)れているため、体(からだ)が上(うえ)から見て平(ひら)たい形(かたち)をしているよ。

    • 大(おお)きな口(くち)と鋭(するど)い歯(は):口(くち)が頭(あたま)と同(おな)じくらい大(おお)きく、内側(うちがわ)には鋭(するど)い歯(は)がたくさん並(なら)んでいて、大(おお)きな獲物(えもの)でも丸呑(まるの)みできるんだ。

  • エスカ:頭(あたま)の上(うえ)の釣(つ)り竿のような突起(とっき)の先端(せんたん)には、「エスカ(誘引突起(ゆういんとっき))」というフサフサした部分(ぶぶん)がついているよ。アンコウはこれを揺(ゆ)らして、獲物(えもの)(魚(さかな)など)をおびき寄(よ)せるんだ。

観察(かんさつ)できる 時期(じき)と 生息場所(せいそくばしょ)

  • 生息場所(せいそくばしょ):主(おも)に太平洋(たいへいよう)や大西洋(たいせいよう)の、水深(すいしん)の深(ふか)い海底(かいてい)に住(す)んでいるよ。日本(にほん)では、冬(ふゆ)の寒(さむ)い時期(じき)に漁獲(ぎょかく)されることが多(おお)いね。

  • 旬(しゅん):身(み)が締(し)まって美味(おい)しくなる冬(ふゆ)が旬(しゅん)だよ。

アンコウの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

色(いろ)の選(えら)び方(かた):深海(しんかい)と 砂(すな)に 馴染(なじ)む 濃(こ)い色(いろ)を使(つか)おう!

アンコウのぬりえは、海底(かいてい)の泥(どろ)や岩場(いわば)に馴染(なじ)むように、濃(こ)い色(いろ)をベースに、体(からだ)のブツブツした質感(しつかん)を表現(ひょうげん)しよう。

  • 基本(きほん)の色(いろ):濃(こ)い茶色(ちゃいろ)、黒(くろ)に近(ちか)い茶色(ちゃいろ)、灰色(はいいろ)、薄(うす)いピンク(おなか)を中心(ちゅうしん)に選(えら)ぼう。

モチーフごとの色(いろ):

  • 体(からだ)の色(いろ):体(からだ)全体(ぜんたい)は、濃(こ)い茶色(ちゃいろ)や暗(くら)い灰色(はいいろ)をベースに塗(ぬ)ろう。一色(いっしょく)でムラなく塗(ぬ)るのではなく、濃淡(のうたん)をつけると、海底(かいてい)のゴツゴツした岩(いわ)のような質感(しつかん)が出(で)るよ。

  • おなか:おなか側(がわ)は、薄(うす)いピンク色(いろ)やクリーム色(いろ)にすると、深海(しんかい)の魚(さかな)らしい雰囲気(ふんいき)が出(で)るよ。

  • 釣(つ)り竿:釣(つ)り竿(エスカ)のフサフサした先端(せんたん)は、獲物(えもの)をおびき寄(よ)せるために、白(しろ)や薄(うす)い黄色(きいろ)で光(ひか)っているように塗(ぬ)ると面白(おもし)いね。

  • 口(くち)の中(なか):鋭(するど)い歯(は)は白(しろ)、口(くち)の中(なか)は濃(こ)い灰色(はいいろ)や黒(くろ)で塗(ぬ)ると、大(おお)きな口(くち)の迫力(はくりょく)が増(ま)すよ。

立体感(りったいかん)を出(だ)す塗(ぬ)り方(かた):体(からだ)の 平(ひら)たさと ぶつぶつ感を 表現(ひょうげん)!

平(ひら)たい体(からだ)と、ブツブツした皮膚(ひふ)の質感(しつかん)を表現(ひょうげん)するために、「かげとひかり**を意識(いしき)しよう。 かげになる場所(ばしょ):

  • 大(おお)きな口(くち)の中(なか)、体(からだ)の下側(したがわ)、ヒレの付(つ)け根(ね)など、光(ひかり)が当(あ)たらない部分(ぶぶん)に、メインの色(いろ)よりも濃(こ)い色(いろ)(黒(くろ)や濃(こ)い茶色(ちゃいろ))で「かげ」をつけて、体(からだ)の平(ひら)たさと重厚感(じゅうこうかん)を出そう。

ひかりが当(あ)たる場所(ばしょ):

  • 体(からだ)の表面のブツブツの一つ一つや、目(め)の上(うえ)など、光(ひかり)が当(あ)たる部分(ぶぶん)を明(あか)るい色(いろ)や白(しろ)い点(てん)で塗(ぬ)ると、皮膚(ひふ)の質感(しつかん)が際立(きわだ)つよ。

質感(しつかん)を 出そう!

色鉛筆(いろえんぴつ):体(からだ)全体(ぜんたい)を、短(みじか)い線(せん)や点々を重(かさ)ねるように塗(ぬ)ると、ブツブツした独特(どくとく)の皮膚(ひふ)の質感(しつかん)が表現(ひょうげん)できるよ。 塗(ぬ)り方(かた):濃(こ)い色(いろ)を塗った後(あと)、上(うえ)から薄(うす)い茶色(ちゃいろ)を軽(かる)く重(かさ)ねて塗(ぬ)ると、海底(かいてい)の泥(どろ)に馴染んだような色合(いろあ)いになるよ。

ぬりえを 楽(たの)しむための ヒント!

  • 冬(ふゆ)の 味覚(みかく)!

    • 冬(ふゆ)の寒(さむ)い時期(じき)に、鍋(なべ)の具材(ぐざい)として食(た)べられる美味(おい)しそうなアンコウを想像(そうぞう)しながら、力強(ちからづよ)く塗(ぬ)ってみよう!

アンコウの豆知識(まめちしき)

普通(ふつう)のアンコウも「釣(つ)り」をする!

アンコウといえば、頭(あたま)の提灯(ちょうちん)(ちょうちん)を光(ひか)らせるイメージがあるかもしれないね。でも、普通(ふつう)のアンコウ(キアンコウなど)は光(ひか)らないんだ。そのかわり、頭(あたま)についた棒(ぼう)の先(さき)の「ひらひら」を、まるで生(い)きたエサのように動(うご)かして、魚(さかな)をおびき寄せてパクッと食(た)べるんだよ。

砂(すな)にかくれる「かくれんぼ名人(めいじん)」

アンコウの体(からだ)は、上(うえ)から押(お)しつぶされたように平(ひら)べったい形(かたち)をしているよ。海底(かいてい)の砂(すな)と同(おな)じ色(いろ)をしているから、砂(すな)をかぶってジッとしていると、どこにいるのか全然(ぜんぜん)わからないんだ。近(ちか)づいてきた魚(さかな)を、隠(かく)れたまま狙(ねら)っているんだね。

鋭(するど)い歯(は)は一度(いちど)噛(か)んだら逃(に)がさない

大(おお)きな口(くち)の中(なか)には、鋭(するど)い歯(は)がたくさん並んでいるよ。しかも、この歯(は)はすべて口(くち)の奥(おく)の方に向(む)かって生(は)えているんだ。だから、一度(いちど)噛(か)みつかれた魚(さかな)は、逃げようとしても歯(は)が刺(さ)さって絶対(ぜったい)に逃げられないようになっているんだよ。

骨(ほね)以外(いがい)は全部(ぜんぶ)食(た)べられる!?

アンコウは見(み)た目(め)がちょっと怖(こわ)いけれど、実(じつ)はとっても美味(おい)しい魚(さかな)なんだ。皮(かわ)やヒレ、内臓(ないぞう)など、骨(ほね)と歯(は)以外(いがい)のすべての部分(ぶぶん)を食(た)べることができると言(い)われているよ。これを「アンコウの七つ道具」と呼(よ)んで、お鍋(なべ)にすると最高(さいこう)なんだ。