タチウオ(太刀魚)の塗り絵
タチウオ(太刀魚)の特徴
刀のような銀色の魚
タチウオは、体が平たく細長い、銀色にかがやく魚だよ。
長さは1メートルほどになるものも多く、大きなものは1メートル50センチ近くにもなるんだ。
漢字では「太刀魚」と書くよ。太刀は、むかしのさむらいが使った長い刀のこと。
ぴかぴか光る平たい体が、ぬいた刀の刃のように見えるね。
尾びれがない!
ふつうの魚には、体のうしろに尾びれがあるよね。
でもタチウオには、尾びれがないんだ。体はうしろへいくほど細くなって、最後は糸のように細くとがって終わるよ。
おなかの腹びれもなくて、そのかわりに、頭のうしろからしっぽの近くまで、長い背びれが1本つづいているんだ。
1枚目の塗り絵で、背びれがどこからどこまであるか、指でなぞってみてね。
大きな目と、するどい歯
タチウオの頭を見ると、大きな目と、きばのようなするどい歯があるよ。
大きな目は、暗い海の中でもえものを見つけるのに役立つんだ。
するどい歯で、小さな魚やイカ、エビをつかまえて食べるよ。
下あごが上あごより前に出ているのも、タチウオの特ちょうだね。
2枚の塗り絵
1枚目は、写真をもとに、タチウオ1ぴきを真横から描いた絵だよ。長い背びれと、糸のようなしっぽの先がよくわかるね。
2枚目は、月がかがやく夜の海で、タチウオの群れが頭を上にして立ち泳ぎをしている場面なんだ。
背びれを波のようにゆらしながら、水の中にじっと立っているよ。
同じ秋においしい魚の塗り絵には、サンマを焼いた秋刀魚の塩焼きもあるよ。
なぜ立って泳ぐの?
タチウオは、頭を上に向けて、体をまっすぐ立てたまま、水の中にじっと浮かんでいることがあるよ。
このとき、長い背びれを波のように細かくゆらして、その場にとどまっているんだ。
上を泳ぐ小さな魚を、下から大きな目で見つけて、すばやくおそいかかるためだと考えられているよ。
銀色の細い体を立てていると、えものからは見つけにくくなるとも言われているんだ。
食卓のタチウオ
タチウオは、白身でやわらかく、くせのない味の魚だよ。
塩焼きやムニエル、新しいものはおさしみでも食べられるんだ。
夏から秋にかけて、脂がのっておいしくなるよ。
タチウオ(太刀魚)の色を塗るコツ
体は、銀色と白で
タチウオの体は、銀色でぬろう。
銀色がなければ、うすい灰色やうすい水色をぬって、ところどころを白く残すと、ぴかぴか光る体になるよ。
背中のほうを少しこく、おなかのほうをうすくすると、平たい体が立体的に見えるんだ。
背びれは、うすい色で
長い背びれは、うすい黄色やうすい灰色でぬってみよう。
すけるような、うすい色にするのがコツだよ。
ひれの筋にそって色えんぴつを動かすと、本物のひれのような手ざわりが出るんだ。
目は大きく、くっきり
大きな目は、黒目のまわりをこい灰色や金色にして、光っている所を白く残そう。
歯は白いまま残すと、するどさが目立つよ。
2枚目は、夜の海の色で
2枚目の海は、こい青やあい色でぬって、夜の海にしよう。
月はうすい黄色、月の光の筋は白いまま残すか、うすい黄色をのせると、きれいに光って見えるよ。
タチウオの体を白っぽい銀色にすると、暗い海の中でかがやいて見えるんだ。
群れは、遠くほどうすく
2枚目の手前の大きなタチウオは、銀色のふちを灰色でくっきりぬろう。
奥の小さなタチウオは、まわりの海の色を少しまぜて、青っぽい灰色にすると、遠くにいるように見えるよ。
泡は白いまま残すと、夜の海の中でぽつぽつ光って見えるんだ。
タチウオ(太刀魚)の豆知識
名前のはじまりは2つの説
タチウオという名前には、2つの説があるよ。
1つは、体が太刀に似ているから「太刀魚」になったという説。
もう1つは、頭を上にして立って泳ぐから「立ち魚」になったという説なんだ。
どちらも、タチウオの特ちょうをよく表しているね。
うろこがない
タチウオの体には、うろこがないよ。
銀色に光っているのは、体の表面をおおう、銀色の粉のようなもののおかげなんだ。
むかしは、この銀色の粉を、にせものの真珠をつくる材料に使っていたこともあるよ。
大きさは「指何本」
タチウオを釣る人は、大きさを長さではなく、体のはばが指何本ぶんあるかで表すことがあるよ。
「指3本」「指4本」と言って、はばが広いほど大物なんだ。
とても大きなタチウオは、ドラゴンとよばれることもあるよ。
夜になると浅い所へ
タチウオは、昼は深い海にいて、夕方から夜になると、えさを追って浅い所まで上がってくるよ。
そのため、タチウオ釣りは夕方や夜に行われることが多いんだ。
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タチウオ(横から)
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立ち泳ぎするタチウオの群れ
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