チョウチョウウオの塗り絵

難易度:
~

チョウチョウウオの特徴(とくちょう)

ちょうのように、ひらひら泳(およ)ぐ魚(さかな)

チョウチョウウオは、あたたかい海(うみ)の岩場(いわば)やサンゴ礁(しょう)にすむ魚(さかな)だよ。
平(ひら)たい体(たい)で、ひらひらと泳(およ)ぐすがたが、花(はな)のあいだをとぶちょうのように見(み)えることから、この名前(なまえ)がついたんだ。
チョウチョウウオのなかまは世界(せかい)の海(うみ)にたくさんいて、日本(にっぽん)の海(うみ)でも何十種類(なんじゅうしゅるい)も見られるよ。
この塗(ぬ)り絵(え)の「チョウチョウウオ」は、そのなかまの代表(だいひょう)で、日本(にっぽん)の南(みなみ)の海(うみ)や伊豆(いず)、小笠原(おがさわら)などでくらしているんだ。
大(おお)きさは20センチメートルくらいだよ。

目(め)をかくす、黒(くろ)い帯(おび)

1枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)は、チョウチョウウオを横(よこ)から見たところだよ。
体(たい)は、黄色(きいろ)に細(ほそ)いしまもようがたくさんならんでいるね。
そして、目(め)のところをたてに通(とお)る黒(くろ)い帯(おび)があるよ。
黒(くろ)い帯(おび)のすぐうしろには、白(しろ)い帯(おび)がならんでいるんだ。
目(め)が黒(くろ)い帯(おび)にかくれるので、敵(てき)からはどこが頭(あたま)なのかわかりにくいと言(い)われているよ。
背(せ)びれとしりびれは体(たい)のふちにそって大(おお)きく広(ひろ)がっていて、体(たい)ぜんたいがまるい形(かたち)に見(み)えるね。

2ひきならんで泳(およ)ぐ

2枚目(まいめ)は、サンゴ礁(しょう)の上(うえ)を、チョウチョウウオが2ひきならんで泳いでいるところだよ。
上(うえ)からは、水面(すいめん)を通して光(ひかり)の筋(すじ)がさしこんでいるね。
チョウチョウウオのなかまは、2ひきでペアになっていっしょに泳(およ)ぐすがたがよく見られるんだ。
下(した)には、えだのような形(かたち)のサンゴや、テーブルのように平(たい)らなサンゴが広(ひろ)がっているよ。
平(ひら)たい体(たい)は、サンゴのすき間や岩(いわ)のあいだにすっと入(はい)りこむのにぴったりなんだ。
敵(てき)が来(く)ると、サンゴのすき間にかくれて身(み)をまもるよ。

にぎやかなサンゴ礁(しょう)

3枚目(まいめ)は、たくさんの生(い)き物(もの)がいるにぎやかなサンゴ礁(しょう)だよ。
手前(てまえ)に大(おお)きなチョウチョウウオが2ひき、奥(おく)にも小(ちい)さめのチョウチョウウオが泳いでいるね。
まわりには、いろいろな形(かたち)のサンゴや海(かい)そう、ヒトデ、貝(かい)、小(ちい)さな魚(さかな)の群(む)れがいるよ。
チョウチョウウオは、小(ちい)さな口(くち)を岩(いわ)やサンゴのすき間にさしこんで、ゴカイなどの小(ちい)さな生(い)き物(もの)や、サンゴのポリプを食(た)べるんだ。

チョウチョウウオの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

あざやかな黄色(きいろ)で、元気(げんき)な魚(さかな)に

体(たい)は、あざやかな黄色(きいろ)でぬろう。
背中(せなか)のほうに、オレンジや黄土色(おうどいろ)を少(すこ)しかさねると、体(たい)に立体感(りったいかん)が出(で)るよ。
細(ほそ)いしまもようは、黄色(きいろ)の上(うえ)に、うすい茶色(ちゃいろ)やオレンジで線(せん)をなぞるようにぬるといいね。
しまを全部(ぜんぶ)こくすると重(おも)たくなるので、細く、うすくがコツなんだ。

黒(くろ)い帯(おび)と白(しろ)い帯(おび)をくっきり

目(め)を通(とお)る帯(おび)は、黒(くろ)やこい灰色(はいいろ)でしっかりぬろう。
目(め)の中(なか)には、白(しろ)い光(ひかり)を小(ちい)さく残(のこ)してね。
すぐうしろの白(しろ)い帯(おび)は、ぬらずに紙(かみ)の白(しろ)を残(のこ)すよ。
黄色(きいろ)・黒(くろ)・白(しろ)がくっきり分(わ)かれると、チョウチョウウオらしい顔(かお)になるんだ。
背(せ)びれのふちの黒(くろ)い帯(おび)も、同(おな)じ黒(くろ)でぬってそろえよう。
尾(お)びれと胸(むな)びれは、うすい黄色(きいろ)やクリーム色(いろ)にして、体(たい)より明(あか)るくすると、ひらひらしたひれらしくなるね。

サンゴと海(うみ)の色(いろ)

チョウチョウウオが黄色(きいろ)なので、まわりのサンゴはピンク、むらさき、水色(みずいろ)などにすると、黄色(きいろ)がよく目立(めだ)つよ。
2枚目(まいめ)の光(ひかり)の筋(すじ)は、白(しろ)く残(のこ)して、そのあいだの水(みず)を水色(みずいろ)でぬると、光(ひかり)がさしこんでいるように見(み)えるね。
同(おな)じサンゴ礁(しょう)の魚(さかな)のツノダシ、ナンヨウハギの塗(ぬ)り絵(え)もあるので、ならべてサンゴ礁(しょう)の図(ず)かんをつくってみよう。
3枚目(まいめ)の小(ちい)さな魚(さかな)の群(む)れは、青(あお)や水色(みずいろ)、オレンジなど、1ぴきずつちがう色(いろ)にしてもにぎやかで楽(たの)しいよ。

チョウチョウウオの豆知識(まめちしき)

黒(くろ)い帯(おび)は、目(め)かくしのため

チョウチョウウオのなかまには、目(め)を黒(くろ)い帯(おび)でかくしているものがとても多(おお)いよ。
敵(てき)に目(め)の位置(いち)をわかりにくくして、頭(あたま)をねらわれないようにしているんだと考(かんが)えられているんだ。
なかには、体(たい)のうしろのほうに目玉(めだま)のような丸(まる)いもようをもつなかまもいるよ。
本物(ほんもの)の目(め)をかくして、にせものの目(め)を見せるなんて、かしこい作戦(さくせん)だね。

口(くち)が小(ちい)さくて、とがっている

チョウチョウウオのなかまは、小(ちい)さくてとがった口(くち)をもっているよ。
この口(くち)で、岩(いわ)やサンゴのすき間にいる小(ちい)さな生(い)き物(もの)を、ピンセットのようにつまんで食(た)べるんだ。
なかには、口(くち)がとても長(なが)くのびたなかまもいるよ。

夏(なつ)から秋(あき)に、北(きた)の海(うみ)へ流(なが)されてくる

チョウチョウウオのなかまの子(こ)どもは、夏(なつ)から秋(あき)にかけて、あたたかい海流(かいりゅう)にのって本州(ほんしゅう)の海岸(かいがん)にもやってくるよ。
こうした魚(さかな)は「季節来遊魚(きせつらいゆうぎょ)」とよばれていて、磯(いそ)や堤防(ていぼう)のまわりで見つかることもあるんだ。
同(おな)じように南(みなみ)の海(うみ)からやってくるカゴカキダイも、しまもようがきれいな魚(さかな)だよ。