鏡開きの塗り絵
鏡開きの特徴
神様をお見送りして幸せを願う!鏡開き
鏡開きは、お正月の間に飾っていた「鏡餅」を下げて、みんなでおいしく食べる日本の伝統的な行事だよ。お正月には「年神様」という神様がみんなの家に来てくれると考えられていて、その神様が宿る場所が鏡餅なんだ。神様をお見送りしたあとに、そのお餅を食べることで、新しい一年の健康や幸せを願う大切な意味があるんだよ。
鏡餅の形と飾り
鏡餅がなぜあのような形をしているのか、そこにはいろいろな理由があるんだ。
- 丸い形:鏡餅の丸い形は、昔の鏡(銅鏡)に似せて作られているよ。昔の人は鏡を魂が宿る神聖なものと考えていたんだ。
- 二つ重なっている理由:大小二つの餅が重なっているのは、太陽と月、あるいは「円満に年を重ねる」という願いが込められているんだよ。
- 上に乗っている「橙」:一番上に乗っているミカンのような果物は「橙」というよ。「代々、家が栄えるように」という言葉遊びから、縁起の良いものとして飾られているんだ。
いつ、どうやって食べるの?
鏡開きは、一般的には1月11日に行われることが多いよ(地域によっては1月15日や20日のこともあるよ)。飾っていたお餅は乾燥して固くなっているから、お雑煮やお汁粉(しるこ)にして柔らかくして、家族みんなでたべるんだ。ひとかけらも残さず食べるのがルールなんだよ。神様が宿っていたお餅を食べることで、そのパワーを体に取り入れるという意味があるんだよ。
鏡餅の中に「真空パック」がある理由
最近の鏡餅は、プラスチックのケースの中に小さなお餅が入っていることが多いよね。これは、昔ながらのお餅だと飾っている間に乾燥してヒビが入ったり、飾っている場所が温かいとカビが生えたりしやすかったからなんだ。「神様が宿る間、きれいな状態を保つ」ための現代の工夫なんだよ。
鏡開きの色を塗るコツ
鏡餅のぬりえを塗るときは、お正月のめでたい雰囲気が出るように工夫してみよう!
- 餅の白さを出そう:餅は真っ白だけど、真っ白なままだと立体感が出ないよね。餅の重なり合っている部分や、下のほうに薄い水色やグレーで影を少し塗ってみると、ふっくらしたお餅に見えるよ。金沢(石川県)では紅白の鏡餅だから、上は薄いピンク色、下は白色で塗り分けてみるのもいいね。
- 橙の色:一番上の橙は、明るいオレンジ色で塗ろう。葉っぱがついている場合は、濃い緑色にするとアクセントになってかっこいいよ。
- 飾り台(三方):お餅が乗っている台(三方といいます)は、木の温もりが出るように茶色や薄いベージュで塗るのがおすすめだよ。
- 背景の工夫:背景に金色の折り紙を貼ったり、黄色でキラキラした模様を描いたりすると、神様をお祝いする豪華な感じが出るよ。
おいしそうに見せるテクニック
お餅を食べているシーンを塗るなら、お餅が伸びている様子を描き足してみるのも面白いね!
- お汁粉の色:お汁粉のぬりえなら、あんこの色をこげ茶色や赤紫色で塗ってみよう。湯気を白いクレヨンで描くと、温かそうな感じが伝わるよ。
- お雑煮の具材:お雑煮なら、ほうれん草の緑、かまぼこのピンク、鶏肉の薄茶色など、カラフルに塗るととっても美味しそうに見えるんだ。
鏡開きの豆知識
「切る」ではなく「開く」と言う理由
鏡餅を小さくするとき、包丁などの刃物を使ってはいけないとされているんだ。これは、武士の時代に「切る」という言葉が、お腹を切る「切腹」を連想させて縁起が悪いと考えられたからだよ。だから、包丁を使わずに木槌などで叩いて割るんだ。さらに「割る」という言葉も縁起が良くないので、末広がりで縁起の良い「開く」という言葉を使うようになったんだよ。ちなみに外の袋やプラスチック容器は切っても大丈夫だよ。
橙は数年も木に残り続ける
鏡餅の上に乗せる「橙」という果物は、実がなっても木から落ちにくく、新しい実ができても古い実がそのまま残っていることがあるんだ。数世代の実が同じ木にあることから、「代々続く」という意味で、子孫繁栄を願う飾りになったんだよ。
「歯固め」という健康祈願
昔は鏡開きのことを「歯固め」とも呼んでいたんだ。硬いお餅を食べることで歯を丈夫にし、一生おいしく物が食べられるように、そして長生きできるようにという願いが込められているんだよ。
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鏡開き(年少向け)
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鏡開き(シンプル)
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